大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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4月26日(金)13時~住民税定額減税の臨時議会が開催されます 

2024年04月23日 | ●議会・委員会
昨年の閣議決定で、大きく取り上げられた減税ですが、 ・低所得者への給付が12月に、早々に議決された一方で、 ・減税は、国会で3月末に地方税法等の改正案が可決、 ・大田区の住民税に関わる条例改正が、6月に始まる給付を前に、 今回、臨時会で行われようとしています。 今回の減税が何を意味するのか、特に大田区に関わる、住民税の減税について、今、一所懸命に考えているところです。 議会の報告は致しますが、よろしければ、ぜひ、傍聴にもお越しください。 . . . 本文を読む

大田区議会から「海外親善訪問調査」の意向調査がありました

2024年04月08日 | ●議会・委員会
大田区議会として、海外親善訪問と親善訪問調査の実施を希望するかどうかなどについて、意向調査がありました。海外視察や親善訪問には区民の皆さんも、厳しい目を向けていらっしゃると思うのですが、私は、こういう開催のしかたなら、良いのではないかという希望をお伝えしました。 . . . 本文を読む

令和5年度(2024年度)の第一回定例会=予算議会が始まります 議案など

2024年02月14日 | ●議会・委員会
明日、2024年2月15日から、大田区議会の第一回定例会が始まります。議案をリンクに掲載します。これらの議案についての調査をしているので、詳細をお伝えする時間が無くてすみません。しかも、明日、初日に上程(議案が議会にかけられ)され、委員会で審議を行い、委員会で議決、その後本会議で議決、という非常に急いで決めようとしている議案が2本もあるので、議案の質疑、賛否を決め、その理由についての討論の原稿を書かねばならず、さらに急がしくなっています。通常は、第一回定例会は、予算の議会で、初日は区長の所信表明演説だけなので、もう少しゆとりをもって調査できるのです。2つの議案、低額所得者への給付と、証明書類の申請手続きのデジタル申請を可能にする議案、について急いで調査し、方針を決めなければならないのです。そのうえ、その翌日までに、のこりの61の議案、報告についても大まかな調査を終えないといけません。 . . . 本文を読む

子育て世帯に選ばれない大田区を誘導するデータブックを作成した大田区の真意と、奈須りえ的データからの視点、考えるポイント

2023年11月16日 | ●議会・委員会
大田区政は、目指すべき方向性を描き、そこへ向かって区政運営をしています。(そうは見えないかもしれませんが、、、)2008年に作った基本構想が「社会が大きく変化したので」「目指す将来像を再検討するときに来ている」ということで、大田区が新たな基本構想に着手しています。新たな基本構想を検討するにあたり、大田区が出してきた資料集(=「データブック」と大田区は呼んでいます。)をみたら、0~4歳の転出が23区で一番多いと書かれていました。これを聞くと、子育て世代から好まれない区という印象にならないでしょうか?ところが、大田区の人口は23区で3番目。人口数を考慮すると、転出はそれほど多いわけではありません。大田区が0~4歳のお子さんがいる世帯の転出数が23区で一番多い、というデータを掲載したことは、ある種の誘導的な切り取りとは言えないでしょうか。 こうした、誘導的なデータの切り取りをすることで、大田区は、新たな基本構想策定に、何か、盛り込みたいことがあるのではないか、と懐疑的になってしまいます。みなさんは、どう思われますか? . . . 本文を読む

性的嗜好と民法が守る権利の関係 東京都のパートナーシップ制度を活用した配偶者手当給付の条例改正から

2023年10月05日 | ●議会・委員会
パートナーシップ関係の相手方を配偶者と同等の扱いとする条例改正案が提出され、私一人でしたが、反対しました。 この問題は、性的嗜好の問題に直結させ、LGBTの方たちの人権を守るべき、という論調になっていますが、民法の規定する夫婦や家族の問題をどうするか、という非常に大きな問題で、それにしては、十分な議論がなされていません。 一点突破、全面展開をもくろんだ特区の時を想起させ、非常に危険だと感じます。 . . . 本文を読む

所得再分配調査と大田区財政からわかる「だから格差が広がった」

2023年10月04日 | ●議会・委員会
今年8月、厚生労働省は「所得再分配調査」の結果を公表しました。   税金を集めて、 社会保障で給付して、 どれくらい効果があるのか、分析している調査です。   国は税金をあつめ、社会保障で再分配すると 「一定の効果がある」 と言っています。 これまでは、 ここまで読んで終わっていたのですが、 更に読み込んだら、いろいろなことが見えてきました。今年の夏は、 勉強の夏と決めたのです。   . . . 本文を読む

