はぐれ雲のつれつ゛れ日記

還暦が過ぎ、そろそろ人生を振り返る歳、日々の出来事や思ったことを、思いつくままに・・・。

松浦武四郎記念館

2022-08-28 21:50:29 | 旅行、お出かけ

高知の坂本龍馬記念館に行ったとき、地元三重の松阪生まれの探検家「松浦武四郎」の特別展が開催されてました。ちょうどその頃は地元の「松浦武四郎記念館」の改修工事中でした。そして今年の4月に新しくリニューアルオープンされました。思い出して暑い畑仕事をやめて見に行ってきた。

<パンフレットより>

江戸時代はるか北方をめざし真摯なまなざしで真実を見つめた男がいた。幕末から明治維新に活躍した松浦武四郎は、生涯にわたり全国を歩き続ける。旅行家・探検家、作家、出版者、学者・・・たぐいまれなる知識欲と冒険心で、多芸多才ぶりを発揮したが、数々の業績の中で人びとの記憶に刻み込まれているのは、「北海道の名付け親」であること。

記念館では重要文化財1505点、三重県有形文化財223点を収蔵しており、2か月に一度展示資料を入れ替え、さまざまな顔をもつ武四郎の姿を紹介しています。

70歳のとき、東京の自宅に建てた畳一畳の書斎は全国からの古寺社から古材を取り寄せた。現在、三鷹市の国際基督教大学に現存している。

武四郎の身長は148センチだった。奥の銅像は原寸大か・・?

晩年は古物を収集し、天神信仰をおこなった。68歳から70歳にかけては、大台ケ原に登り、70歳で富士山に登って、71歳で旅に生きた生涯を閉じた。

ヒスイ、めのう、水晶から作られた勾玉、管玉をつなぎあわせた「大首飾り」

使用した部材は243点にのぼり、重さは約3K、長さは145cmにも達する。

近くに生家があるので寄ってみた。

前の道は伊勢街道で「おかげ参り」の旅人がたくさん行き交い、旅人に刺激をうけ、旅を志すようになったと伝えられている。

土蔵がふたつと奥は納屋

所々修復されているが当時のままだ。

かんぬき付の門

鬼瓦は布袋さんだが、前は梶の葉の家紋瓦だった(離れに展示してある)

離れは実家を訪ねてきた客をおもてなしする場所として、慶応3年頃に完成した。

13歳で藩塾で学び、16歳で江戸に行き、17歳で全国を巡る旅に出て、19歳で四国八十八カすべてをまわり、22歳、長崎で出家して僧侶になり、28歳から41歳まで6度に及ぶ蝦夷地の探査をし、北方領土にも行き、42歳で結婚してその後,蝦夷地の繊細地図や紀行文、アイヌ文化などの本を出版、51歳から函館判事や開拓判官になり(この頃北海道名の案を考える)68歳以降は各地を旅し、古物収集や天神信仰をおこない、大台ケ原や富士山に登ったり、一畳の書斎に籠ったり・・旅と趣味に生きた充実した人生だったでしょうね。

ひとつ気になること、記念館でも生家でもわからなかったこと、旅の費用はどうしてまかなったのだろう?宿賃や食事代は・・・これは脱藩して日本を奔走し、海援隊を作った坂本龍馬らにも言えること、今の時代すぐ現実的なことを思ってしまう。旅に出るには先立つものがいる。タダで行ける人は限られてしまう。その限られた人たちだったのか?金持ちだったのか?  自分はせこい人間なのか・・私も旅ざんまいしたい・・・・・現時点では無理です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山田奉行所記念館

2022-08-14 22:36:33 | 旅行、お出かけ

相変わらずコロナ感染者は全国的に多く、誰が感染してもおかしくない。仕事場でも休んでいる人がいるし、近親者にもいて盆休みは帰省者もなしで普段通り。しかし今までと違って経済活動は止めてなくて何処も人出は多い。これでいいと思う。コロナより怖いのはロシア、中国の軍事行動だ。日本も他人事ではない。

毎日暑くて、遊びにいく気分も乗らない。天気も不順だし・・。そんな中、新聞で船の模型展示会があるのを知って見てきました。山田奉行所記念館にも行ったことがないので行ってみたかった。

江戸時代の遠国奉行所で、あの大岡越前守忠相が赴任したところでもある。当時は活躍してなかったみたいだが、徳川吉宗の時に江戸町奉行所になり名奉行として名をとどろかせた。

田園地帯にあり、訪れる人も少ないみたいで無料で入れる。

お白洲 裁きを受けた場所

当時の山田奉行所

山田奉行所に配置された御座船(虎丸)

畳の展示室には製作者の中村末吉さんが偶然みえてて色々話しをしてくれました。木や紙、針金などで作られていて、15歳くらいから85歳まで70年間も没頭できるのはすごいと思う。イージス艦のような制作中のものも展示してありました。

200分の1のスケールで20隻、手前から戦艦大和、不知火、海上自衛隊護衛艦(いずも)

「いずも」にはオスプレイ、F35戦闘機が止まっている。

潜水艦救助艦「ちはや」

護衛艦「いずも」・・・19500トン・長さ248m・幅38m・乗船員約520名

自衛隊なので「空母」と呼べないのかな?

こちらは大日本帝国海軍の航空母艦「翔鶴」

沖縄に向かう途中、東シナ海に沈んだ戦艦大和、

海上保安庁巡視船

海上自衛隊 砕氷艦「しらせ」

 

横須賀港にある三笠公園には戦艦「三笠」が記念館として復元保存されている。現存するもっとも古い鋼鉄戦艦だそうだ。一度見てみたい。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする