Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

まだ自宅SP-707J+αシステムは完成形ではない

2019年12月31日 | ピュアオーディオ

毎日「音楽部屋」のオリンパスシステムを聴いてから、自宅システムも聴いています。聴く時間がPM10時以降になるので小音量になります。


ドライブするアンプは、WE101Dppパワーアンプ×2台。ネットワーク方式でありながら2台のアンプでドライブしています。出力は1.4W/chしか有りませんが、SPの能率が非常に高いので0.05W/ch程で一般的に使える音量になります。


オリンパスシステムを聴いてからだと、自宅システムはちょっと物足りない部分が有ります。非常にドラマティックな表現をしてくれますが、ユニットの分配がイマイチな感じです。のんびりと詰めて行きたいと思っています。


メインソースは現在MDですが、CDにはEMI#981を使っています。自宅にあるCDは室内楽が多く、録音の古いものが多いので、CDもそろそろ買い替えようと思っています。ソースはやはり最新のものほど「音数」が多く録音されています。



多チャンネル再生の実験

2019年12月30日 | ピュアオーディオ

2014年頃、YAMAHAのDSP-3000を使って「多チャンネル再生」の実験をしていた時が有りました。


JBL#216プロ&コントロール3を2セット使って、フロント・リアに分けてDSPサウンドを確認してみました。


2chメインのオリンパスシステムに、フロント側#216プロ、リア側にコントロール#3を使いましたが、「質感」の面で「NO」と判定しました。


メインのオリンパスシステムの質感に他のSPやアンプ類の質感が合いません。グレードが違いすぎて「音が出ている」だけのサウンドぐらいにしか感じません。DSPで色々なシチエーションに変化出来ましたが、「作り物っぽい」感触で違和感を感じました。

結局、DSP-3000やサブアンプ・サブスピーカーのグレードをオリンパスと同じグレードにしなければならないだろうし、同じグレードにしてもDSPを使う事で「音質ダウン」してしまいます。

一時期、DSPサウンドをSS誌で誉めていた時期が有りましたが、根付かなかったのが分かりました。DSPを変化させて「音の変化」を聴く遊びには良いが、「本質」部分(音楽の再現)では使い物にならない。

NeumannノイマンW444STAのフェーダープリアンプの内部配線交換

2019年12月29日 | ピュアオーディオ

NeumannノイマンW444STAのフェーダープリアンプの入手時の内部配線状況。奇麗に配線されていますが、「音質」はイマイチでした。そこで、W444STAモジュールの性能を引き出す為に「内部配線」を自分の開発したケーブルでやり直しました。


「特殊な銀線」で配線をし直しました。この状態で半年以上の「鳴らし込み」が必要で、配線し直した直後は「どんふん詰まり」のサウンドでしたが、半年後は音のキレ・ヌケ・ノビが劇的に変わって来ました。これぞノイマンW444STAのサウンドと云えるサウンドになってきました。音の厚みが有り、音色が涼しいのに艶の有るサウンドになって来ました。

横浜に貸し出しましたら、この音色の良さが分かる方に出会って帰ってこなくなりました。

フェーダーボリュームのプリアンプも味が有る

2019年12月28日 | ピュアオーディオ

ヨーロッパの録音スタジオで使われていたフェーダー型のコンソールを見ると、「プロ用」のイメージが有ります。ジーメンスやノイマンのフェーダーが有名です。



NeumannノイマンW444STAのフェーダープリアンプも以前購入して使っていました。フェーダーボリューム付きの「ラインアンプ」が本体です。それにセレクターとパワーSWを付ければ立派なプリアンプになります。この個体は関東では¥18万円/台前後で販売されていたと思います。


ラインアンプモジュールの裏側の配線の様子。当該機はW444STAの中でも音質が良いと言われている#1000番台のユニットです。購入時の内部配線では普通のサウンドですね。

来年の目標

2019年12月27日 | ピュアオーディオ

来年の目標は今年と同じ事になります。今年達成できなかったので来年に持ち越しです。それは「オリンパス部屋の洋間化及び2部屋の結合」。現在は無理やり押し込んだ状態の設置になっているが、本来は横幅を広く取り、HL88ホーンから「円形放射パターン」を作り出す事です。HL88と横壁の距離は現在25cmを50cm程に広くしたい。

中央のラックも背が高すぎて、余り良い事はないのでサイドにラックを置くスタイルに変更したい。以前使っていた横型ラックもストックしている。こちらが本来のラックになる。現在はスペースの関係で自宅の2階に眠らせている。

来年こそオリンパスシステムの仕上げの年にしたい。機器は揃っているし、ケーブル類も最高峰クラスで統一している。ここまで来るのに15年も掛かってしまった。長いオーディオ人生から行けば、15年で仕上げに持ち込めるのは「本質」を付いた対策が出来たからだと思う。後は「予算」が取れるか?と云う事だけ。サブシステムをすべて処分すれば何とかなるだろう。お荷物は減らして置きたい。


