電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボ果樹園で剪定枝を集めて焼却する

2024年03月25日 06時00分44秒 | 週末農業・定年農業
昨日の日曜日は、ようやく晴れて春らしい陽気になりました。我が家のサクランボ果樹園も、連日寒い雨雪の日が続きましたので、剪定枝の処理が待ったなしの状況になっていますので、山響オーケストラの日の演奏会にもかかわらず、終日、妻と二人で枝集めの仕事にかかりきりになりました。



バッサリと切り落とした枝を集め、燃えやすいように切り落として束ねるという単純作業です。園地の面積とサクランボの本数がけっこうありますので、集めるにも腰が痛くなりなかなか大変です。



午前中に2時間、午後に2時間、あまり一気に頑張ると後に響きますので、とりあえず1日合計4時間位の作業時間にします。まだまだ終わりが見えませんが、夕日がだいぶ落ちてきた時刻に一旦作業は終了。



撮影地点の手前までが終わったところで、この先がまだ残っているところです。本数的には3分の1くらいは終わったでしょうか。



焼却するにも延焼の懸念がありますので、あまり巨大な焚き火にならないように一日分を燃やしながら作業を進めました。幸いに燃え終わるのも早く、土をかけて火を消しました。

今年は、剪定枝にウメシロカイガラムシが目につきました。おそらくは、昨年の夏に動力噴霧機の調圧ダイヤルに続く余水弁の不調(*1)があり、防除液が充分に若枝まで届かなかったためと思われます。放置すれば若枝が吸汁されて枯れ始めますので、今年は重点的に対策することが重要になります。佐藤錦は例年3月28〜29日頃に発芽しますので、その前にハーベストオイルと石灰硫黄合剤による防除が必要です。そのためには落ちている剪定枝を始末しないと休眠期の防除まで進めませんので、ここが踏ん張りどころです。

(*1): 果樹農家の冬支度〜動力噴霧機を修理し来年の稼働に備える〜「電網郊外散歩道」2023年11月


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