第三回定例会補正予算の論点 その1)区報 ふるさと納税特集号発行の是非

2023年10月04日 | ●議会・委員会
ふるさと納税が、その本丸に来ている段階です。大田区が、ふるさと納税特集号の発行費の補正予算を出してきました。 そもそも、補正予算は、予算編成後の急激な変化対応するもので、ふるさと納税は、そのズーッと前から、制度上位置づけられていますから、当初予算で対応すべきものです。 しかも、大田区は、ふるさと納税は、区の税収が、他自治体に流出するので問題だと言っていますが、他自治体の方が大田区に寄付してくださるのはダメかと言えば、寄付のしくみをPRすると言っています。 制度上の問題を指摘しているように答弁し、もっともらしい説明をしていますが、大田区に寄付してくれ、税収が増えるなら良いということだと思います。 ふるさと納税は、国が作った仕組みですが、どこに問題があるのか、本丸に来ているという意味は何なのか、ご説明したいと思います。 . . . 本文を読む

大田区議会第三回定例会に送付されている議案など

2023年09月10日 | ●議会・委員会
議員の仕事の最も大切なことの一つが、議案を可決し、また、可決しないこと=否決すること。 今週の14日から、大田区議会第三回定例会が始まります。 議案とその内容をご紹介します。 みなさんの視点で、この補正予算や、条例改正等や、契約議案について、議員になったつもりで、その、是非を考えてみてはいかがでしょう。 私の視点は、今週の15日金曜日、上程されたあとに また、是非の判断は、委員会審査が終わったあと、21日以降にご報告しますね。 . . . 本文を読む

施設使用不承認も入館制限も民間事業者に大きな裁量権~男女平等センター移転に伴う条例改正の問題~

2023年06月27日 | ●議会・委員会
入新井第一小学校の*複合化で、男女平等推進センターが入一小に移転するので、そのための条例改正案が提出されました。ところが、移転するのであれば、住所だけ変えればいいのに、条文が変わり、料金が変わっています。調べて見えてきた問題を理由に、そもそも、複合化には反対ですが、合わせて反対の理由を述べましたので、ご報告します。(*複合化=学校の余裕ある容積率を使って学校内に施設を詰め込む建て替えの手法。安くなるといわれるが、一時的に建設費がかさむだけでなく、建築期間が長期化するため、こどもの教育環境にも影響を及ぼす) . . . 本文を読む

フェアな民主主義の考え方、活動を広げることにしました! 大田区議会の会派届に考えたこと

2023年05月08日 | ●議会・委員会
地方自治法上「会派」と言う言葉が出てくるのは、政務活動費だけだと聞いたことがあります。地方議会によっては、一人会派には政務活動費を支給していない議会もあったそうです。最近は確認していませんが、、、。報酬を増やすと目立つから、政務調査費(今の政務活動費)という区民?市民?に見えにくいかたちで、支給しているという話を先輩議員から聞いたこともあります。ところが、地方議会(たぶん国会も?)において、会派と言うのは、思った以上に大きな役割を持っています。会派代表者会議で話したことを守らないと、大田区議会だと「問責決議」という制裁を受けたりします。議会での発言時間を5分に制限したのも、会派代表者会議ですし、議会事務局に区長部局の調査をさせないことを決めたのも会派代表者会議です。 . . . 本文を読む

蒲蒲線を考える区民学習講座の講師を務めます

2023年03月18日 | ●議会・委員会
~「かまかま線を考える区民学習講座」開催のお知らせ~ | ふぼれん (fuboren.net)   開催日  4月1日(土) 会 場  プラムハイツ大森西集会室(沢田児童館都となり) 開始時間 午後7時~ 定 員  30名(申込先着順) 申込先  右記アドレスに kanno121@nifty.com 1名前(ふりがな)と年齢、2住所、3連絡先、4所属 . . . 本文を読む

令和5(2023)年度大田区の予算への意見 払い過ぎている地方税が隠れ公共事業財源になる構造

2023年03月11日 | ●議会・委員会
令和5年度予算が成立しました。 フェアな民主主義 奈須りえは、次の理由から賛成することができませんでした。予算の利害関係者は、生活する区民、大田区で働く職員、大田区の仕事を請け負う事業者に大きく分かれると思います。予算は、仕事を請け負う事業者には、物価高騰を反映した安心できる予算になったと思いますが、生活する区民も、働く職員も、物価の高騰で受けるサービス料金が上がり、収入が増える要素の無い可処分所得の減る予算で、賛成できませんでした。予算の討論と、たった5分に凝縮したので、補足の説明をします。 . . . 本文を読む

大田区議会第四回定例会を終えて 大田区はもはや区民の奉仕者では無い

2022年12月09日 | ●議会・委員会
大田区議会第四回定例会が終わりました。議会を通じ、思うのは、大田区はもはや、区民の奉仕者ではないということ。 全体の奉仕者という言葉がありますが、そこさえ突き抜け、区民を見ていない。 繰り返し発言していたのが、自治体は住民福祉の主体であること、投資をして利益を得られるのは区民ではなく、投資家であることだったように思います。 . . . 本文を読む