大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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プロモーション戦略と政治 私の声や行動は、ホントに私が言いたいこと?したいこと?

2020年07月31日 | ●日々のできごと
アンケートの自由記述をまとめていて、日ごろみているネットやテレビ・新聞とは全く違った見方、感じ方をしている人たちがいることに気づきました。            また、多くの意見が、マスコミの使う言葉で語られていることが多いことがわかりました。   一方で、この間のコロナで、起きている問題の多くが、実は、マスコミが繰り返し発していることが、いつの間にか、国民の世論になっている構図だという事も見えてきています。    これは、実は非常に怖いことだと思います。    最初に発した声は誰の声だったのか、多くの声の中から、ある声だけが繰り返し発せられるのは何故なのか、ネットやテレビや新聞で、専門家と言われている人たちを「専門家」にしているのは誰なのか、 これらの多くが、実は、国民からというより、お金や組織・団体に関わっているのではないか、という事に気づかされます。 . . . 本文を読む

大田区の特別定額給付金の給付が遅い理由、急ぐので議決を省略し区長の独断で決めた本当の目的

2020年07月31日 | ├行政システム・公共調達
迅速に対応を進めるため、議決を省略する専決処分で行った特別定額給付金ですが、大田区の給付が遅れていて、区民のみなさまからお叱りをいただいています。大田区長は、困っている区民のみなさまのため【迅速に対応するため】に、遅れるからと言って議会も開かず、独断で、コールセンターの設置とシステム改修費の予算8800万円を使っています。それなのに、給付が遅れて、コールセンターに何度電話してもつながりません。どうして、大田区の給付が遅いのでしょう。 . . . 本文を読む

大田区競争入札参加資格者指名停止措置要綱にみる公平性とは ~正直者が報われる大田区のために~

2020年07月29日 | ├行政システム・公共調達
違法行為をしている業者が入札に参加し、区民の税金を使った仕事を請け負っていいでしょうか。入札の目的は、一定程度の質の担保されたものを、より安く手に入れるところにあります。一方で、大田区(はじめ多くの自治体)は、区内産業育成を目的に、多くの入札で、参入できる事業者の要件に「区内」という要件を課しています。区内という制限がつくことで、参入できる業者がぐっと狭まり、業者にとってみれば、非常に有利になっています。区内の事業者を育て、東京都や国の入札事業にも参入できるようになってもらうのが、区内産業を育成する目的だと大田区から説明を受けてきましたが、違法行為をする業者に漫然と入札資格を与え、公共事業を請け負うチャンスを与え続けると言うのは、問題だと思います。 . . . 本文を読む

今日も私たちの身の回りで起きている建物解体で、アスベストを飛散させないために

2020年07月28日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト
リスクコミュニケーションという言葉があります。 互いの疑問を解決するための十分な情報交換をすることが、リスク回避において重要であるという風に理解しています。 アスベスト除去工事や解体、建築におけるお知らせ看板の設置も、本来、法令で設置が義務付けられているのは、安全性や生活環境のためで、法律で決められている「設置」すれよい、というものでは無いと思います。 残念ながら、最近の工事では、この趣旨を理解していない事業者が増えていて、法律に書かれている以上のことはしないと言われた、という声も耳にします。 大田区が、特にアスベスト除去工事において事業者に甘いという風評?からからかもしれませんが、最近は違ってきていますし、経済利益最優先の日本の仕組みが、巡り巡って行政と事業者との力関係を変えつつあるという側面もあると思います。 誰もが知っているような企業が、お金を払ってくれる顧客には良い顔をするのに、顧客の依頼で利益を上げるためにかかる余計な手間やお金などは、できるだけ省こうと言う姿勢が見えたりすると、非常にがっかりします。 今日は、大田区の閑静な住宅街で行われている解体工事でも、アスベスト対策に疑問がある事例について。 . . . 本文を読む

羽田空港を離発着する飛行機騒音の健康被害アンケートを行っています(8月10日締め切り)

