2014.09.30(火)、四国の旅は二日目、高松の宿を7時35分に出て、屋島寺、善通寺を見て次はここも50年前に新婚旅行で訪れたところにやってきた。
「金毘羅宮」
香川県多度郡琴平町」川西892-1 境内自由
石段の始まり。 50年前に妻はハイヒールでここら辺りをあがろうとして、店の人に”それでは無理、替えなはれ”と言われたことを思い出していた。
「大門」 ここまでの階段の数は 365段
階段など登坂力が極端に落ちた私には、こんぴらさんは極め付けの難所。当初の予定では、ここ「大門」で折り返す予定であったが、時計を見ると時間はたっぷりあり、一休みした後は気分的には余裕あったので、もう少し上がることにした。
こんぴらさんと呼ばれて親しまれており、金毘羅宮、まれに琴平宮とも書かれる。明治維新の神仏分離・廃仏毀釈が実施される以前は真言宗の象頭山松尾寺金光院であり、神仏習合で象頭山金毘羅大権現と呼ばれた。現在は神社本庁包括に属する別表神社、宗教法人金刀比羅本教の総本部。全国の金刀比羅神社・琴平神社・金比羅神社の総本宮でもある。
なんとかなるだろうと、上がり始めた階段ではあったが・・・
「こんぴら狗」 ここまでの階段数 431段
立札には・・・飼い主に代わって犬がこんぴらさんへ首に巻いた袋に初穂料と道中の食費を入れて、飼い主が旅の人に託した。 無事代参をすませると再び旅をして家族の元へ帰ってきた・・・とか・・・!。
悪戦苦闘!。 その連続!!。 後から来る人に励まされながら・・・!。
やっと本殿にたどり着いたと、汗をぬぐっていると、隣の団体さんについたガイドさんが、「ここは本殿ではありません」と言う。・・・・がっくり!。
「旭社」 ここまでの階段数 628段
”もう限界!”と何度も唱えながらも、妻には負けたくないと思う一心で、息も絶え絶え漸く本殿らしきが見えてきた。
やっとこさの「本宮」 ここまでの階段数 786段
786では”なやむ”と読むから、”三難”取って783(悩みなし)段と言うそうな。
ここから更に奥の院などに行けば1300段はあるというが、ここまで来れば大満足として、下ることにした。しかし弱った足腰、特に膝には、階段は衝撃が加わり下りでも決して楽ではない。その点下の写真は下り専用の道は階段でなく一部は斜面となっており、大変にありがたかった。
結局、金毘羅宮には2時間あまり滞在して、12時20分に車は次の予定地高知に向かった。
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