思いつきの旅日記

写真で楽しむ旅行の記録

江島囲屋敷

2016-04-22 11:02:42 | 旅行
「絵島物語」
絵島は6代将軍家宣の愛妾ある月光院に女中として仕え出世して大年寄りとなった。
将軍家宣が亡くなったあと、月光院の生んだ家継が七代将軍となった。
大奥は御用商人が利を求めて女中の宿下がりの時に芝居遊山などに誘い酒宴を催し、
あるいは俳優などを招いて興を添えることもあった。そうしたことから絵島は、
生島新五郎と馴染みを重ねていたといわれる。1714年(正徳4年)正月12日芝増上寺にある
六代家宣の墓参に、月光院の代参として詣でたその帰途同衆の女中とともに山村座で芝居見物をして帰った。
このことが公務をおろそかにしたということで裁きを受ける身になった。

<絵島囲屋敷>
絵島は、月光院の口添えがあって死罪を免れ、高遠に遠流(遠流…死ぬまで流されている)ということになった。
絵島33歳。この時の判決は罪のない子供まで加えて1500人に及んだ。高遠の囲屋敷に在ること28年、61歳で没した。
絵島の取り扱いについては
ー永く遠流タル筈に候、番人付き差し置かるべく候
ーかろき下女ひとり付き置く
ー食物一汁一菜、朝夕両度の他無用
ー衣類木綿着物布帷子の他無用

            

            

                      






























 

釈迦堂遺跡博物館・・・山梨県笛吹市

2016-04-15 11:16:34 | 散歩
釈迦堂遺跡群は中央自動車道建設(S55.2.8-56.11.15)にさきだって発掘調査された。
調査の結果、旧石器時代、縄文時代、古墳時代、奈良時代、平安時代の住居や墓、
及び多量の土器・石器などが発見された。特に縄文時代のものは豊富で調査時から全国的な注目を浴びた。

<釈迦堂の土偶>
釈迦堂では1116個体の土偶が出土している。前期のものが7個体後期のものが1個体
他はすべて中期のものである。
数が非常に多く、いろいろの形態のものがある、その製作法がわかる、
接合関係が多いことなど土偶の研究上欠かせない資料に恵まれている。
土偶には縄文人の髪形などを復元するヒントが隠されている。

<釈迦堂村の生活>
釈迦堂村では約2500年間に255軒の縄文住居あり、採集・狩猟・漁労の自然に即した生活を
送っていたと思われる。出土した土器や矢じり、石斧などからは縄文人の知恵と技術が伺われる。

            

                 

                   

            




















   


身延山久遠寺・・・しだれ桜

2016-04-08 11:15:24 | 散歩
<身延山久遠寺>
鎌倉時代法華経ですべての人を救おうとした日蓮上人が入山し、晩年の9年を過ごした日蓮宗の総本山。
三門・菩提梯・本堂、そして身延山山頂に建つ思親閣の他、2009年には130年ぶりに五重塔が再建されました。
春は見事なしだれ桜、秋には紅葉の名所として名高い。

               

            

            

            

            

            

               































    

























   

  

ザゼンソウ…甲州市

2016-04-01 11:16:22 | 旅行
竹森のザゼンソウ群(たけもりのザゼンソウぐん)は、山梨県甲州市塩山竹森にあるザゼンソウ(座禅草)の群生地である。

1975年(昭和50年)12月22日に山梨県の自然記念物に指定され、1995年(平成7年)
12月12日に塩山市(現・甲州市)の天然記念物に指定された。
甲府盆地の北東端、甲州市北東の青梅街道(現国道411号)より北側山間部に入った、
玉宮(たまみや)地区を流れる重川支流の竹森川左岸の小さな沢沿いにあるザゼンソウの群生地である。
現在約3,000株が自生しており、指定面積は1.11ヘクタール、指定エリアの標高は760メートルから810メートルである。
イノシシなどによる食害防止のための電流線が指定エリアを囲む形で設置されている。

ザゼンソウは主に北海道から北日本の日本海側にかけて分布するサトイモ科の植物で、
太平洋側にあたる山梨県の比較的標高の低い同地に群生地を形成することは珍しい。
竹森のザゼンソウ群生地は東方の柳沢峠方面から伸びた尾根北側斜面の植林された杉の茂る日当たりの悪い沢の底部にあり、
直射日光がほとんど当たらない場所であることから、甲府盆地の他の場所では溶けてしまう雪がここでは根雪となり、
自ら発する熱で周囲の雪を溶かし開花するザゼンソウの生育条件に適した状態を維持し続けているものと考えられている。

近年甲州市により群生地近くに玉宮ざぜん草公園が作られ、駐車場が整備された。駐車場から群生地まで徒歩5分ほどであり、
指定域には木道が整備され、開花期には多くの見学者が訪れている。