大便・小便をすることを言います。
例文1
畑で農作業をしている父子の会話
子供 「とうちゃん うんこまりたくなっちまった」
父 「だったら 畑の隅の桑の木の陰で まってこい」
「けつふく紙はねーで 桑の葉ででもふいておけ」
子供 「わかった じゃー まってくるで」
例文1の標準語訳
子供 「えとうさん 大便をしたくなってしまいました」
父 「それならば 畑の隅の桑の木の陰で 用足しをしてきなさい」
「お尻を拭くかみはないから 桑の葉で拭いておきなさい」
子供 「わかりました それでは 大便をしてきます。」
例文2
宴席での会話
A 「ずーっとビールばかり飲んでいたもんで トイレへ行きたくなっちまったわい。」
B 「そらそうずらい。 早くトイレに行って しっこ まってきましょい。」
A 「そんじゃ ちょっといって まってくるわ。」
例文2の標準語訳
A 「ずーっとビールばかり飲んでいたので トイレへ行きたくなりました。」
B 「それはそうでしょう。 早くトイレに行って小便をしてきたらどうですか。」
A 「それでは ちょっと席を外して小便をしてきます。」
「方言周圏論」の典型だと密かに思っています。
「オシッコー」という子供に、
「今鍵を開けるからちょっとそこで待ってなさい」といったら、そこでしてしまった•••という笑い話を聞いたことがあります。
勉強になりました。
都の言葉が徐々徐々に地方へ伝わっていくなんて面白いですね。
通信網が発達した現代では考えられないことですね。
私もいろいろ松本弁で失敗していることがあるのですが、その失敗をなかなか思いだせないでいます。
思い出せれば例題として使いたいのですが・・・
松本弁で「子供を背負う」なんて言う言葉は、標準語として用いるととんでもないことになってしまいますね。
出来るだけ土地に親しむよう私も方言を真似して使いました
子供やお年寄りとは難なく会話できましたが緊張すると全く出なくなります
方言では楽しい体験が沢山ありますが人情味ある方言は人間的でとても好きですヨ
これが東京で暮らしていたら、どこか頭の中で今話した言葉の中に方言はなかったかとか、アクセントはおかしくなかったかと、考えながら話しをしていたのかもしれません。
松本に就職が出来て本当に良かったと思っています。