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お雛様が微笑む宮代町郷土資料館 「おひなさま展」始まる 4月17日まで

2011年01月09日 21時34分43秒 | 宮代ニュース
いつもは静かな雰囲気の宮代町郷土資料館の特別展示質が8日から、一気に華やいだ感じとなった。七段飾りなどのきらびやかなおひなさま展が始まり、4月17日まで行われる。



宮代町郷土資料館では毎年「ひな祭り」の時期になると、資料館内にある旧加藤家住宅の座敷に雛飾りを展示し、多くの人が訪れている。



こうしたことから、22年度第3回企画展として、町内から寄贈を受けて資料館で保存している雛飾りの一部を展示し、楽しんでももらうと共に日本の伝統文化をより深く知ってもらいたいとしているもの。



今回展示されているおひなさまは、大正時代から昭和初期のものと昭和40年代の段飾り。



時代、地域と共に大きく変化してきているおひなさま。



飾りの内容や内裏様の違いなど、見所は多い。



3月3日の節句(上巳の節句)は、江戸時代に定められた式目で、5節句の一つ。



5節句は明治6年に廃止されたが、子の健やかな成長を願う親の気持ちは変わることなく、民間行事として現在に受け継がれている。



こうしたことから、宮代町でも古くから雛飾りが行われ、現在に続いており、郷土資料館には多くの雛飾りが寄贈されている。



今回は、その中から一部を展示しているもので、各年代及び当時の状況などによって雛飾りも大きく異なっており、それらの違いを見て取れる展示ともなっている。



特に内裏様の様子の違いは興味深い。










なお、子も展示と共に、例年行われている旧加藤家住宅の座敷への展示もおこなわれる予定で、郷土資料館はここしばらくきらびやかな感じとなりそう。

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