電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パイロット・カスタム・グランディ(M)を水洗いする

2017年07月09日 06時06分28秒 | 手帳文具書斎
愛用している万年筆が、偶然にもみな一斉にインク切れになりました。とくに、手持ちの万年筆の中では最も使用期間が長く、自分の書きぐせにいちばんなじんでいるはずの万年筆、パイロット・カスタム・グランディ(M:中字)は、すっかり乾燥してしまっていました。同社のカートリッジの青インクが裏抜けがひどく、使用できる紙が限定されてしまうために、どうしても使う頻度が激減してしまっていたためでしょう。しかたがないので、カートリッジを引っこ抜き、水洗いすることにしました。


(水につけたところ)


(一晩放置した後)

思えば、つるつるの紙の上でスリップするだの、インクが裏抜けして使いにくいだの、様々な不満を持ちながら、辛抱して使い続けてきたきたものです。さて、水洗いした後はどうしようか?

  • プラチナ古典ブルーブラックを入れる。カートリッジにスポイトで充填。
  • モンブラン「ロイヤルブルー」を入れる。同上。
  • パーカーQuinkブルーブラックを入れる。同上。
  • 乾燥して保管、待機組に編入。

うーむ、乾燥に弱い特性を考えると、水洗いですっきり洗浄できる染料系インクが良さそうにも思えます。さて、どうしたものか。



TWSBIダイヤモンド580ALラヴァーは、意外に乾燥にも強いようです。インク容量が大きいということは、実は乾燥もしにくいのでしょうか。

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