大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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貧困問題を放置・先送りしている、政策無き、対症療法的貧困対策が、物価高で貧困家庭を拡大させる心配

2023年01月28日 | 営利化・私有化・民営化
こどもの貧困というのは、誰が考えたネーミングでしょう。 こどもがお金を稼げるはずもありませんから、問題の本質は、こどもを養育する親の貧困です。 ところが、 こどもの貧困というネーミングなったとたんに、雇用や賃金や社会保障の問題は、すっかり、対策から抜け落ちます。 . . . 本文を読む

やっぱり大田区の税金は取り過ぎで余っている(ホントは社会保障に使わなければならないが、、)

2023年01月25日 | 新空港線(蒲蒲線)
新空港線整備資金積立基金という基金があります。その名の通り、新空港線の線路を作るための基金です。第四回定例会で大田区は、この基金の目的を変えるため、名称を新空港線整備及びまちづくり資金積立基金に変えました。そもそも、まちづくりは、基金ではなく、公債を発行して、将来にわたり区民のみなさまにご負担いただくことで、世代間の負担の公平をはかるべきです。安易な基金積み立ては、将来の世代がふたんすべき費用まで、今の現役世代が過剰な税負担をしているということで問題です。 . . . 本文を読む

少数意見に耳を傾けない大田区議会だから、今こそ「フェアな民主主義へ」

2023年01月25日 | フェアな民主主義
大田区議会の私の(ような一人会派の)発言を制限したのはどういう意味を持つのか、なぜ、私の発言だけをたったの5分に制限したのだろうか、と繰り返し考えています。 たしかに、質問時間は、議員一人10分と割り当てられています。 しかし、これまで、議案についての質疑や討論には時間制限がありませんでした。 . . . 本文を読む

奈須りえが『フェアな民主主義』について本を出します 内田樹さんをお招きし記念講演会をします

2023年01月18日 | フェアな民主主義
議員になってからの活動を本にする過程で、二つのことが見えてきました。 ひとつが、主権者に発意が無いこと、 もう一つが、主権者の発意でないことが、ほぼそのまま決まっていくこと これで国民主権の民主主義と言えるでしょうか。 議員になってからの毎日は、フェアな民主主義のための闘いの日々です。 この出版を記念し、内田樹さんをお招きして出版記念講演会します。ぜひ、ご参加ください。 . . . 本文を読む

品川大田世田谷リニア大深度シールドトンネル本格着工はあるか

2023年01月14日 | リニア
1月13日リニアシールドトンネル工事が止まっていることについての説明会があり、行ってきました。 説明会は、シールドトンネル工事の調査が止まっているため行われたものですが、 リニア中央新幹線やリニア技術など、今回の肝心の説明とは関係ない説明がほとんどでした。 そもそも、工事が1年近く停まっているにも関わらず、説明会の名称自体、あいまいにしていて、 誠意を感じられません。 本気で早期着工を目指しているのでしょうか。 . . . 本文を読む

リニア中央新幹線工事遅れについての説明会

2023年01月13日 | リニア
リニア中央新幹線の工事が止まっています。外環道の陥没事故があったことから、シールドマシンでの工事に際し、行っている「調査掘進」が止まっているのです。昨年、理由を聞きに行きましたが、説明がありませんでした。なんだか掘る効率が悪いと思って、調べたらが故障していることがわかったのだそうです。工事が止まっている原因を聞きに行ったときには、すでに工事が止まっていましたが、機械が故障しているという説明はありませんでした。そこから、調べて、機会が故障しているのがわかるまでに、半年近く経っています。リニア事業は、3兆円の財政投融資を受けています。大阪まで早く開通させるというのが、3兆円も国から財政投融資の理由です。工事がはかどらなくて、そのままにして、半年近く経って調べたら、シールドマシンが壊れていたことがわかったとは、なんとのんびりした会社でしょう。本当に大阪までの早い開通を望んでいるのでしょうか。3兆円振り込まれたら、良いというのでしょうか。 . . . 本文を読む

大田区の粗大ごみ受付電話番号がナビダイヤルに変更は、実質の値上げ!?

