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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「そーずらか」

2016-07-26 | 我が家の松本弁

我が家の松本弁 「そーずらか」
「そーずらか」は「そうでしょうか」や「そうだろうか」の意。



例文

※豊臣秀吉と織田信長と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話

織田信長 「ひでちゃ、いえちゃの かいしゃ ことしゃー
        5000まんえんの くろじ だって じー。」
豊臣秀吉 「そーずらか
        こんまえ いえちゃ しごとが なくて 
        こまっちまってるーって いってた じ。」
織田信長 「なんだか しらねーが でっけえ かいしゃから
        いえちゃの かいしゃで もってる とっきょ 
        うっとくれっちゅう はなしが
        まいこんだ みてーで もってた とっきょ
        1おくえんで うった みてーだじー。」
豊臣秀吉 「そんな こんが あった だかい。
        それで すめた。」


例文の標準語(?)訳

織田信長 「秀吉さん、家康さんの会社は今年は
        5000万円の黒字だそうですよ。」
豊臣秀吉 「そうでしょうか。
        この前、家康さんは仕事が無くて 
        困ってしまっていますと言っていたのですが。」
織田信長 「良くは分からないのですが、大きな会社から
        家康さんの会社で所持している特許を 
        売っていただきたいという話が
        舞い込んだようで、持っていた特許を
        1億円で売ったようですよ。」
豊臣秀吉 「そのような事が有ったのですか。
        それで合点が行きました。」



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2 コメント

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Unknown (mimoza)
2016-07-26 16:56:28
今でも ちゃ で呼ぶ友達がいます。
不思議なことに東京に出てから知り合った
同期の友達は ちゃん づけで呼びます。
すめた・・・ 分かった?  と言う意味でつかっていましたね。

カサブランカ見事な花かずですね!! 
返信する
mimoza 様 (mt77)
2016-07-27 05:58:55
名前に「ちゃ」や「さ」をつけて呼ばれると、それだけで相手に対して親しみを感じてしまいます。
親戚のおじさんやおばさんは、親しみを込めておじちゃんやおばちゃんと呼んでいましたが、おじちゃんやおばちゃんと呼べる人は残念ながら一人もいなくなってしまいました。
方言は住んでいる場所がちょっと離れると、同じ言葉でも微妙に使い方(意味)が異なる事がありますね。
これも方言の楽しい所だと思います。

松本市は今朝も梅雨らしく、雨がしとしとと降っています。
返信する

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