アウトドア(登山・写真)・日記

北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

平岡公園を訪れました。

2021年03月30日 18時27分07秒 | Weblog
札幌市の昨日の最高気温は18.3℃で、130年ぶりの高い気温でした。

地球温暖化が進んでいる影響なのではないかと、少し心配になりますね。

この高い気温のため、平岡公園の雪解けが急速に進んでいます。

平地では、全体の90%程度は地面がでており、残りの10%程度に雪が残っています。

真っ白に覆っていた雪が消え、夏の緑も無い状態なので、これから少しの間は、全体的に灰茶色の年間で一番寂しい風景が続きます。

第一駐車場下の湿原では、木道上の雪がほぼ消えてしまい、雪の上を歩くことはなくなりました。(写真1:上段)

第一駐車場に設置されていた除雪センターの建物が、今日で完全に撤去されました。(写真1:下段)

人工池は雪が消えて、水面全体が現れています。

今年初めて人工池でマガモのつがいが採餌をしていました。(写真2,3)

今年も、人工池でマガモが子育てをしてくれるのを楽しみにしています。

隣接する湿原では、エゾノリュウキンカが咲いています。(写真8)

毎年、この場所で最初に開花をします。

第一駐車場下の湿原のエゾノリュウキンカが咲く場所は、まだ少し雪が被った状態です。

湿原の雪の消えた場所では、一斉に水芭蕉が育ち始めています。(写真7)

冬の間銀色に光っていた柳の芽に変化が現れています。(写真9)

もう直ぐこの場所から若葉が育ち始めます。

現在は雪解けが進んでいるため、野鳥達も分散しているようで、最近は公園内で野鳥の群れを見ることができません。

暫くすると木々が緑の葉をつけ始めるので、その頃に野鳥達が戻ってくれるのを期待しています。


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上:梅の香橋から見た湿原です。
下:第一駐車場の除雪センターが撤去されました。


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人工池にマガモのつがいが採餌をしていました。



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同上
今年も子育てをしてくれるのでしょうね。


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ハシブトガラです。



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ヒヨドリです。
柳の芽を食べていました。


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アオサギです。
人工池を2羽で訪れていました。


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水芭蕉です。



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エゾノリュウキンカです。
人工池に隣接した湿原にて。
毎年、一番早くに咲きます。

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柳の芽が変化し始めました。





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平岡公園を訪れました。

2021年03月28日 19時03分32秒 | Weblog
平岡公園の雪解けが急速にすすんでいます。

前回一部が見えていた広場の芝生は、全体が姿を現していました。(写真1)

人工池と隣接した湿原の木道は、ほぼ雪解けが完了しました。(写真2)

人工池に反対方向から行って見ましたが、水面は半分弱が露出していました。(写真3)

広範囲に雪解けが進んでいるためか、公園内の野鳥は少ない状態が続いています。

ヒヨドリはうるさいぐらい賑やかにしていますが、その他の野鳥が殆ど居ません。

今日も野鳥の群れには出会えませんでした。

エゾリスとキタキツネは見かけませんでした。

キタキツネは少し前までは頻繁に姿を見せていたのに、行動パターンが変わったのでしょうか。

天気予報によると、石狩地方は今晩から明朝にかけて降雨があり、明日は気温が17℃まで上がるようです。

ますます平岡公園の雪解けが進みそうですね。


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広場の芝生が姿を現しました。
アッという間に芝生全体が融雪しました。
まだ、ハクセキレイは姿を見せていません。

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上:人工池に隣接した湿原です。
下:人工池です。


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人工池です。
木道とは違うコースで接近しています。


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上段左:梅林です。
上段左以外は、梅の香橋と周辺です。


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コゲラです。
久しぶりの登場です。


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アカゲラです。



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同上
短時間ですが、ドラミングをしました。


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シジュウカラです。



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ハシブトガラです。





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平岡公園を訪れました。

2021年03月26日 15時55分45秒 | Weblog
平岡公園の雪解けが急速に進んでいます。(写真7~9)

前回撮影以降に降雨があったので、気温上昇にくわえて雪解けが加速したものと思われます。

広場で芝生が姿を見せました。(写真6)

