電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

25年間同じ体重を維持できた理由

2005年11月27日 17時30分02秒 | Weblog
学生時代は、私の体重は60kgを切っていた。ところが、結婚したあたりから体重が増え始め、ついに65kgまで増えてしまった。これではならじと、体重増加を防ぐ方法を真剣に考えた。
まず、体重の増加は、ふつう体内の脂肪の蓄積による。食事として余分に摂取した炭水化物が、脂質代謝系で中性脂肪に変化する。したがって、摂取するカロリーと消費するカロリーのバランスが取れていれば、体重の増加は止まるはずだ、と考えた。消費するカロリーは、運動量が多ければ大きくなり、少なければ小さくなる。だが、日常生活で、毎日の平均の運動量はそれほど変わらない。とすれば、食事の量を変えずに運動量を増やそうとしても長くは続かないし、むしろ摂取するカロリーを制限することが効果的だろう。
カロリーの制限にはいろいろな方法があるが、間食の制限など末梢的な問題よりも、最も影響の大きい主食の量から試してみた。単純に、ご飯のおかわりをやめただけである。
最初は、なんとなく物足りなさを感じたが、野菜サラダやお茶など、かさばるものが胃に入れば、満腹感は得られるため、これにもじきになれた。また、エレベータを使わず、極力階段を使うようにつとめた。中年になってからは、どうしてもデスクワークが多くなり、運動量が少なくなるので、ご飯用のお茶碗の大きさを一段階小ぶりのものに変えた。これで、摂取するカロリー量を制限することができた。
晩酌でたまに妻と飲むことがあるが、そのときはご飯は一口程度。もっぱらおかずで終わる。間食をすることもあるし甘いものも食べるが、そう毎日続くわけではない。最も影響の大きい要素は、やはり主食の量だろう。

平日職場では8000歩以上歩いている。しかし自宅でゆっくるする休日には3000歩程度しか歩かないようで、本当は休日のカロリー摂取量はやや多めなのかもしれない。だが、こんなシンプルな対策で、25年間ずっと64kgの体重を維持している。ちょっとした自慢の一つである。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
« F.クープランの組曲集「諸国... | トップ | 食事を抜くと太る理由 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (チョコ)
2005-11-28 19:56:37
TBありがとうございました。

私も強い意志が欲しいです。

太らないために必要なのは,カロリー計算よりも,強い意志ですね。

それにしても,60Kg以下って・・・絶句。。。
返信する
意思よりも強いのは習慣 (narkejp)
2005-11-28 22:23:46
意志が強いわけでは決してありませんが、習慣の力は強いと思います。慣れてしまうと、それが普通に当たり前になってしまいますね。

返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事