電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

シベリウス「ヴァイオリン協奏曲」ニ短調Op.47

2005年08月01日 22時02分47秒 | -協奏曲
今日、老父母は温泉に出かけた。畑の仕事が一段落したので、骨休めだとのこと。毎年のことながら、結構なことだ。子どもも夏季合宿に出かけている。おかげで、いつもは大家族なのに、今日は核家族だ。夕方、寿司を食べに出かけ、満足して帰って来たら眠い眠い。
一眠りしてビデオでブロムシュテット指揮するN響アワーの録画を見る。シベリウスのヴァイオリン協奏曲だ。ヴァイオリンはクリスティアン・テツラフ、2001/05/06の放送だ。
シベリウスのヴァイオリン協奏曲を初めて意識したのは意外に新しく、千住真理子(Vn)さんのソロで、村川千秋指揮の山形交響楽団の演奏会だった。ああ、いい曲だなぁ~と思って、終演後に即レコード店に直行、ちょうどナクソスのCDがあったので、購入して来た。ドン・スク・カン(Vn)のソロ、エイドリアン・リーパー指揮チェコスロバキア放送交響楽団の演奏、1989年のデジタル録音だ。
この曲、ヴァイオリンの魅力がいっぱいに溢れている。旋律も美しいし、交響曲第2番と第3番の間くらいに書かれたそうだが、充実した内容だと思う。様々な演奏で聞いてみると、音楽の普遍的な良さが感じられる。

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2 コメント

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千住真理子さん (shinsaqu)
2005-12-13 12:26:28
良いですねぇ、千住さんの生演奏で聴かれたなんて。私はまだ演奏会でこの曲を聴いたことはありません。チャイコのVn.協奏曲とは縁があるのですが。TBさせて頂きますね。
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そうなんですよ。 (narkejp)
2005-12-13 19:26:36
なかなかいい演奏会でした。長年プロのオーケストラが定着して活動していると、地方都市でも結構な聴衆が育つのですね。もともと合唱が盛んな地域でもありますので、周辺地域をあわせても数十万と少ない人口ですが、良い演奏会を楽しめるのはありがたいことです。

昔は「山形で柏戸の悪口を言うと生きては帰れない」と言われたものですが、今は山響とバレーボールのパイオニア・レッドウィングスとJ2のモンテディオに増えたようで(^_^;)/

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