前回見たときは、雪が厚く積もっていたので、芝生が姿を見せるまでには暫く掛かるだろうと思っていました。

第一駐車場に設置されていた除雪センターは、一週間程度前に看板を撤去していました。

そのため、それ以降は第一駐車場内を自由に歩いています。

まだ事務所は撤去されていませんが、既に業務は終了しているようです。(写真9:右下)

この後の一週間は、気温が15℃まで上がる予報になっているので、雪解けは更に進みそうです。


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アカゲラです。



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同上



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同上



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ハシブトガラです。
熱心に採餌をしていました。


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シジュウカラです。



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広場の芝生が姿を現しました。



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陽当たりの良い斜面では、殆ど雪が
消えました。


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人工池に隣接した湿原です。
木道がほぼ姿を現しました。


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上段:木道と水芭蕉です。
下段左:第一駐車場の直接湿原に降りる階段。
下段右:第一駐車場の除雪センター(終了)



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平岡公園を訪れました。

2021年03月24日 16時57分33秒 | Weblog
札幌市の撮影時間帯の気温は+13℃を超えて、ポカポカ陽気に感じました。

アウターのベンチレーションを全開にしても暑かったので、前側のファスナーを全開にしました。

この気温が続くようであれば、アウターを少し薄い物に変更する必要がありそうです。

野鳥達の行動にも望ましい天気になっていますが、なぜか野鳥達の数は少なめです。

雪解けが進んで、採餌可能な場所が増えているので、野鳥達が分散しているのかもしれません。

平岡公園でも雪解けが急速に進んでいます。

湿原の木道でも、一部ですが雪の消えた場所もあります。

陽当たりの良い場所では、フキノトウが生長を始めました。(写真5,9)

エゾリスとキタキツネには出会えませんでした。

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ツグミです。



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ゴジュウカラです。



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ヤマガラです。



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ヒヨドリです。



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フキノトウです。
もう冬には戻れませんね。


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梅の香橋です。



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梅林です。
陽当たりの良い斜面は雪が消えています。


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上:人工池に隣接する湿原です。
下:人工池です。


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上:斜面でフキノトウが一斉に芽をだしました。
下:木道の一部の陽当たりの良い場所では、
雪が消えました。



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平岡公園を訪れました。

2021年03月22日 17時51分33秒 | Weblog
平岡公園では、雪解けが急速に進んでいます。(写真8,9)

木道上の雪が緩んでおり、かなり歩きづらくなっています。

足の鍛錬には良いでしょうが、気を抜くと足を痛めることになるかもしれません。

今日は、撮影開始時は濡れない程度の降雨がありましたが、それも直ぐに止んで、その後には日差しもでてきました。

これだけ雪解けが進むと、地面の露出部分が増えてきて、野鳥達も地面に降りて採餌をすることが多くなります。

この後、餌の豊富な田畑の雪解けが進むと、野鳥達が公園にあまり来なくなる時期があります。

ヤマガラが湿原の流水のなかで、熱心に水浴びをしていました。(写真5,6)

そんなに濡れて大丈夫なのと心配になるほどですが、チャンと飛べるので心配はありません。

ミヤマカケスは、一羽で行動していました。(写真1,2)


(YouTube ユーチューブ)
自分のチャネルに、動画を3本アップしました。

まだテスト段階で、「音楽の追加、大量のテキストの表示、テキストと読みあげ音声の追加」を試しています。

また、ユーチューブに最初に表示される「サムネイル」もテスト的に製作をしています。

サムネイルの背景画像の上に、派手な見出し文字を自由に表示するのは、自宅のソフトを組み合わせて行っています。

静止映像の処理は「Photoshop」画像ソフトで行い、派手な文字類はワープロソフト「一太郎」で作成して、Photoshopで合成しています。

一太郎で作成した文書は画像形式(GIF)で保存して、それをPhotoshopで読み込みます。

文字以外の白い背景は、写真ソフトで「背景の一括選択と透明化処理]を行って、一旦保存します。

その後、背景画像を入力してから、文字画像を読み込んで合成をします。

少し手間ですが、それぞれ専門分野のソフトで処理するので、結果は良好です。

一応、ユーチューブの検索画面で「Sapporo Moiwa」と入力すると、私のチャネルが表示されます。

円の中に野鳥のキビタキが写っているのが、私のチャネルです。

検索画面の先頭には出てこないかもしれませんが、画面を送っていくとあります。

見るとガッカリされることになりますので、お奨めではありませんが。


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ミヤマカケスです。



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同上



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ハシブトガラです。



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ゴジュウカラです。



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ヤマガラです。



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ヤマガラの水浴びです。
熱心に長時間水浴びをしていました。


