車いすの方から、品川区と大田区の駐車場料金が違うとご指摘をいただきました。品川区大井町きゅりあんの駐車場は障がい者は無料ですが、大田区の蒲田アプリコの駐車場は半額です。
なぜ、この違いがあるのか、今、大田区に調べてもらっているところです。
両者ともに、再開発でできた施設で、土地の一部は、公の土地です。
また、きゅりあんも、アプリコも、駐車場の管理運営は、民間企業にゆだねていますが、手法は違います。
細かい費用負担や、条件をみないと、どちらが区民にとって良いかすぐに判断はできませんが、
・無料と半額の違いがどこからくるか、
・区民の税金や、区民が払った駐車料金が、どう使われているのかは、とても大切なことだと思います。
大田区に調べてもらった結果は、またご報告します。
皆さんも一緒に考えていただければと思います。
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タダで何かもらえるのは嬉しいけれど、タダより高い物はない、という言葉もあるように、タダには、何か理由があり、必ずしも歓迎されるものばかりではない。
特に気を付けなければならないのが、税金が財源の事業の「タダ(無償化)」です。
最近だと、給食無償化が、ほぼすべての政党の推進課題になっています。
私は、公教育は無償であるべき、と考えていますが、国立大学さえ、独立行政法人化し、市場経済のごとく、かかった費用を、学ぶ学生や家族に負担させている。
矛盾を感じ、反対しています。
税金で行う事業は、事業が増えれば、その分、負担が増えることになりますから、なおさらです。
家計は、収入が先に決まり、その収入の範囲で支出を決めますが、
政治は、支出=事業やニーズを決めると、そこから収入=税や保険料が決まります。
何か国民が欲しい=支出を要望するということは、増税しても良いから、やってね、と言っているのと同じなのです。 . . . 本文を読む
昨年末、冬の山形の米農村地域を訪れました。
シリーズものでは無いのですが、やはり、自然を求める心の叫びに従い?
ご縁あって、今度は、長野県の中山間部を訪れました。
泊ったのは、古い農家を生かした宿泊施設
備え付けの業務用?の厨房を使い、夕食と朝食は、地元で調達した野菜等で、簡単に自炊していただきました。
水道水も冷たくて美味しく、
周辺は、小さな集落の周りに水田と果樹(ぶどうなど)が広がり、その間を川と水路が流れ、その向こうに山が見える、美しいところでした。
暑い日でしたが、太い梁のめぐらされた建物に入ると、1階はひんやりとしていて、クーラー?と思ったら、扇風機だけでした。
ただ、ちょっと気になったことがあったので
理由がわかる方は、教えていただきたいです。
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稲穂が垂れた水田は、それは、美しかったのですが、
夜、明かりをつけた窓の網戸に、ガとか、虫が一匹も寄ってきませんでした。
網戸に虫は張り付いていなかった
明りによって来る虫がいなかったのです。
水が残る田んぼの上を飛ぶトンボが少ない
アメンボも一匹もみなかった
アマガエルが、サトイモの葉の上に1匹だけ
案山子もないし、キラキラテープも張ってない
お金を払って買わなければ生きられない暮らしに、不安を覚えているからです。食べ物、水、住まい、衣料品、これすら、何一つ、自分で調達することはできません。息をするにもお金を払うようになる、そんな気さえしてきます。
現実逃避にも似た気持ちで訪れた山形県ですが、日本の構造の問題は、日本全国に広がっているのだと実感して帰ってきました。
東京はダメで地方は良いと言えるほど、単純ではないということです。
地方で生きられない人たちが、東京等の都市部に出てきていることを想えば、地方で暮らしている人たちは、豊かということです。いまの地方での暮らしは、自然の豊かさと一定程度の経済的安定を備えた、ある種の理想かもしれません。ただし、そういう方たちはほんの一握りであり、多くは、高齢です。 . . . 本文を読む
定額減税で、6月の手取りが、思った以上に大きく増えて、喜ばれた方も多いのではないでしょうか。ところが、7月の手取りは思ったより減っていて、驚かれて方も多いと思います。これは、定額減税が、住民税一人1万円(と所得税一人3万円)なのに、6月の住民税の天引きを0にしたからです。減税しすぎた分を、7月以降11か月にわたり、住民税に上乗せして徴収するので、7月の手取りが思ったより減ったのです。国は、定額減税で、一時的な増税状態を作っているのです。なぜ、こんな複雑な仕組みで減税するかと思ったら、定額減税の直前に、増税のしくみを決めていました。今回の定額減税は、本気の減税ではなく、新たな増税の負担を見えにくくするカモフラージュだったのです。
新たな増税のしくみは、非常に大きな3つの問題があります。 . . . 本文を読む
先日大深度地下使用の認可に関わる口頭意見陳述をした際、あらためて、過去の記録を探したら、2018年の公聴会の発言をブログに掲載していなかったことに気づきました。今から6年前の古い発言ですが、特に、最後にJR東海に質問している3問は、今のJRの状況に深くかかわる問題です。このあと、掲載する、最近の動向も合わせた口頭意見陳述と一緒にお読みいただくと、リニアの問題の全体像が見えてくると思います。 . . . 本文を読む
呑み川合流改善事業の説明会が行われました。呑み川下流部の臭気対策のための事業です。雨が降ると、下水の一部が呑み川に流れ出て、悪臭の原因となっているのです。雨が降ると、汚水が呑み川に流れ出てしまうので、総延長およそ6キロメートルの地下貯留管を造り、そこに汚水を貯めて呑み川に流れ出無いようにするのが、呑み川合流改善事業です。説明会に参加し、周辺にお住いの方たちの不安や事業の問題が見えてきました。70~100mの大深度地下をシールドマシンで掘り進めるリニア中央新幹線事業は、外環道陥没事故の後、一向に進みません。一方、地下20mを掘り進めるのがこの事業です。より地表への影響が心配されるうえ、工期も、長期にわたり、土砂の搬出入は、比較的幅の狭い同じ道路を、通過し続けることになります。しかも、シールマシンを下すための立て坑を掘る事業と、この横穴の説明は、別々に行われていて、事業の全容が本質的に語られません。環境アセスメントもなく、それぞれ、わずか数回の説明会で初めていい事業でしょうか。現時点で分かっていることについてご報告します。 . . . 本文を読む
