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古文書から江戸時代の人々の暮らしを探る 宮代町郷土資料館で古文書講座

2011年02月06日 16時23分48秒 | 宮代ニュース

「江戸時代の宮代町の人々の暮らしはどんな感じであったか」を宮代町郷土資料館など所蔵の古文書から読み解こうという「古文書講座」が6日、宮代町郷土資料館で始まった。全4回シリーズだが、途中参加、1回だけの参加も可。

第1回の6日は、「村のとりきめ」と題して、新井隆夫家文書「取極申議定之事」と「百間村西原両組議定連印帳」の二つを読んだ。

講師は元宮代町史編集委員の林貴史氏。「古文書というのは漢字、国字、旧字、異体字とさまざまに書かれていて読むのが難しい。さらに、古文書というのは、特別なことがあったときに書き記されることが多く、通常の生活を書き記すことはあまり多くない。その特別なことから通常を読み解くというのは難しい」とはしながらも、「古文書は習うより慣れろということで、数多く接することで、分かってくることが多い。読み進んでいきましょう」と激励して講座のスタート。

古文書から分かる庶民の暮らしや取り決めごとなどを興味深く解説。古文書が全く読めなくても「そうだったんだ」と分かるように懇切丁寧な講義が行われた。

この古文書講座は4回シリーズで 、第2回は2月13日「家と人」、第3回は2月27日「村の暮らし」、第4回は3月6日「冠婚葬祭」について、いずれも10時から12時まで郷土資料館で行われる。講師は 林貴史氏(元宮代町史編集委員)。費用は資料代として500円(1回の参加でも500円)。問合せは宮代町郷土資料館34-8882。


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