2023年01月13日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト
大田区の粗大ごみ受付の電話番号関わるという報告を受けました。理由を聞いたら、今まで電話を設置していたビルが取り壊しになり、電話を移転しなければならないが、同じ番号を使うと、エリアが限定され、家賃が高くなるから、と言われました。番号は、03から0570のナビダイヤルに変わります。 . . . 本文を読む

大田区財政から見える、払い過ぎだった地方税、失敗だった地方分権

2023年01月06日 | 構造改革 三位一体改革 地方分権
私の財政への関心は、歳出から歳入へと広がっています。誰のために使っているか(歳出)、から、誰が負担しているか(歳入)、に広がってきているということです。そこで見えてきたのが、地方税の払い過ぎです。大田区には、基金が1200億円も積まれていることからもわかりますが、実際、増税などの負担が非常に重くなっているからです。これは、20年前に比べると、飛躍的に増えています。なぜ、こんなことになったかというと、地方分権で、地方で使える財源を増やすと言って、住民税を増税したり特別区交付金割合を大きくしてきたからです。貯まっているということは、払い過ぎてきたということです。 . . . 本文を読む

大田区政から類推するダボス会議での岸田首相の発言の意図するところを考えてみました

2023年01月04日 | 新しい資本主義
昨年のダボス会議での岸田さんの発言は問題だなあ、と思っていたのですが、うまく説明できずにいました。 「【監視なき】権力集中をもたらす国家資本主義=効率的」 と 「【チェック機構】を欠く国家資本主義=リスクが高い」、 どちらも国家資本主義のことを言っていっていて、国家資本主義を効率的と言っているのは問題だなあと思ってきたのですが、 【  】の形容詞部分がすっきり来なかったのです。 実は、いま、大田区政をふり返って本にしようとしていて、この間の政治の流れをあらためて見ていたら、岸田さんの発言に主語を加えることを想いつきました。 わかりやすくなったと思うのですが、いかがでしょうか。 . . . 本文を読む

2022年度国民健康保険料にみるコロナの感染防止策が与える影響

2023年01月03日 | コロナシンドローム
ちょっと古いのですが、アップしてなかったのであらためて。 コロナの診療控えで2020年は医療費が大幅に減りました。 ところが、2021年度は、診療控えで重症化した方たちがいたのか、原因ははっきりしませんが、診療費は大幅な増になりました。この増が2022年度の国民健康保険料負担を大きくしています。ところが、診療費全体でみると、それでも、コロナ前の増え方に比べると、減っています。   「コロナで落ち込んだ医療費減は、過去に無いものであることから、どうなるかわからないというのが正直なところ、そうは言っても完全にコロナが無かった場合の水準まで戻るというのは少し考えにくいのではないか」という、厚労省の課長の分析からの影響をもっと深刻に受け止めるべきだと思います。 . . . 本文を読む

サービサイジングと大量生産・大量消費・大量廃棄とシェアエコノミーと

2023年01月02日 | 上下分離
過去の活動報告を検索していたら、広告代理店の販売戦略を紹介いただいた講演の記録をみつけました。非常に興味深かったので、もう一度あらためて、掲載しようと思います。千葉大教授の倉阪先生は、この紹介が目的ではなく、大量生産大量消費大量廃棄の背景に「消費は所有権の移転」という基本的な概念がありますが、「モノから得られるサービスのみを消費者に提供するビジネススタイル」が一般化すれば、モノの長寿命設計と循環利用が本格化することを期待していると説明されていました。いま、まさに、シェアエコノミーの時代に入ろうとしています。私たちが、所有せず、消費だけの人になった時、私たちの権利は誰が守るのでしょうか。 . . . 本文を読む