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信州松本からの投稿

松本城 鐙瓦(あぶみがわら)

2007-01-30 | 松本城 いろいろ
松本城ではその当時の時々の藩主の家紋を用いたものが見られます。
因みに「鐙」は馬具の一つで、鞍(くら)の両脇につるして、乗り手が足を踏みかけるものです。

戸田家の「はなれ六ツ星」
戸田家の「はなれ六ツ星」

水野氏の「花沢潟(はなおもだか)」
水野氏の「花沢潟(はなおもだか)」

石川数正が豊臣秀吉から拝領した「五七桐紋」
石川数正が豊臣秀吉から拝領した「五七桐紋」

鐙瓦(あぶみがわら)
これは何家の物でしょうか?

鐙瓦(あぶみがわら)

各階の屋根の軒についている鐙瓦の紋はいろいろです。
これは、藩主交代の多かった松本城の特徴なのかもしれません。


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2 コメント

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鐙瓦 (itsuse yamazaki)
2007-02-04 18:14:51
松本城主家紋4枚目の写真の鐙瓦は、三巴(みつどもえ)文でこの文様は平安後期から使用され、中世以降城郭や社寺建築の瓦に一般的に使用される文様で、この渦に防火の意味がこめられていると考えられています。(google 甦る鶴ヶ城検索)つくばの古家をスケッチしているとこの種の瓦文様は一般の家の瓦に使われていると思いました。
1993年発刊の天守築造400年記念 ”歴史のなかの 松本城”の本を取り出し、歴代城主家紋のページを改めて読む機会を得ましたことに感謝です。
ご教授有難うございました。 (itsuse yamazaki様)
2007-02-05 19:55:33
三巴(みつどもえ)文の事分りました。
有難うございました。
私は城主であった家の家紋若しくは裏家紋なのかナーと思っていました。
やはり、昔から火の怖さは有ったのですね。
鯱も同じような意味合いなのだと思います。
松本城の鯱は耳が小さいのが特徴なのだという事をどこかで読んだ記憶があります。
「歴史のなかの 松本城」、図書館で探してみてみたいと思います。

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