2020年07月27日 | 羽田空港
羽田空港の新ルートが始まり、各地で騒音被害が広がっています。 騒音は単なる迷惑だけでなく、海外、特にWHOの基準を採用している地域では、騒音が健康に与える障害について広く認識されています。 そこで、騒音が与える影響についてアンケート調査を行っています。 羽田空港の騒音に悩まされている方は、ぜひ、ご協力をお願いします。 アンケートは主に羽田糀谷を対象にしていますが、新ルート下で騒音影響を受けている方も是非、ご協力ください。 . . . 本文を読む

羽田空港新ルート 住宅地に近いB滑走路南西向き離陸便が突然、暫定的に国内線B777の1便を残し減便に

2020年07月26日 | 羽田空港
羽田空港の新ルートは、コロナで減便でもやめないと言っていましたが、国内線のB777の南風時新経路運用時間帯のB滑走路西向き離陸について1便残して減便すると公表しました。 全便なくすことも可能だと思うのですが、あえて1便残したことの意味は何でしょうか。 同時に、現在のB滑走路南西離陸便の内訳がわかり、各時間帯18~20便×3時間のうち国際線が8便あることが明らかになりました。燃料を多く積みこむ重量の重い、したがって騒音影響が大きくなる国際便を(A滑走路南向き離陸ではなく)、B滑走路南西離陸させているということです。 . . . 本文を読む

小中学校に非接触型検温器(サーモグラフィー)を使って子どもたちの熱をみることとプライバシーの問題

2020年07月23日 | コロナシンドローム
非接触型検温器(サーモグラフィー)の購入についての議案が提出されました。 非接触型検温器をつかってプライバシーに関わる健康情報を入手して安全を確保しようというのです。 コロナの問題が、私たちの暮らしに大きな影響を及ぼしています。 多くの方たちがコロナに感染することを恐れ、心配しています。そうした方たちの不安にこたえ、安心して区民生活を行っていただくための対策を講じることは大切です。 しかし、一方で、過剰な、そして、無責任なマスコミの報道に踊らされることなく、事実を冷静に的確に判断し、安全な暮らしを提供することで区民のみなさまに安心していただくことこそが、大田区の役割だと思っています。 今回の、非接触型検温器の購入議案につきましては、賛成するのか反対するか非常に悩みました。 安心を提供するために、感染のリスクをできるだけ小さくするための検温を大田区がすることもやむを得ないのではないか、と考えたからです。 大田区では、記録は想定せず、こどもや保護者の安全や安心を提供することを主眼に、検温器を利用するという事で、私もこの範囲なら、賛成してもいかとも考えました。 検温器の購入は、国や東京都から購入を義務づけられているわけではなく、大田区独自の判断と聞いています。しかし、大田区が誘導されたかどうかはともかく、国や都は補助金などで誘導している側面もあり、また、マスコミがあたかも世論であるかのように繰り返し何かを報道することで、ある種の印象を植え付け、それが世論になっている部分も否定できません。 大田区が、誠意をもって適切に運用しようとしたとしても、その後マスコミなどの報道でどうなるかわからない部分もあり、きちんと発言意思表示することが大切だと考え反対しました。 反対の理由について一緒に考えていただきたいので、討論を掲載します。 . . . 本文を読む

大田区が田園調布の浸水地域に3億1500万円で土地を買う防災対策で安心を得られるのは誰か

2020年07月23日 | ├防災
大田区が、臨時で議会を開催し、突然、200坪、3億1500万円の用地取得の補正予算を出しました。田園調布の台風で浸水した区域の水防のための施設を建設するためだと言います。計画も検討さえなかった土地購入で、浸水した田園調布4、5丁目の方たちは安心を得られるでしょうか。 . . . 本文を読む

議事録から考える固定化回避と【管制空域の再編によりルート設定を柔軟に】の意味

2020年07月17日 | 羽田空港
第1回 羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会   の議事録を読むと、   🔴直近では騒音軽減だが、将来を見据え効率的な空域・航空路を実現 🔴管制空域の再編によりルート設定を柔軟に と言ったことを発言しています。 特に、管制空域の再編によりルート設定を柔軟に ポイントだと思います。 やっぱりどこでも柔軟に飛べるようにしようとしてるのですね。 &nb . . . 本文を読む

