鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

めだかの学校は民主的?

2024-04-16 13:57:15 | 思いつくまま
 
        (きのうの夕方 西日を浴びて)

        

いやあ、何だったんでしょうか、きのうのあの暑さは。仙台でも最高気温は25.5℃で夏日を迎えました。同じみちのくでも横手市は30.7℃、鶴岡市は30.2℃と真夏日になったとか。いやはや何ともかんともです、何をかいわんやです。きょうのところは曇り空で強い日差し等は見られません。午前9時の気温は19.1℃で、正午は19.3℃となっています。きのうの正午は24.5℃でした。きょうは20℃になるかどうか、微妙なところでしょうか。

               

 

今朝の河原の散歩の時、遠くからはウグイスの鳴き声が、近くからはカジカガエルの鳴き声が聞こえてきました。このところ夕方もゆっくりと河原を歩いたりしていますが、その時にウグイスの鳴き声が聞こえてきます。そうなると、私はどうするでしょうか?

              

 

そうなのです、私も鳴くのです、ホーホケキョと口笛で応答します。それひとつだけではないですよ。ウグイスの谷渡りのように交互に鳴くのです。まあ、それなりに私の口笛も、江戸や猫八のようにはいきませんが、本物のウグイスに何かしらの刺激を与えているようで、本物と偽物との歌合戦、さえずり合戦を展開するのです。これは嬉しいですよ!ウグイスと分かり合えた!(のか?)と思ってしまいますから。分かり合えたというよりは理解し合えた(同じことか)と勝手に感じています。そして喜んでいます。

              

 

朝日新聞の「リレーおぴにおん」「集まれば②」で、水産学者の有元さんが面白ことを言っていました。10日の新聞です。その表題が『「めだかの学校」は民主的?』というものです。最初に有元さんが言っていることを書きだしておきます。

             
                         
・魚の群れのことを英語では「school」と言います。川の中を泳ぐメダカの群れは、英語では「めだかの学校」なのです。  
・群れにリーダーはいるのでしょうか。答えは「先頭を泳ぐ個体はどんどん入れ替わっているです。」 


・仲間思いの行動にみえるかもしれませんが、むしろ自己中心的と言えます。それぞれの個体が群れのより内側に入りこもうとする結果として、群れが形成されているからです。

              
・魚の群れは2段階を経て出来上がります。視覚で相手を同じ仲間だと認識して集まるのが第1段階。他の個体についていく動きが第2段階です。 

 (分流の排水口の小魚です)

・ぶつからないよう距離を維持できるのは、体の側面にある側線という器官で、周囲の水の流れを感知しているから
・銭湯の魚が進む方向を変えたとき、群れ全体がその方向に進むかどうかは、みんながついていくかどうか、つまり多数決で決まっているように見える(ので民主的だなと感じる瞬間があります)。
              

・魚に目隠しをしたりして突拍子もない行動をする個体をつくると、それがリーダー役になって群れがついていくのです。より強い刺激に反応して動く習性があるためと考えられます。

  (これはメダカではないです)

どうですか?なかなか面白い考えでしょう。広瀬川の小魚の群れを見ているとその集団行動の不思議さ、一糸乱れぬ動きに感動感嘆させられます。
水族館等でよく見るイワシの巨大な群れ、よくぶつからないものだなあと感心しきりですが、魚の側線という器官のすばらしさに驚愕しますね。

次の桜は八重桜です。間もなく先始めるようです。

 

             

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