雨が降り続く宮代町。
身体がなまるので、傘をさしての散歩。
酔狂以外の何ものでもない。無論、他の散歩の人に出会うことはない。
人はもちろんだが、鳥や虫たちも、じっと動かないものが多い。
雨が降ると、虫たちの動きが鈍くなって、授粉効率が落ちたり、花粉が湿ってダメになることなどから、花弁を閉じる花も多くみられる。
そんな寂しい散歩道に、元気な姿を見せている花が・・・。先日、開花したヒガンバナ。
雨だろうが何だろうが、雄蕊をピンと伸ばし、ずぶ濡れ状態。
「これで、花粉は大丈夫なのだろうか」と心配になったが・・・。
待てよ、日本のヒガンバナはほとんどが三倍体。種で殖えているのではなかった。
だから、というのでもないだろうが、秋雨に負けない心意気のヒガンバナにちょっとエールをおくったりして・・・。