Stop 5G zoom 勉強会【 5G のリスクと対策を考える】

2020年07月15日 | 5G・電磁波
Stop 5G zoom 勉強会 【5G のリスクと対策を考える】日時:7 月 22 日(水曜)夜 7:00〜参加費:無料(カンパは歓迎)申し込み先:ほしかわまり:sakino1030@icloud.com加藤やすこ:voc-emf@mbn.nifty.com※参加者には、Zoom のURL,ID,パスワードを発行します。主催:電磁波からいのちを守る全国ネット(☎048-464-1413,黒薮)& . . . 本文を読む

民主主義の形骸化議論無しにコロナで加速する議会のICT化について

2020年07月14日 | デジタル化・DX・5G
大田区議会がICT化と称した「議会改革」を始めています。 是非も、目的も、理由も、到達目標もあきらかにならないままに、手段の検討も無く、ICT化による議会の効率化を進めることは「良いこと」になっています。 先日、朝日新聞に大田区議会のICT化も取り上げされましたが、安易な効率化は民主主義を形骸化させる非常に問題のある動きだと思います。 今も、奈須りえは、議会の議論の在り方には課題があり、改善すべきことがたくさんあると考えています。 だからこその「フェアな民主主義」が必要だと思っていますが、ICT化により、それを良くするのではなく、悪い方向にもっていく要素もあり心配です。 . . . 本文を読む

妊娠中の女性が、航空機から排出される超微粒子に曝露すると、早産の危険性が増す 科学ジャーナル「Environmental Health Perspectives」より

2020年07月13日 | 羽田空港
科学ジャーナル「Environmental Health Perspectives」の4月2日に掲載された論文は、航空機の排気により、早産のリスクが高まると指摘しています。飛行場の風下における超微粒子曝露は、人口が密集した住宅地域に広範な影響を及ぼす可能性があり、空港の立地や飛行機の飛び方など今後の航空行政が配慮すべき問題だと思います。騒音、落下物、大気汚染、航空機そのもののアクシデントなど指摘される羽田空港の新ルートですが、大気汚染がもたらす深刻な影響の一つが明らかになったと言えます。 論文の和訳を掲載します。翻訳は、奈須りえサポーターズのボランティアスタッフが行ったものです。Meiumの許諾を得て掲載しています。 . . . 本文を読む

音の沖合移転だったはずが、国際化と深夜早朝便を可能にした羽田空港沖合移転

2020年07月10日 | 羽田空港
航空機の大型化で、騒音と飛行機事故に悩んできた大田区民にとって、羽田空港は、騒音とともに沖合に移転しましたが、東京都や国はこれを沖合展開とよんでいます。 区民からみた羽田空港の沖合移転事業と、都や国からみた沖合展開事業とは、同床異夢、異なる目的があったのではないかと感じています。 確かに、内陸飛行を原則やめることで騒音問題を抜本的に解決できた一方で、D滑走路新設と、C、B滑走路の整備により、空港面積は、408ヘクタールから約1,000ヘクタールと倍以上になっています。 . . . 本文を読む

ぜんぶ見せる「東京都の都市計画マスタープラン」と概要しかみせない「都市再開発の方針」原案

2020年07月10日 | ├.まちづくり・都市計画
東京都が都市計画マスタープランと都市再開発の方針の計画変更をしようとしていて、7月15日まで意見募集中です。公聴会で発言の機会があるので、申し込もうとしたら、都市再開発の方針も意見募集中だと言うことがわかりました。ところが、都市再開発の方針は、どこを探しても、概要版しか公開されていなくて、役所まで見に来るよう言われました。前文HPに掲載する「東京都の都市計画マスタープラン」と概要版しか掲載しない「都市再開発の方針」、どこが違うのでしょうか。 . . . 本文を読む