学びのプラスあるふぁ:日常の気付き

人の人生、それぞれが皆オリジナル。街を歩き人に話しかけることから「なるほど」と納得できる発見がある。

buttは「お尻」、but は言い訳の言葉

2017-12-09 21:22:35 | 日記

You learn by doing.(行動を起こすことで人は学ぶ)。
ぼくのパソコン、全くさわってもいないのに、朝起きて起動するとインターネットができなくなっていた。“このページは開けません”…なんでや?
 あれやこれや、自分の知っているできるかぎりの知識を使って回復を試みてみても、ダメ。子供のころから、何度か味わったことのあるこの無力感は何と表現すればいいのだろう。結局、モデムをセットしてくれた会社のテクニカル部門に電話をいれて助けを求めた。
 モデムの電源を引き抜いて、やりかえると「あっ」と言う間に元にもどった。面倒で手間がかかったが、行動を起こせば助けをくれるところに行きつくことを学んだ。
 コンピュータに関する問題は誰でも経験したことがあるだろう。それにしても、イライラさせられるし、精神的には本当にストレスになる。それでも、行動を起こすことで解決したときには、何か学んだという不思議な達成感がある。

 アメリカの大学で、バカの一つ覚えのように同じことを繰り返し教えてくれた先生がいた。日本語では、「ガタガタ言っている暇があったら、とにかく動け、行動に移せ」ということである。「君たちは‘but’という言葉を使いすぎる」というのだ。何かがあれば言い訳ばかりを考えている若者が多いと彼は繰り返し言っていたのを覚えている。

   Let's get off our ‘buts’. Just do it!! (‘でも’と言う言葉から離れよう。行動だ!)
   
 僕は最初は but を butt と間違えて、解ったようなわからないような、顔をしていたので、先生が教えてくれた。but はご存じ「でも」とか「しかし」。butt は「お尻」。つまり、but が複数になっているところが味噌なのだ。何か言えば、but で文章を終わる傾向にある若者に、何度もなんども but という言い訳を繰り返すなということを教えていたのだ。