最近はマスクを装着していない人は探してもいない。ただ外の生活に慣れていない人とそうでない人はすぐに見分けがつくように思う。先日午前中に出かけて電車に乗った。通路を挟んで僕の向いの優先座席に陣取った二人の初老の婦人、ペチャクチャととにかく周りに聞こえる程度の音量で会話を始めた。(実際の光景で別に女性を揶揄しているのではないことを断っておくが)黙乗を叫ばれている車内でひときわ目立った会話だった。話の内容は“癖”。やっとスーパーへのマイバックに慣れたけれどマスクをつける癖が付いていないので忘れがちだという話。電車に乗るまでの序章があるのだとは思うが、何が面白いのか詳細はわからないがとにかくよく笑う。失敗談が自嘲的になって笑いを生んでいるのだろう。マスクの鼻の隙間からの飛沫の飛び交っているのが見えるようで何となくウサンくさそうな周りの人の視線の変化すら感じていた。
考えてみれば他人事ではない。僕はコンビニに入るときにマスクもマイバックも忘れる傾向にあるのだ。車の中にちゃんと用意をしているのに外に出てドアを閉めた途端にマスクをしていないことやマイバックを持っていないことに気がつく。「良いことは癖になるまで繰り返せ」などと勉強や読書の習慣化の大切さなどを学生に説いていたのに。「癖」とは無意識のうちに身につけてしまった言行、習慣になっている行動のことだ。マスクやマイバックは特に癖になるまでしっかりと意識しなければ、と自分に言い聞かせている。そういえば癖という言葉を使った表現はたくさんある。口癖、髪の毛の癖、癖のある文章、甘やかすと癖になる、などなど。同じことを繰り返しているうちにそれが癖になってその人自身を作り上げていることがわかる。
もう一つ思い出した。「怠惰とは疲れないうちに休む癖のこと(フランス人小説家「ジュール・ルナール)Laziness is nothing more than the habit of resting before you get tired.」これは分かっていても歳をとると疲れる前についつい休んでしまう癖がついてくる。ダメだなぁ〜。
考えてみれば他人事ではない。僕はコンビニに入るときにマスクもマイバックも忘れる傾向にあるのだ。車の中にちゃんと用意をしているのに外に出てドアを閉めた途端にマスクをしていないことやマイバックを持っていないことに気がつく。「良いことは癖になるまで繰り返せ」などと勉強や読書の習慣化の大切さなどを学生に説いていたのに。「癖」とは無意識のうちに身につけてしまった言行、習慣になっている行動のことだ。マスクやマイバックは特に癖になるまでしっかりと意識しなければ、と自分に言い聞かせている。そういえば癖という言葉を使った表現はたくさんある。口癖、髪の毛の癖、癖のある文章、甘やかすと癖になる、などなど。同じことを繰り返しているうちにそれが癖になってその人自身を作り上げていることがわかる。
もう一つ思い出した。「怠惰とは疲れないうちに休む癖のこと(フランス人小説家「ジュール・ルナール)Laziness is nothing more than the habit of resting before you get tired.」これは分かっていても歳をとると疲れる前についつい休んでしまう癖がついてくる。ダメだなぁ〜。