Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

サンスイSP-LE8T 改造後の鳴らし込み20Hr経過

2023年03月29日 | ピュアオーディオ

SP-LE8Tを自宅2階に持ち込んで鳴らし始めています。鳴らし始めは「こじんまり」したサウンドでしたが、鳴らし込むにつけて「音の広がり」が出て来ました。低域の出具合も少し控えめで、物足りなさが残ります。前のLE8Tのサウンドに比べればまだ半分も出ていないと感じます。しかしこればかりは「活性化」しないと出てくれません。ひたすら「鳴らし込む」だけです。


20時間鳴らし込んでも「琴線に触れる質感」にはまだまだ程遠いです。こればかりは鳴らし込む時間だけが解決してくれます。

専用SPスタンドを作ろうと思っています。昨日ホームセンターで材料の下見をしてきました。その材料寸を元に形やサイズをあれこれと思考しています。持っている工具とも相談して、強度と音質を兼ね備えたSPスタンドを作りたいと思います。

自宅2階にLE8Tを2週間ぶりに復元

2023年03月28日 | ピュアオーディオ


自宅2階のLE8Tが居なくなったのが3月14日、27日に復元出来ました。まだ設置して繋いだばかりなので本来の鳴り方ではないと思います。


鳴らし始めましたが、まだボイスコイルまで活性化は出来ていないと思います。2~3週間かけて「鳴らし込み」を続けて行きます。本来は専用トレールを準備する処ですが、間に合わせで碁盤を置台にしています。SPのセッティングは非常に大事で、「専用トレール」を自作する様に考えています。

D208システムのポテンシャルを見直している

2023年03月27日 | ピュアオーディオ


D208システム+サトリミニプリ+パワーアンプの組み合わせは、10年以上前に考えていたものです。サトリのアンプの内部配線交換は12年以上前に完了して「眠らせていた」アンプです。D208システムも2016年には作成し、こちらも半ば眠らせていました。自宅2階にシステムを設置してから本格的に使いだしています。

当初は「低音が出ない・・・」と悩んでいましたが、鳴らし込むにつけて活性化してきた様で、今では不満の無い「低音」になって来ました。これは多分、サトリのアンプがこなれて来たからでしょう。こうなると特にLE8Tが必要な訳でもなくなります。ただJBLには①D130系 ②LE15系の2種のサウンドが有ります。この2つの系統を持っていたいと考えました。



メインシステムのオリンパスシステムは「LE15系」のサウンドです。自宅のメインシステムは「D130系」のサウンドです。どちらが良いか?は優劣よりも本人の好みの問題です。D208はD130系・LE8TはLE15系です。しばらくは比較試聴して遊べます。近日中にLE8Tも自宅2階で鳴らせる様になるでしょう。

自分用SP-LE8Tが完成しました

2023年03月26日 | ピュアオーディオ

SP端子への配線取り付けの一山が残っています。


100Wの半田こてを準備して、一発接着でした。



SP端子板を取り付けて、内部配線を取り出しLE8Tユニットを結線し、バッフル板に取り付け、改造工事完了です。ようやく完了しました。


「音出し確認」を済ませました。後ろに有るノーマルのサンスイSP-2005よりも「鮮明」なサウンドがします。SPの改造は終りましたが、まだSPスタンドや自宅への移動が残っています。

SP-LE8Tの改造もあと一息

2023年03月25日 | ピュアオーディオ

昨日、片ch分のSP端子取り付け用穴の拡大が終わっていました。本日残り片chの穴拡大も終わりました。作業時間は片ch1時間でした。合計2時間かかりました。


残るは、SP端子にケーブルを半田付けします。初めに端子側とケーブル先端部に「予備半田」をして置きます。一般には簡単に思われるでしょうが、私にとってはなかなか難しい部分です。60Wの半田こてではこの端子は大きすぎます。落ち着いてやらないと「天ぷら半田」になります。明日、じっくりと腰を据えて半田付けします。

SP-LE8Tの改造続き

2023年03月24日 | ピュアオーディオ

SP端子をフルテック製にする為に、プラスティック基板も一回り大きいサイズにしました。ただこのままでは「穴加工」しないと取り付けできません。ボール盤でサイズ拡大をしました。


基板に端子を取り付けた状態です。


今回の改造で1番の難工事がBOXへのSP端子取り付けです。道具が有れば簡単なのでしょうが、道具を持たないので「手作業」で取り付けできる様に「穴加工」をする事になります。


オリジナル状態。


ちょい拡大。


仕上がり状態。


SP端子板を置いて見ました。ガタ付きの無い様にしないといけません。少し余裕をもって取り付けできる様に穴の大きさを確保しています。


この作業をするのは、「やすり」とノギスのみ。ひたすらヤスリで削っていきます。1個完成させるのに1時間ほどかかります。片側は完了したので、もう片方のBOXの作業が残っています。汗びっしょりです。

