君と歩んできた道

いつかたどり着く未来に、全ての答えはきっと有る筈。

君と歩んできた道

2023年03月28日 | 目次
プロローグ
乳白色の海に、あたしは堕ちていく・・・。


第一章 「それでも、ついてきて下さい」    
目覚めた時、何も分からなくなっていた。そのあたしを迎えに来てくれた彼。
貴方は誰なの・・・?


第二章 無言の背中    
何も教えてくれない。こっちを見てくれない、背を向けたままの彼。
それでもあたしは彼に、ついて行くべきなのだろうか?


第三章 チャンスと恐怖    
貴方はどうしてあたしを守ってくれるの? 貴方の言葉が、あたしを突き動かす。


第四章 黒い海    
乾いた空気。乾いた土地。渇いた心。
貴方の探し続けていたものは何? 変わり始めた感情が貴方の変化に疼き出す・・・。


第五章 「空」    
あたし達の想い出は、一体どこに行ってしまったの?
貴方のことを思い出したい。でも叶わないから。
せめて貴方の中だけでも、あたしを元に戻して下さい・・・。


第六章 黒髪の魔女      
辿り着いた、その先に在ったモノ。黒髪の魔女と、あたしの選択と、貴方との別れ。
どうして何も言ってくれないの? 本当だから・・・?


第七章 彼の名は    
何度も呼んだ貴方の名前。何度も欲した、貴方との想い出。
あたしは「それ」を抱きしめる。もう二度と手離したくなくて。


第八章 見えない壁    
貴方はいつだって、あたしを見守っていてくれた。
何も分からないあたしの傍にいて、そっと教え続けてくれた。


第九章 小さなプレゼント  
それは爺から渡された、小さくて簡単な贈り物。
その中にあったのは優しくて大きな暖かい気持ち。


第十章 解り合えた日  
貴方の気持ちを理解した。
貴方の伝えたかったこと、あたしちゃんと受け止めた。
だからお願い。傍に居させて。今度はきっと、大丈夫。


第十一章 シンクロする、未来の記憶  
未来が過去に同調する。それは無くしていた大切な想い出。
あんなに欲していた筈なのに、思い出すと胸が痛くなる。
だって貴方は、あの時も。この時からずっと。
ずーっと優しい。


第十二章 友情の有効期限  
もう一緒にはいられない。これが二人で歩いてきた道の果て。
お互い、大切なことだけは何も伝えられないまま。
でも胸に秘めたこの気持ちだけは、きっと永遠に。


第十三章 「彼」が守り続けたコト      
記憶を無くした訳。貴方が何も言ってくれなかった理由。
知れば知るほど貴方を深く、深く想う。


第十四章 決意の夜  
その暗闇は、深く濃くて先の見えないただの黒。
一人の願いは、その暗闇にかき消され、もう一人の願いは僅かな熱を伝えた。


第十五章 真実の言い訳    
貴方と歩いた道の果て。
貴方のお陰でここまで来れた。貴方とだから歩いて来れた。
あたしは「真実」を手に入れる。彼との全て。
だから「真実」を伝える。彼女に全て。


第十六章 一人きりの帰路      
今まで一緒に歩いてきた、貴方と離れる時が来た。
あたしは一人、貴方との想い出の場所へ帰る。
後悔しない。貴方がそう望んでいることも知っているから。
でも寂しくて悲しくて、心はずっと震えていたよ・・・。


第十七章 旅路の果て      
「このまま、ずっと・・・」
彼女は大切な気持ちを思い出した。それは彼の背中を追いながら考えていたこと。
全てを忘れても、芽生えた想い。


第十八章 荒野に吹く風    
幻のような戻れない過去と、ぼやけた視界の未来の間。
一人は僅かに歩を進め、一人はそこで立ち止まった。
いつか再び道は重なる? 答えは過ぎゆく時の中。


第十九章 最後の夜  
望んでいたはずの、日常に戻るという現実。
それに向き合った時、僅かに生まれた怯えが足を竦ませた。
遠い場所で、現実の中。彼女は一人。
僅かな緊張は、暖かく優しい香りに癒されていく・・・。


第二十章 静かな城 
帰ってきた、見慣れたはずの城・・・周辺。そこは静かで穏やか・・・過ぎる異常な光景。
彼は頭を抱え、魔女は進む。


第二十一章 永遠の誓い      
彼女に会って、辛くなるのが怖かった。
躊躇っていた、その足を動かしたのは魔女の一言。


エピローグ 一歩手前
第十七章2の後に、実はこんな会話がありました。

エピローグ 一歩手前 2
更に第十七章2より前、実はこんな会話がありました。


エピローグ
これから歩んでいく長い道。足音は重なった。