MOディスクによるデジタルサウンド

2019年12月26日 | ピュアオーディオ


2000年から2015年程まで、各地のFM放送局で使われていた「MOディスク」ドライブ機を入手して、その使い勝手や音質を確認していたことが有ります。


使っていた機材はDENON DN-H4600N。この個体にはMOディスクドライブが付いていなかったので、外付け式のMOディスクドライブを買い足して使用。MOディスクの他にUSBドライブが有ったので、HDDやCFカードも使えました。しかし、巻き戻しや曲の指定が非常に大変でカセットデッキの様には行きません。使い勝手は最悪でした。音質の方もデジタル特有のキレの良さは有るものの、イマイチ音の線が細くて「雰囲気音」が出てきません。


後日、DN-H5600Nも入手しましたが、ファンの音が大きくて、とても私のシステムで使う気になれませんでした。このDN-H5600Nにコントローラーとモニターも揃えましたが、これらを接続する「Y字ケーブル」を確保できず諦めました。

総体的に「使い勝手の悪い」機器だと判断しました。一般のオーディオユーザーには手に負えない代物だと思います。何かPC98系の古いコンピューターと会話するような使い方を求められます。

良いソース機器を探して来ましたが、このMOディスク機は良いイメージが有りません。

チューナーの受信が安定しない

2019年12月25日 | ピュアオーディオ


毎日午後2時~4時までのNHK-FM「クラシックカフェ」を楽しみにしています。チューナーはアキュフェーズ:T-1000を使っています。中古入手してから3年ほどになります。今年の夏から「受信」の不安定さが出始めました。現在もその状況は改善されません。どうやら「修理」が必要だと感じ始めています。

曲の途中で急に「受信出来ない」状況になったり、SW ONの時点から全く針が触れず使えない状況が続いたかと思えば、突然受信したり、しなかったりを繰り返します。翌日は何でもなく使えたりと・・・不安定です。録音計画を立てられません。録音している途中で「ノー受信」状態になったら・・・音楽の良さが全く伝わりません。来年早々に修理に出す事になるでしょう。

FM放送が聴けなくてもCDやMD・DATが使えますので、ソースには事欠きません。

DATのサウンドは病み付きになりそう

2019年12月24日 | ピュアオーディオ

オープンリール2トラ38を諦めましたが、「テープ」自体は諦めていません。オープンリールと併用してDAT機のサウンドも確認しています。


パナソニックブランドのSV-3900とSV-4100×2台を調達して、音質を確認してからオープンリール機を処分しました。DATの音質は良く出来たオープンリールのサウンドと同等か?それ以上の音質を出すソースだと結論しました。


録音済テープも100本以上購入し、そのサウンドも確認しています。カセットテープくらいのサイズでオープンリールのサウンドを超え、且つ「ノイズがない」のはこの上なく素晴らしい事だと思います。DAT機はCDPが出た時に同時に発売されています。当時はDATの性能を正しく評価できなかったですね。

ただDAT機を3台もお守りするのは大変なので、現在はSV-4100を1台にしています。この記事を書いている現在もDATテープのべートーべンのヴァイオリンソナタ「春」を聴いているが、良い質感で音数も非常に多く大変満足している。ただ何時まで持ってくれるか?が心配です。何せ古い機種ですのでメンテナンスができない可能性があります。

オープンリール2トラ38 を断念

2019年12月23日 | ピュアオーディオ

ソース機器としてオープンリール「2トラ38」を試していた時期があります。2015年頃かな?写真の2台は下より、AKAIのテープデッキも加えて5台ほど購入して試していました。


最後にはティアック:A-7400RXまで入手して、「音質」を確認しました。ただ持ち合わせの録音したテープが大した事がなかったので本領発揮を確認することができませんでした。


テープリールが回転する様は、まさにアナログの醍醐味でした。ゆっくり回っている時も、早送り・巻き戻しの回転など迫力満点です。ただ大きくて重く(30Kg前後)て、スペースは取るは、動かすのも大変でした。

夏場の高温や冬場の氷点下の気温を考えると、録音テープの保管にシビアでないと「テープの劣化」に対処できない事を悟り手放すことにしました。機械遊びには堪らない逸品ですが、維持管理を含めて考えると大変なのが分かります。

テレフンケン RB46スピーカー

2019年12月22日 | ピュアオーディオ

テレフンケンのスピーカーは、「古いヨーロッパサウンド」の確認をしたくて購入して使って見ました。ALTECに似た乾いたサウンドで、ヴォイス(声)が非常に良かったのを覚えています。SPサイズ的にはW:200 D:200 H:700 重量:10Kg以下ぐらいで非常に扱いやすいサイズと重量です。低域の下の方が不足するので、ヤマハの廉価版の「低域専用ウーハー」を組み合わせて使っていました。高域もそんなに伸びていません。


本来は「直出しSPケーブル」が付いています。そのままだと「古いラジオの音」が出てきます。私は内部配線を交換し、SP端子を取り付けて一般のケーブルが使える様にして使っていました。ちょっと手を加えてやらないと現在のシステムのサウンドとかけ離れた「古臭い音」になってしまいます。

内部ユニットは楕円形のコーン型ウーハーとコーン型の中音・高音用のユニットが付いています。