思いつきの旅日記

写真で楽しむ旅行の記録

ほおずき市…浅草寺

2019-07-12 11:54:33 | 散歩

7月9日、10日の4万6000日の日、浅草寺境内は150店の「ほお付き屋」と180店の売店で埋まります。

千成ほおづきは、たった2日間の4万6000日を目指して、春先から江戸川の鹿骨町で栽培されます。

このほおづき市は200年近く昔の明和年中に起こったと言われています。山東京伝「蜘蛛の糸巻き」によると

芝青松寺の門前の武家屋敷の仲間が一株の千成ほおづきを発見し、愛宕権現の霊夢で「6月24日の功徳日に

青ほおづきの実を愛宕の神前で鵜呑みにすれば、大人は癪の種を切り、子供は虫の気を封ずる」という

お告げがあったと吹聴したところ、不思議と効能あったため、いつしか市が立つようになったといわれています。

この6月24日は「地蔵様」の縁日で、しかも4万6000日に当たるとされておりました。元来4万6000日は、

観音様の功徳日であったところからいつしか浅草にもほおづきの市が立つようになりました。

        

        

          

 

 

 

 

 

 


姫ザゼンソウ・・・埼玉県狭山丘陵の北西部に位置する里山

2019-07-05 11:23:06 | 散歩

緑の森にはヒメザゼンソウが約5000株群生しています。埼玉県の絶滅危惧Ⅱ種に指定されています。

湿地から林緑の木陰に群生します。ヒメザゼンソウは、サトイモ科ザゼンソウ属の多年草です。

フードを被ったような姿でザゼンソウにそっくり。しかし、ヒメザゼンソウはフードの高さが僅か4~7cmで、

ザゼンソウの1/3程です。あまりに小さくて目立たないので写真に撮るのが大変です.

フードは専門用語では「仏炎苞」といい、葉が変形したものです。花そのものは仏炎苞が包んでいる

「花序」という部分に小さな花がたくさん集まっています。

埼玉緑の森は狭山丘陵の北西部に位置する里山の自然そのものを展示とした野外博物館です。

四季を通じて、里山の環境を活かした幼児から大人まで楽しめるイベントが沢山開催されています。