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ヒヨドリです。



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梅の香橋です。
雪解けが進んでいます。


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湿原の斜面でも雪解けが進んでいます。





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無停電電源装置を更新しました。

2021年03月21日 19時16分48秒 | Weblog
自宅のパソコンは、機器の保護のため、無停電電源装置を使用しています。

パソコンにとって一番怖いのは、予期しない停電でハードディスクが損傷することと、処理中の重要なデーターの喪失です。

導入している無停電電源装置は、バックアップ時間が9分程度と短いものです。

停電を感知したら、この装置からパソコンに電力を無瞬断で連続的に供給し、設定時間経過後にパソコンの自動停止処理を開始します。

私は、停電検知後の3分後から自動停止処理を開始するように設定しています。

3分後にしているのは、偶に短時間の停電後に復旧することがあるためです。

また、停電の他に、マンション内で急に大きな電力を使用されると電圧低下が発生することがあるので、その対策も含みます。

前回の購入 2016-11-24 価格 41,000円 (オムロン BN100T)
今回の購入 2021-03-21 価格 50,400円 ( 同上 )

この期間に約10,000円も値上がりしていました。

製品の期待使用期間は5カ年ですが、前回購入品の使用期間は4年4ヶ月でした。

せめて、5年間は使用したかったのですが、バッテリー交換のサインがでたのでやむをません。

バッテリーの寿命というのは、外観や電圧測定では判断ができません。

念のため、バッテリーを取り外して電圧を測定してみた結果は52.5V(平均13.125V/個)で正常値でした。

メーカーが無料引き取りサービスを行っているので、送料自己負担(2,000円)で発送しました。


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自宅のパソコンです。
稼働中の停電対策として無停電電源装置を
導入しています。

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交換前の無停電電源装置です。
バッテリー交換の橙色ランプが点灯しています。


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購入した無停電電源装置です。
オムロン製BN100Tです。


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無停電電源装置の裏側です。
出力用コンセントが8個もあります。


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購入した無停電電源装置です。
出力定格容量 1000VA
バックアップ時間 9分以上

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(以下は参考のために分解した状態です)
無停電電源装置の電池格納部です。


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取り外した電池です。
12V/9AH 4個を直列接続しています。
テスタによる実測値は52.5Vありました。

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今回購入した製品は、仕様書に変更がありました。
12V/7.8AH 4個 (BN100T)


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同上
2段重ねで、4個で構成されています。




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平岡公園を訪れました。

2021年03月20日 17時22分00秒 | Weblog
今日は晴れて風も弱かったのですが、野鳥の姿は非常に少ない状態でした。

公園内で撮影が出来たのは、カラ類とミヤマカケスのみでした。(写真6~8)

エゾリスとキタキツネには会えませんでした。

人工池の状態を確認するために、閉鎖中の木道以外の別ルートで人工池に接近してみました。(写真9上段)

木道にはまだ雪がありますが、人工池は半分近くが融けて水面がでていました。

梅の香橋では、欄干側の床面の雪が消えて、少し狭いですがそこを歩けるようになっています。(写真9の下段左)

梅林では、今日も剪定作業が行われていました。

帰路、ショッピングモール前の林でアオサギの撮影を行いました。(写真1~5)

現在は巣作りの真っ最中のようで、しきりに枝をはこんでいました。(写真5)

前回の撮影時に、アオサギが一斉に飛び立ったことがありましたが、数十羽も確認ができたので、全部のアオサギが飛来しているようです。

アオサギの鳴き声は頂けませんが、姿は素敵ですね。

とくに、飛ぶ姿はとても優雅です。


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アオサギです。
ショッピングモール前の林にて


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同上



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同上



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同上



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同上
巣の材料をしきりに運んでいました。


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以下は平岡公園にて
ミヤマカケスです。


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同上
何か食べているようです。


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ハシブトガラです。



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上段:人工池の撮影用塀と人工池です。
別ルートで接近しています。
下段:梅の香橋と梅林です。



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ロウ付けのテストです。(DIY)(NO.2)