8月1日、リニアの審査請求で口頭意見陳述をしてきました。これまでの繰り返しにならないように、と案内に書かれていたのでこれまでと、全く違った視点から、リニアについて、意見を述べてきました。リニアは鉄道事業として、 やる気・能力があるかリニアは、鉄道事業として・やる気があるのか・やる能力があるのか という視点です。 これを小説にしたら、松本清張ばりの社会派小説ができるかもしれま . . . 本文を読む
今年は、健康福祉委員会です。月一度の常任委員会の日、生活保護について、リーマンショックで1万人だった受給者が、1万3千人に増えて以降は、微減だと言う報告がありました。この間、同じ報告が続きます。物価の高騰に収入が追いつかない状況で、定額給付金や低所得者への給付が続くのに、生活保護受給者数は、微減というのがなぜか、調べたら、給付者は減っていましたが、申請者は昨年1年で7.6%。直近の数字で、5.9%増えていました。大田区は、受給している方が死亡していることも影響していると言い、無くなっている方が増えている分、新たに給付が決まった方も多いと言いますが、【申請者数が増えていること】【申請者数が増えているのに、受給者数が減っていること】はそれだけで説明がつくでしょうか。 . . . 本文を読む
区政報告会ティーパーティーなどの予定です。
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◆区政報告会 参加費無料
議会で決めたこと取り上げている問題政治の現場が暮らしに関わっていることを
実感できるお話をします
8月11日(日)9時半~11時半萩中集会所第一集会室https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/ku . . . 本文を読む
東調布公園で、立て坑の掘削工事が行われています。雨の降り始めに、トイレの水を含む下水が、呑み川に流れ込む構造のため、汚水を一時的にためる、下水管状の貯留槽を造ると言うのです。近隣では、長期にわたる工事に、騒音影響など、大田区への要望もあり、防音壁を高くするなどで対応しています。それでも、地域の方からは、工事の影響への不満や心配の声はやみません。しかも、東調布公園で掘っている穴は、そこから南北に3本のシールドトンネルを掘るための、言ってみれば準備工事です。大田区は、横穴を掘るための説明会を開催していますが、参加した方から、残土を搬出入するトラックの数が多く、家屋調査をするなど区から言われていて、影響の大きさに驚いている。どうにかならないかと相談を受けました。東調布公園の縦穴を掘る近くに住む方からも、影響が大きく困っているとご意見いただいています。説明会は、残りあと2回。私も8月1日と3日に行われる説明会に参加しようと思っています。近隣にお住まいの方、関心をお持ちの方は、ぜひ、ご参加ください。 . . . 本文を読む
私は、蒲蒲線は、必要ないと思っていますし、作れば、税金、私費共に、負担が大きくなるので、区民生活を圧迫する要因になると思っています。 そのうえで、東京都と大田区の税負担割合が決まり、大きく盛り上がった蒲蒲線ですが、2022年12月20日に新空港線整備促進協議会を行って以降、まちづくりの話ばかりが進み、鉄道整備は一向に進みません。大田区に聞いたところ、鉄道認可に必要な申請もまだ出していませんでした。 . . . 本文を読む
開設前の複合施設(入新井第一小学校)で、漏水事故があり、工期が延長されています。工事現場を見たいと言ったのですが、業者しか入れないと断られてしまいました。作業現場が危険なのはわかりますが、発注した大田区と受注した業者にしか、事故現場を見せないと言うのはどうなのでしょう。それでは、誰が現場に入っているのか、うかがいましたが、業者などと大田区、と「など」をいれるので、実際に誰に見せて誰に見せないのか、答えもあいまいです。写真を撮ったり動画を撮ったりしていないのか、聴きましたが、これも言葉を濁します。しかも、事故の補修を始めたと大田区からメールが入りましたが、これから、開いてみなければわからない部分もあり、事故原因の全容はまだ解明できていないようなことも言っています。 . . . 本文を読む
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高齢化だから、社会保障費が増えている、
だから増税したい、というのが国の言い分です。
確かに、高齢化率は上がっていますが、国の言うとおりに見ていていいでしょうか。
先日、財政の勉強会に行った時、こんな資料がありました。 . . . 本文を読む
議員を長くやっていると行政と癒着するとか、言われますが、行政と癒着して私腹を肥やす議員など論外で、長くやるから全員が行政と癒着しているわけではありません。私は、2003年初当選。都議選に落選した空白はありますが、20年以上大田区政をみてきたことで、学び、見えてきた良いことはたくさんあります。長くやることで、知見、経験を積めるということです。知見や経験を軽視してはいけないと思います。 . . . 本文を読む
先日委員会で視察した羽田空港は、国交省の職員からの話とともに、航空会社の整備の方からも話をうかがいました。600フライト時間ごとに行っている整備(Aチェック)に8時間もかけている、車輪は月1回変えている、タイヤは4社から入札している、等々、基本的なことを知らない私には、いずれも、興味深く大変に勉強になりました。中でも、航空機をどう購入しているのか、は目からうろこでした。 . . . 本文を読む