もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

三密避けての田圃巡り

2020年05月05日 13時54分04秒 | 日記
 昨日、緊急事態宣言が今月末まで延長された。感染者の推移を見ると仕方のないことだ。私の住む埼玉県も連日新しい感染者が出ている。早く収束して欲しいと思うばかりだ。

 ステイホームにも些か嫌気がさしてきた。コロナウイルスは人から人への感染だと言うから、三密を避けることが一番だと思う。また、マスクと手洗いが予防に欠かせないことだ。

 今日は、朝から晴れて爽やかな陽気だ。せっかくのゴールデンウィークも不要不急の外出自粛ではどうにもならない。

 ステイホームのストレスを解消したくなり、人と接触することのない田圃巡りをすることにした。

 少し早めにバイクで出かけたが、走り始めると頬に当たる風が実に気持ち良い。

 始めに草加公園に行ってみた。公園に着くと、駐車場が閉鎖されていた。人が大勢集まることを防ぐためだろう。

 直ぐに森の中に入ってみた。CMさんが二人いたが、話をせずに鳥影を探してみた。声が聞こえるのはシジュウカラだけだ。昨季はキビタキと出会ったが、その姿はない。

 高い木の上の方に鳥影を発見。双眼鏡で見るとムシクイのようだ。カメラを向けると枝葉が邪魔をする。何とか撮った画を見るとセンダイムシクイだ。青虫を捕まえて食べている。



 今季初の出会いで夏鳥第5号だ。もう少し鮮明な画を撮りたいと思っているうちに飛び去られてしまった。

 三密を避けるために、直ぐに森を出た。キビタキとは出会えなかったが、センダイムシクイと出会えたので満足。

 柿木田圃に行くと、田植えの終わった田が増えている。水が入り、何かいるだろうと鳥影を探して走った。

 水の入った田圃に鳥影を発見。長い嘴が見えたので、チュウシャクシギだと思ってバイクを止めた。

 双眼鏡で確かめるとチュウシャクシギに間違いなさそうだ。カメラを向けると2羽の姿があった。距離はあるが、何とか撮ることができた。田圃で出会ったのは今季初だ。



 コチドリを探したが、その姿はなし。そろそろ来ているはずだが…。

 柿木田圃から釣上新田に行くことにした。住宅地にある田圃を通ると水の入った田に鳥影を発見。慌ててバイクを止めて見ると、何とムナグロの群れだ。20羽くらいいそうだ。

 カメラを向けると群れの半分くらいが幼鳥だ。



 成鳥は胸が黒く、背中が黄色味が強い白黒斑模様で額から白い帯状の模様がある。



 今季初の出会いにワクワクしながらカメラを向けた。車も人も通らないので飛び立つ気配がない。それでも、距離を縮めようとすると少しずつ離れていく。

 こんな住宅地の中の田圃にいるとは驚きだ。夏鳥第6号に決定。

 先日出会ったケリの雛が気になるので、釣上新田まで行ってみた。

 出会った田圃に行ったが、その姿はなし。雛を連れているので、遠くには行っていないだろうと思って探してみた。

 すると、突然、親鳥が飛び出して来た。慌ててバイクを止めてカメラを向けたみた。

 雛の姿は見えないが、親鳥が頻りに威嚇の声を上げている。近くにカラスがやって来ているからだ。ビニルハウスの陰からカメラを向けていると、鳴きながら飛び回っている。



 地面に降り立ったと思ったら、羽を広げて歩き回っている。怪我をしているふりをしているのだろうか。



 どうやら私に気がついたようなので、早々に退散することにした。雛の姿は分からなかったが、無事に育つことを祈りながら帰ることにした。

 途中、住宅地の電線にツバメが止まった。いつも飛び回っているので、撮ることができなかったツバメを撮ることができた。夏鳥第7号だ。



 今日はいろいろな出会いがあり、ステイホームのストレスが解消できた。しかし、明日からは、またステイホームだ。コロナウイルスが一日も早く収まることを願いたい。