2021年03月19日 17時31分11秒 | Weblog
(ロウ付け NO.2)
昨日は3月始めにロウ付け作業を開始した当時の写真をアップしました。

その後、作業台や器具の改良などを行ったので、改めてアップしたいと思います。


(作業台)(写真1)
作業台は、当初作成した作業台に本格的な耐熱レンガ2個を使用していたため、かなり重たくて移動に苦労していました。

そのため、厚さが半分のレンガ2個に変更しました。

作業台を移動しないで使用する場合は、交換は必要ありませんでしたが、移動中にレンガを足に落としそうになったので変更しました。


(固定用器具)(写真2、3)
固定用器具は、土台部分を変更し、ピンセットも別の耐熱性が少し高いものに変更しました。

前回の黒い鉄製の土台は、最初に購入した固定器具の部品を流用したため、元の状態に戻しました。

新しい土台は木製で、その上をアルミ板で覆っています。

アルミ板の接合部は、アルミのロウ付けで行っていますが、作業中にアルミ板に孔が開いてしまったため、小さなアルミ板で補修しています。

ピンセットは逆作用型で、両側を押すと開いて、離すと閉じます。

このピンセットの先端はロウ付けする材料を直接保持するため、600℃以上の高熱に晒されます。

特殊合金製の耐熱ピンセットは高価なため、一般用で少し丈夫な製品を使用しています。

このピンセットの材質はステンレスよりも硬くて、手持ちのステンレス用のビットでは孔を開けることができませんでした。

そのため、ピンセットはロウ付けで接着しています。


(ろう材の誘導棒)(写真4の右上)
ろう材の誘導棒を製作しました。

ろう材を融かして接合するときに、ろう材を適切な位置に少し動かす場合などに使用します。

バーナーの炎が直接当たるため、市販品はチタニウム・タングステンなどの融点の高い金属で出来ています。

そのため、アウトドア用のチタニウム製食器の持ち手を取り外して流用しました。

木製の柄をつけてドライバー状にして、棒の先端はマイナスドライバー状にしました。


(不織布研磨材)(写真5,6)
紙ヤスリは80番~2000番までの10種類を所有していますが、テスト的に購入した不織布研磨材の使い勝手が良かったので、写真5の9種類を購入しました。(紙ヤスリは写真4の左上)

#120、#240、#320、#400、#600、#800、#1000、#1500、#3000の9種類です。

ハサミで必要な大きさに切って使用しますが、耐久性もありとても使いやすいです。

紙ヤスリよりはかなり持ちがよく、作業が捗ります。


(再研磨)(写真7~9)
ロウ付けした材料を、不織布研磨材で再度研磨してみました。

番手が同じなら紙ヤスリと不織布研磨材の仕上がりはほぼ同じになります。

ただ、不織布研磨材の方が細かく折り曲げて使用できる柔軟性があるため、細かな部分の研磨では有利と思われます。


(平岡公園)
今日は朝方天気が悪かったので、予報で晴れになっている明日でかけることにしました。


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作業台の改良版です。
半分の厚さのレンガに変更しています。


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固定装置の改良版です。
全部を作り直しました。
ピンセットも変更しています。

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同上
ピンセットはロウ付けで接着しています。
土台は、木材の上にアルミ板を被せています。

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上左:紙ヤスリです。
80番~2000番の10種類です。
上右と下:自作したろう材の誘導棒です。

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不織布研磨材です。
120番~3000番の9種類です。
紙ヤスリよりも使いやすいです。

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同上
ハサミで必要な大きさに切って使用します。
かなり耐久性があります。

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ロウ付け作業品です。
不織布研磨材で磨いた状態です。


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ロウ継ぎ部のアップです。
昨日アップ後に更に研磨をしています。


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同上





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ロウ付けのテストです。(DIY)

2021年03月18日 19時22分00秒 | Weblog
(ロウ付け)
昨年は9月まで自宅で行っていた木工作業関連(DIY)の記事をアップしていましたが、それ以降は中断していました。

今月に入り、「ロウ付け作業」について、道具類や材料を用意して練習を始めました。

長年半田つけを利用してきましたが、ハンダよりも少し強度をだせるロウ付けに関心を持っていました。

溶接を本格的にやるためには、家庭用半自動溶接機を購入すれば可能ですが、現在のところ必要性がありません。

それで、ハンダよりは強い接合が出来るロウ付けについて勉強することにしました。

金属同士を接合する方法には、次の3つの方法があります。

 1.溶接
   両方の母材と、ろう材を融解させて接合します。
 2.ロウ付け
   母材は融かさずに、接合面にロウ材を流し込んで接着します。
 3.半田つけ
   母材は融かさずに、接合部にハンダを流して接着します。

