電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山形県の場合は直下型地震が怖い

2024年05月12日 06時00分37秒 | Weblog
元日の能登半島地震で、日本海側の地震が再びクローズアップされていますが、太平洋岸のプレートの沈み込みに伴う岩盤の跳ね上がりや沈み込みに伴う海溝型地震とは異なり、日本海側の場合は岩盤に負荷がかかって生じた歪みによる活断層がずれて起こる内陸型地震となるのだそうです。手のひらを下にした左手を東北地方に見立て、手首を中央構造線とすると、中指が奥羽山脈、人差し指は北上山地と阿武隈山地に相当します。薬指はさしずめ月山・朝日連峰等の出羽丘陵(出羽山地)でしょうか。右から太平洋プレートがぐいぐい押してくると、北米プレートの上に乗る東北・北海道は手首を境に左に折れ曲がろうとします。すると、中指と人差し指、あるいは薬指は互いに縦にずれることになります。これが割れ目となり、高いところから低いところへ水が流れる形で阿武隈川や北上川、あるいは最上川など、東北地方の大河はおおむね南北に流れるために、東北地方の平野は南北に細長い形を取るのでしょう。

そのように考えると、南北に流れる大河の下には地盤の割れ目があり、それは活断層の存在を意味することになります。東日本大震災が大地変動の時代の到来を意味するのだとすると、歴史的に災害が少ないと認識されている山形県内陸地方も、直下型地震の可能性はあり得るということになりましょう。最上川の流れに沿って走る活断層が動き、震度6弱程度の直下型地震が起こったとすると、東日本大震災当時の仙台市の揺れに相当することになります。うーむ、これは怖いぞ。

我が家での対策はどうなるのだろう。まずは我が枕元本棚が危ない。寝ている時に大量の本が崩れてきたら、『本好きの下剋上』の主人公と同じ運命になってしまいます。本棚は撤去して読みかけの本数冊を枕元に置くだけにするのが良さそうに思われ、これは少しずつ実施できそうです。あとは、東日本大震災で傷んだ土蔵でしょうか。これは遅かれ早かれ取り壊さざるを得ないでしょう。中に収蔵したモノがかなりあり、その整理と処分はかなり大事だなあ。いずれにしろ、サクランボが終わらないと手がつけられません(^o^;)>poripori


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