Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

FMエアーチェックにもイマイチの処が・・・

2018年10月31日 | ピュアオーディオ


今も機会が有ればFMエアーチェックをしています。ノイズも皆無の状態でCDと遜色ない音質で録れています。今まではMDに録音していましたが、今年からDATにも録音を始めています。



MDの録音も700枚を越え、自宅やサブシステムでもMDを楽しんでいる。今や「メインソース」になりつつある。

最近は録音にも慣れて、作曲者・曲名だけでは録音まで行かなくなった。FM放送では、1940年代のモノラル録音から最新の2010年代のデジタル録音まで実に年代の幅が広い。音質は最新に近いほど素晴らしい情報量(音数)です。

中学時代(1960年代)はフルトベングラー、メンゲルブルク、リパッティやカラヤン、バーンスタイン、バルビローリ等を良くFMラジオで聴きました。社会人になって(1970年代)ベームやワルター、クレンペラー、アンセルメ、マルケヴィッチ等をやっとまともなステレオで聴き始めました。当時ステレオセットにはFMチューナーがセットになって付いていました。

LPレコードはカートリッジ(針)を載せて、(LPレコードを削って)いましたので、カセットにダビングして録音するのが流行っていました。当時はFMチューナーからノイズが出ていたので、「ノイズレス」での録音は非常に難しかった。

最近は番組表を見て、作曲家・曲名を見てから演奏家を見て録音するかどうかを判断しています。どんなに作曲家や曲名が良くても、演奏家を見れば大体の「年代」が判ります。(クラシック音楽ですが・・・)出来るだけ最新の演奏を選ぶようにしています。1990年代以降のモノが良いと思っています。

演奏家も40年も経てば入れ替わって、新進気鋭の演奏家も老齢の域に達してきています。ショパンコンクールが1回/4年でも、20年も経てば1位の演奏家が5人ほどは出ている訳で、新しい解釈やタッチのフィーリングもそれぞれ違ってきます。新しい演奏家の最新録音の組み合わせも素晴らしいソースとなってくれます。

「音質アップの効果度」を考える

2018年10月30日 | ピュアオーディオ
音質アップのために皆さん色々と対策された事例やお話を聞く事が有ります。対策されたご本人は「大変効果が有った」と仰っているけど、実際の「効果度」はどの位有ったのか?は客観的に考えて見ないと良くわからない。

個人的にはその効果度を「5段階」に分けて、1~5までの効果に分けて考えている。対策効果が非常に高いと評された内容も、自分の確認ではレベル1の変化にも満たない様なジャッジをせざるを得ないものもある。アンプの交換(グレードアップ)では1~3レベルまでが限界ではないだろうか?(個人的見解) ケーブル類のグレードアップも0~5段までの変化が有り、一概にこうすれば良いなどとは言えない部分もある。

雑誌の受け売りなど個人的には一切信用していない。実際に自分で原理を考えて「理屈」が判らないと先に進めない。

例えば「電源極性」の合わせなど皆さんはどの程度の音質アップ効果だと捉えられるだろうか?SPのセッティングの効果も0~2段ぐらいの差が出てきます。

音質アップは、レベル1のアップでも数を重ねて行けば「塵も積もれば・・・」と成ります。しかし、決定的な部分への対応は「レベル4~5」の大効果も出てきます。自分のシステムの中で、一番ネックとなっている部分はどこなのか?知ることが一番重要だと思う。ネック部分が判らない状態では、いくら対策しても効果が出てこない可能性もあります。

毎日毎日「音楽三昧の一日」を過ごしているが・・・

2018年10月29日 | ピュアオーディオ
毎日毎日「音楽三昧」の日を過ごしている様なものですが、庭の草むしり、庭木の剪定、畑の草刈り、草燃やし等の作業を毎月少しづつやっています。1週間/月くらいは結構忙しいのです。昨夕は、自宅に35年前に植えたサクランボの木を切り倒して、切り株を取り除きました。大変な重労働ですが、体力のあるうちにしておかないと、根がもう手を付けられないくらい広がってしまいます。

ブログやFacebookの更新は毎日、ブログ登録した方のブログを自宅と音楽部屋で全て確認し、IN・OUTポイントを入れる作業をしています。このブログを見るだけで毎日2時間はかかります。PC作業はサブシステムを鳴らしながらやりますので苦痛にはなりませんが、「やらねばならぬ」と思い込んでいますので結構手間がかかります。

DATの録音済の再生確認も連日続けています。一日1本と思ってやっていますがなかなか進みません。これもコツコツと積み重ねするしか有りません。昨日はグレン・グールドのベートーベン・ピアノソナタとバッハ:ゴールドベルク変奏曲が入っており、つい聴き惚れてしまいました。録音済のテープの中には、自分の選択ではないと思える曲が入っており、新鮮味を感じる事が有ります。こういう楽しみ方が有っても良いと思っています。