 接着作業時の温度は、【溶接>ロウ付け>半田つけ】となります。

 接着強度は、【溶接>ロウ付け>半田つけ】となります。
>

一応、450℃以下がハンダ作業で、450℃以上がロウ付けと定義されています。

ロウ付けの作業温度は、アルミろう(600℃以下)~パラジウムろう(1200℃超)と母材により作業温度が異なります。

アルミニウムは、アルミろうの作業温度が580℃で、アルミの融点が660℃なので、作業温度が母材の融点に近いために、作業の難易度はかなり高いです。

今回の作業で使用している銀ろうは、銀の配合割合によって融点が620℃~800℃の範囲があり、17種のJIS規格があります。

銀ろうの作業対象母材は、「鉄、ステンレス、真鍮、銅」で融点が高いので、使用しているカセットタイプのバーナーでは母材は融けません。

ただし、一番融点の低い真鍮(融点約800℃)は、長時間バーナーを当て続けた結果、融けて変形したことがありました。

作業手順はハンダ作業に似ていますが、作業温度が高いので、ハンダ作業よりは難易度が高いです。

かなり練習をしないと、綺麗なロウ付け作業はできません。

私は、練習を開始した段階なので、うまくいったり失敗したりの連続です。

今回アップした材料は、「アルミニウム、鉄、ステンレス、銅、真鍮」の5種類ですが、それらを組み合わせた接合をしています。

接合の詳細は、接合する二つの材料の接触面をピッタリとつけて、フラックスを塗ってからその周りでろう材を融かします。

融けたろう材は、ピッタリつけた接触面の僅かな隙間を通って拡がります。

水が毛細管現象で拡がるのと同じような現象で、隙間が広すぎるとろう材は流れません。

母材をろう材の溶融温度以上に加熱して作業をするので、ろう材を接合面に盛ることはできません。

接合面の強度は非常に高いものがります。


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ロウ付けに使用する道具と材料です。
横置き:銀ロウとアルミ硬ロウです。(ハンダ相当)
縦置き:フラックス、耐火ボード、小型バーナー

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メインに使用するバーナーです。
火力は強力です。


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作業台です。
耐火レンガと耐火ボードです。


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ロウ付けする材料を固定する装置です。
黒い台以外は自作です。


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ミニルーターです。
ロウ付けした場所の研磨・切削などを行います。
研磨には紙ヤスリ、ハンドパット等も使用します。

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ロウ付けの作業直後の様子です。
全体が700℃以上に加熱されるため、酸化等による
汚れが目立ちます。

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紙ヤスリで磨いた状態です。



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ロウ付け部分の拡大写真です。
銀ロウが流れて完全に接着されています。


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アルミのロウ付けの拡大写真です。
アルミは熱に弱いため、ロウ付け作業が
難しいです。



写真をクリックすると拡大表示します。


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平岡公園を訪れました。

2021年03月17日 18時37分12秒 | Weblog
公園の広場に到着した時に、松の大木の下の雪が消えた部分に、何かがいる感じでした。

肉眼では確認ができなかったのでカメラをとおして確認をすると、なんとエゾリスが採餌をしていました。(写真1~4)

エゾリスは、普段はあまり地面では採餌をしないのですが、今回は長時間同じ場所に留まっていました。

キタキツネが現れないかと、こちらが心配するほどの落ち着きぶりでした。

今日はキタキツネの姿は全く見かけませんでした。

マヒワは、10羽程度の小さな群れで行動していました。(写真5,6)

その内の一羽しか撮影ができなかったので、ベニヒワが混じっていたかは確認が出来ませんでした。

湿原では水芭蕉の芽が育っています。(写真9)

昨年の記録を見ると、あと2週間もすると開花を始めます。

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エゾリスです。



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同上
広場の松の大木の下で長時間採餌をしていました。


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同上



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同上



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マヒワの雄です。
黄色がとても綺麗です。


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同上



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ツグミです。



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ヤマガラです。



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水芭蕉の芽です。
4月初めには開花します。




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