学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

年寄りの未来の長さの伸び縮み

2024-03-19 16:52:06 | 日記
 友人とどんな時に歳を感じるかを話し合ったことがあった。色々出てくるが例えば以下のようなものだ。漢字が思い出せない書けない、人の名前が思い出せない、足に自信がなくなって階段の上下に不安がつきまとう、夜中に起きてトイレに行く回数が増えた、などと日常に現れる不都合を挙げればきりがない。僕は少し違う面を追加したいと思っている。それは先日の北陸新幹線の敦賀までの延伸で北陸が活気ついて関東からの旅行者も増えると駅に集まった地元の人々の笑顔がすばらしい。そんなテレビの画面をみながら、あ~だんだんと旅行することが大義になってきたなと感じ始めると次々と負の妄想が広がっていく。北陸新幹線が新大阪に来る頃に僕は生きているだろうか、リニア新幹線に僕が乗ることはないだろう、などということになる。
 「歳をとること」を英語ではエイジング(aging) という。調べてみると、例えばアメリカでは誕生日が面倒になった時から歳を感じることが始まるらしい。自室のドアの鍵が外されて年老いてきた自分を気にしてくれる家族がいつでも出入りできるようになることから自分の老いの程度を察することができるようになる、などと加齢が表現されている。日本と外国とはもちろん生活の状況というか暮らし方の違いがある。しかし旅行にしろなんであれ自分の力で移動できる状況を保ちたいと思うのは年寄りの共通の願いである。年齢とは単なる数字、大切なことはどのように歳をとっているかである、と考えるとプラスの妄想が…。大阪市内へでも出かけて街の変化などのウオッチングを楽しめるような体力だけは維持したい、と思う今日この頃である。

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