鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

きょうも快晴、でも・・・

2016-12-04 15:51:57 | お知らせ

 今NHKFMを聴いていたら、きょう12月4日がサントリー10,000人の第九合唱の日だそうです。 チラシを探したら確かにそうでした。 大阪城ホールでの開催です。 本番は午後3時から5時30分ですので、まだやっています。第2楽章を演奏中でしょう。まだ合唱隊の出番はありません。 

         (午後3時過ぎ。 他の河原の写真は午前10時過ぎです))

 

 集合は午前9時ですので、参加するためには前日から大阪に行っていないと無理ですね。というか、前日3日に総合リハーサルがありましたので、3日4時までには会場に着いていないといけません。 どうなんでしょうね、10,000人とともに歌う第九合唱は! ものすごい感動に包まれるのか、又はまったく逆で合唱にならないのか。ならないということはないでしょうが、4つのパートがどこまで揃うのか、どこかに無理があるのでは?何て失礼ながら思ってしまいます。

                  

 でも2011年にみちのく合唱団として仙台で参加した(宮城学院大学)こと、その前の練習でマエストロの佐渡裕指揮者と直接肩を組んで歌ったこと(行進曲の部分)がいまだに鮮明に思い出されます。というのも、茶の間の欄間に新聞社から提供の写真を、手作りの額に入れて飾ってありますので、否が応でも毎日見ることになるわけです。

           

 仙台での第九特別演奏会は18日ですので、あと2週間後ということになります。楽しみです。

 

 

 きょうも素晴らしい一日というか、いい天気でしたね。暖かいです。助かります。 あっそうそうきのう夕方というべきか夜というべきか、午後5時頃のお月様を見ましたか? まさに伊達政宗の兜のような三日月でしたが、それだけではなく、その左下の方にとっても明るく輝く星の姿がありました。 カメラがあれば何としても撮ったのですが、ガラケーでは無理でした。宵の明星なのでしょうか。バス停でバスを待ちながら感動して見ていました。前に並んでいた若い女性もスマホで写真を撮っていました。昨夜は感動の気持ちを抱いて、2回目の忘年会へ行ったということです。

 

   (サッカーが多かったです。)

 

             (ボールが分流に入ってしまったりも)

         

      (少年野球チームの姿もありました。)

 

 

 きょうは午後から講演会へ行ってきました。 「みやぎ憲法9条の会」主催のつどいです。

 

 

 「輝け世界に!伝えよう未来へ! 憲法9条を守り生かす宮城のつどい 2016」というものです。

 

 講師は樋口陽一さん。地元仙台の出身です。同年代の仲間には、井上ひさし・菅原文太がいます。彼らの話しも交えながらの1時間20分くらいの講演でした。

 

   憲法学者の樋口陽一さん 

  (ピンボケです)

 もう80歳を超えていますので、流暢な話しとはいかず、聞き取りにくい声や咳ばらいが多くなったりして、その点がもったいなかったです。

 太平洋戦争の開始時期から敗戦時期の社会の断面、戦後すぐの憲法学者の動き、そこから遡って明治憲法の制定過程の中での動き、そして現代の動き、自民党の改正憲法草案の問題点等多岐にわたっての話しでした。

 

 終戦直後には美濃部達吉や佐々木惣一という当時の大御所と言っていい憲法学者の考え活動を紹介し(二人とも憲法改正は不要という考えでした)、『その当時黙していた人たちやその子孫が憲法の押し付け論を言い出すのは、可笑しいし恥ずかしい話しで、無知でありモラルを欠く』とまで言っていました。

 『自民党の憲法草案は前文で天賦人権説を完全に否定しているが、明治憲法制定の頃には「自由は人の転生なり 自由を保つは人の道なり」という考えがあったこと。 それは「天は人の上に人をつくらず」にも通じることだし、「お天道様が見ている」という考えだって天賦人権に通じるものがある。』

 『明治憲法制定前の議論では、すでに「立憲」という言葉が出ていたこと。元老院であまりに進みすぎているということで棚上げされてしまい、忘れ去られてしまった。』

 『自民党憲法草案の前文では、和 とか 家庭 とかの言葉が出てくるが、そういうことは憲法に書くことではないということを明治の政治家も分かっていて、道徳は国政事項ではないということで教育勅語に書かれた。』 

 最後に映画監督の伊丹万作の言葉を引用して終わりました。映画は「無法松の一生」です。この映画は戦前は軍により検閲にひっかかり、戦後はアメリカによって再度検閲に引っかかった映画ということで、二重の検閲にひっかかった映画で勲章ものだといった後、監督の言葉として、『だます者とだまされる者が揃わないと戦争にならない。簡単にだまされ、思考力を失い、信念を失い、自己の一切をゆだねた国民全体の無自覚無反省。おそらく今後も何度もだまされるだろう。』(1946年の言葉)

 厳しい言葉ですね。でもいまこそ噛みしめる必要のある言葉、痛切な言葉ではないでしょうか。  少しでも参考になればありがたいです。

 

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