低域の重要性

2018年10月28日 | ピュアオーディオ


ステレオシステムの中で一番重要なのはスピーカーだと思う。そのスピーカーの中でも「低域」が一番重要だ。私のメインシステムは3ウェイマルチアンプシステムです。チャンネルデバイダーが有るので「低域」のみ、「中域」のみ、「高域」のみの音出しが出来る。

現在の音のバランスは「低域」が約70%、「中域」が25%、「高域」が5%ぐらいの音の聴こえ方をするようなバランスにしている。如何に「低域」の比重が大きいかが判る。低域と中域のクロスは500Hzである。500Hz以下の音で70%の音が出ていると云う事。

全ての基音が低域にある。この低域の質感が中音や高音の倍音にも効いてくる。その為、「ウーハー」ユニットの選択は極めて重要です。

JBL:オリンパスシステムは基本的に「LE15A」ユニットを使ってありますが、「LE15系」のユニットは30年近く製造されています。JBLオリンパスが日本で販売されていたのは1970年代の前半。ユニットのシリアル番号では#20000番台以降になると思います。個人的にウーハーユニットにこだわって、LE15Aもシリアル番号で4種類ほど試しました。数字が少ない番号ほど良い音質だと判断できます。つまり、最初期型のユニットが一番音が良いと感じました。その結果「LE15A」ではなく「LE15」(16Ω)にたどり着きました。フレームカラーが「青色」(ブルー)になっています。「灰色」や「黒色」のフレームカラーでは「LE15A」になります。音的にも「粘るような低音」でバタ臭さを感じます。LE15にはほとんど癖がないように感じます。

他にもALTEC#515BやGAUSS#5831、JBLプロ用#2205、2215、2220も試しましたが、LE15に代わる事は有りませんでした。現在はLE15で非常に満足しています。(予算の都合で150-4Cユニットは試せていない)


録音済DATテープのヒアリングとタイトル付け

2018年10月27日 | ピュアオーディオ
いつもの様に午前中はサブシステム、午後はメインシステム、夜は自宅システムの鳴らし込みをしています。サブシステムはBGM風に流しながらPC作業をしています。午後は、録音するか購入した「録音済DATテープのヒアリング」をしています。



中古で買ったDATテープが100本以上あります。それを1本1本聴きながら、そのまま残してタイトルを書いていくか?ポシャと判断して、すべて消去して次の録音テープにするかを少しづつ進めています。1本が120分だと一日1本が限度です。2時間も椅子に座って聴いていると身体がこわばって来ます。



中古のDATテープの中身は大体がクラシック音楽です。しかし、「背」にタイトルが入っていません。前オーナーが録音されたものですが、「生録」のモノや今では聴けない良い演奏とかが入っています。時々「ラテン音楽」や「JAZZ」等も入っています。それらを1本1本どうするか?を決めて行って、「頭だし」のタイトルを付ける事と、中身がどんな曲と演奏なのかを覚えないといけません。自分で使う事にする訳ですので、見出しを付けて一発取り出しが出来る様にして行きます。

中身の確認よりも中古のテープの方が増え方が早い様な・・・。1000本溜まるまでは頑張ろうと思います。殆ど120分テープです。

スピーカーは時代が新しくなれば進化しているか?

2018年10月26日 | ピュアオーディオ
一般に科学技術は時代の進展に合わせて進化してきた。オーディオ技術もエジソンの瘻管蓄音機が発明されて100年以上経過してきた。1900年頃は電話が時代の最先端だった。その後1930年代にはトーキー映画が繁栄し、音響入りの映画は1940年代から始まっているように思う。その当時使われていたSPにWEのSPや、その後ALTECに代わってA2・A4・A5・A7のトーキーSPが有名になった。

ALTECランシング社にいたジェームズ・B・ランシング氏が当時のSP達を設計している。ジェームズ・B・ランシング氏が「家庭用スピーカー」専門に起こした会社が「JBL社」で、現在知られているJBLのSPの基本が1950年前にに出来上がっている。その後、JBL社の技術責任者のロカンシー氏がユニットの開発に携わっている。ガウス社やTADのユニットも「ロカンシー氏」が中心になって作っている。

今尚、WEの22Aホーンや15Aホーンと#555ドライバーの人気が年配の方に高い。現在ではそのサウンドを聴いた事の無い方が殆どだと思う。当時のWEのアンプとの組み合わせで聴ける方は稀だろう。大型ホーンから出る「やわらかいサウンド」は非常に好ましい質感を持っている。