SP-LE8Tの改造を少しづつ進めている

2023年03月23日 | ピュアオーディオ

SP-LE8Tの「自分用改造」を少しづつ進めている。


SP端子裏のモール線とSP端子の接続部の半田は、オリジナル品は「鉛半田」です。このままでは抵抗値が大きすぎて、音数が死んでしまいます。この部分の半田を「鉛レス銀入り半田」に交換してやります。たったこれだけで「電気が流れ始めた!!!」と感じるくらいの差が有ります。当然音数の増加や質感アップに繋がります。


現在、畳の部屋に白いプラスチック板を敷いて工事中です。


サンスイオリジナル基板では、+-の間隔が狭く、別の基板を用意してフルテックのSP端子を取り付けます。


そうなると、オリジナルの状態では当然入りません。


端子の間隔を広げてやる必要が有ります。ひと手間かかります。


左側がサンスイオリジナルのSP端子と配線です。右側が「自分用配線」(特殊な銀線)です。これは自分にとってはNo2グレードです。この内部配線でもオーバースペックかも知れません。D208システムもこの配線でやっています。

D208システム用SPケーブル作成

2023年03月22日 | ピュアオーディオ

先週、SPケーブル・スタンドごとLE8Tスピーカーを持って行かれたので、SPケーブルをWE16GA撚り線にしていました。このままではイマイチサウンドが冴えません。新たにシルバースターシリーズでSPケーブルを作り直しました。

現在「音出し確認中」です。やはり、シルバースターシリーズ(No3グレード)以上のケーブルでないと私の耳では「なまった」様に聴こえます。これで安心して鳴らせそうです。ちなみに、D208システムの箱内配線はNo2グレードになっています。本当はNo1グレードにするともっと良いサウンドになります。

暖かい雨の日が続く様なので、SP-LE8Tスピーカーにも手を入れ始めました。ユニットは外した痕跡がなく、50年間近くバッフルに張り付いていたようです。ネジをとってもびくとも動きません。こんな時は、「自重」で外すのが一番です。バッフル板を下に向けて自重の重みで自然に着脱させます。そうやって取り出したユニットに「音質対策」を完了しました。後1時間くらいでSP端子交換が終わる所まで来ました。内部配線は最後の1セット分ストックが有りました。(No2グレード) LE8T等の20㎝ユニットにはNo2グレードで十分と思います。No1グレードではオーバーグレードになると感じます。

JBLのLE8TとD208 20cmフルレンジSPの音の違い

2023年03月21日 | ピュアオーディオ


SP-LE8TとD208システム(フィリップスツイーターをプラス)の2つのシステムを同じアンプ・同じSPケーブルで比較試聴していました。どちらが高性能か?という点で行けば、D208の方でしょう。「雰囲気音」と云うか?音数が違います。音楽性が上ですね。LE8Tはスッキリして非常に音のバランスが良いです。




D208ユニット(8Ω仕様)は1950年製でJBLの前身の「ランシング」マークの時代のモノです。他にD216(16Ω仕様)も有ります。フレームは「鋳型」で作られています。Dの頭文字が有りますが、これはD130系の軽い振動板(コーン紙)を意味します。D130の20㎝版と捉えて良いでしょう。1950製ですので希少性が有ります。




LE8TはLE系(低域対策品)のユニットになります。LE15AやLE85等が有ります。非常にまとまりの良いサウンドが特徴で、これ1セットが有れば8畳くらいの部屋だったら十分と思います。但し「実寸大」のサウンドを求めてはなりません。LE8Tは数が多く出ていますので、かなり入手性は高いと言えます。

LE8Tはもう何セット目だろう?

2023年03月20日 | ピュアオーディオ

LE8Tの20㎝フルレンジユニットを使ったシステムは、20年以上前から使っていた。鳴らしているとお客さんが欲しがり、直ぐに持って行かれてしまう。実際に、SP端子と箱内配線を交換して、トレールに載せたサウンドは、「直打ち」の床の上で使うと38㎝クラスの雄大なスケール感で鳴る。後ろにある38㎝Wフロントロードシステムが鳴っていると錯覚したほどだった。


サンスイSP-LE8Tは7セット目ではないだろうか? このSPの特徴は「音のバランスが良い」のが最大の特徴ではないか?と思っている。コーン型のユニットとしては白眉だと思う。


組み合わせるアンプの質によってその表情は大きく変わる。写真では6L6ppパワーアンプを組み合わせていたが、アンプの内部配線を交換していたのでスーパークラスのサウンドに仕上がっていた。