「オリンピック経済幻想論 ~2020年東京五輪で日本が失うもの~」アンドリュー・ジンバリスト 2016ブックマン社
「~2020年東京五輪で日本が失うもの~」っていうのはどうだかね。
バッハさんもそれなりに五輪システムを改善していこうとしているようだし、小池さんが組織委員会にくさびを打ち込む勢いだし、なんか納得いく形で変わってくれるといいなぁとは思うよね。
でも、結局は国と都市の見栄の張り合いで、経済が順調ならいいんだけどね。
この本の中でも言われている通り、自由主義経済研ではもう無理になるかもね。
P166「非民主国家だけがオリンピックを開催するようになるだろう」はっはっは!まさに日本だな。
そこで、宇宙開発競争だな。これが経済成長のきっかけになれば、再び景気のいい都市が金を落とすようになるわ。そして不正がどんどんはびこると。わはは。
パーティーは楽しかろう
経済で考えれば(ほぼ負ける)ギャンブル
儲かるのは政治家とコネのある企業で、直接金を渡すと問題になるので迂回させて献金なんかするんだろうな。「ボランティアでやっている」とかいう政治家の懐へ。だから、情報開示できない組織委員会なんかに東京は金を出す必要ない。組織委員会が自分たちで賄え。国も当然、金を出す必要はない。人員協力はしてもその費用は組織委員会からもらうべき。できないなら、ちゃんと情報開示してから国と東京から援助して貰えや。ってことだな。
オリンピックが無くても外国人旅行者は増えているわけで、オリンピックが来ることでその客を減らすわけで、その後はまた増えるかどうか…
レガシー(遺産)って将来的に不要なものをつくれば逆に負債(負の遺産「ホワイトエレファント」)になるし~
使えるものを壊して損したり、環境を破壊したり~
何よりも、その(詐欺的行為による)債務に対してだれも責任を取らない。