この柔らかいサウンドをJBLやALTECのホーンから出すにはそれなりにスキルがいる。今ではホーン型SPユニットもホーンも非常に少なくなっている。エンクロージャーも手の込んだバックロードホーンやフロントロードホーン、クリプシュホーン等を発展させたものは殆どない。今ではプラスチック製のエンクロージャーで「響き」を押し殺した様な物が多くなってきている。SPユニットの能率も80db代になってしまって来ている。果たしてスピーカーは進化してきているのか?疑問に思う。

メインシステムの音質対策を終わって・・・

2018年10月25日 | ピュアオーディオ


メインのオリンパスシステムの「ケーブルのグレードアップ音質対策」をほぼ完了して漸く3ヶ月が経とうとしている。当然自宅システムもサブシステムも同じ状況に有る。ただシステムの「活性化度」に差が有る。

現在はどのシステムも「鳴らし込み」の最中です。来年の夏には鳴らし込みも終わり、今より一段とリアルで音の表情の濃いサウンドになっている事だろうと思っている。現在なすべきことはとにかく「鳴らし込む事」だろうと思う。そうなると必然的に何も取り立ててやることが無い。それでは暇なので、DENONのFM放送局用デジタルプレーヤーで操作を覚えたり、音質の確認をしたりして遊んでいる。

今年の「ゲーブルのグレードアップ」は最終グレードとなる。何故ならソースに入っている情報を全て取り出せる「伝送容量」+余裕たっぷりのグレードに仕上がっているからだ。もうケーブルを触る事もないだろう。情報量はもとよりエネルギー感・低域及び高域のノビも以前とは格段に違う。音の厚みや空気感も違う。全てに渡って大幅なグレードアップをしている。しかしそれは「ただの音」に非常に近づいている。SPが鳴っている様な感覚がない。ピーキーな音も皆無で柔らかい音ながら切れ込みもエネルギー感も狭い部屋である事も忘れさせるほどゆったりとした音で出て来る。

やっとDN-H4600Nの再生が復帰

2018年10月24日 | ピュアオーディオ


DENON FM放送局用デジタルプレーヤーDN-H4600N から2年前に録音した物を再生出来る様になった。

MOディスクやCFカード、HDDをのセレクトの後に「SAVE」をすれば良かっただけ。分かってしまえば簡単な事。このDN-H4600NやDN-H5600Nは旧式のパソコンが入っている。反応が超スローなのです。「SAVEしますか?」の反応が出る前に次のボタンを押して先に進んでしまい、「SAVE」をキャンセルしていた。

出てくるサウンドからは「ノイズ」はない。録音レベルを上げれば使えるようになると思うが、まだその上げ方がわからない。この機械を使いこなすには根気がいる。とにかく設定を詰めて行く事と慣れが必要。早送り・早戻しが未だ超スロー。何とかならないか?・・・とのめりこむ必要もないはず。

このデジタルプレーヤーを使おうか?使うまいか?悩んでいる。

なかなか思う様に操作できないDN-H4600N

2018年10月23日 | ピュアオーディオ


3年ほど前は、簡単に操作できていたDN-H4600N。今年改めて触ってみると、思い道理に操作できない。忘れてしまっている。どこかの設定を間違っている事だけは確か?

DN-H4600Nの取説はない。ネットを探してみてもなかなか見つからない。仕方ないので、DN-H5600Nの操作方法を参考にしている。しかし、微妙に違う所がある。

ドライブは①MOディスク ②HDD ③CFカード の3種類。切り替えは出来ても選曲が出来ないし、再生が出来ない。つい先週まで再生出来ていたのに・・・。どこか操作を間違えている・・・・。もう一度5600の取説を読み直しです。

FM放送局用 MOレコーダーを使える様にしたい

2018年10月22日 | ピュアオーディオ




2015年まで使われていたFM放送局用MOレコーダー DENON DN-H5600NとDN-H4600Nを持っています。現在は単に持っているだけです。何故なら操作が分からなくて「使えない」状態だからです。



こちらのDN-H4600Nは一応使える様になりましたがそれは3年前の話。今はまだ3年前のようには操作できていません。



昨日はネットで調べてDN-H5600Nの取扱説明書を全て印刷しました。



結構な厚みが有ります。取説を読みながら使える様にして行きたいと思っていますが、DN-H5600Nとその操作盤のBU-5600との接続ケーブルが特殊で、「Y型」ケーブルが本来のケーブルです。それに対し、機器に付いて来たのはストレートタイプ。どうもこの辺が機器が動かせない原因の一つかもしれません。キーボードが全く反応いしません。取り敢えず5600用の取説を使って4600を使える様にしたいと思います。