宮代町の田圃は稲の花が咲き始めたが、その下を良く見ると、時々(めったには見られないが、田圃によっては)可愛い花に出会えるときもある。
あまりにも小さい花なので、ピンボケなのはお許しいただきたい。
この花は田圃によってはよく見ることができるが、小さすぎるので、良く見ないで通り過ぎる人が多い。
宮代町のおとなり、杉戸町では「虻ちゃん」の愛称で人気の、お笑い女性コンビ・北陽のボケ担当、虻川美穂子(あぶかわ みほこ)さんが杉戸町宣伝大使として活躍中だが、宮代町の田圃で開花中のこの花も「虻ちゃん」? もとい、「アブノメ(虻の目)」。
丸いその実が、虻の目に見えることかこの名が付いたといわれるが・・・。
昔は、比較的良く見られた水田雑草で「パチパチ」とも呼ばれていたようだが、近年では、除草剤などの影響で、少なくなったとされている。
埼玉県では準絶滅危惧種として扱われるている。
除草剤など、大量の農薬を使わずに耕作している田では残っている可能性の高い雑草で、田の環境の良好さを示す一つのバロメーターという見方もできる。
だから、この花にカメラを向けるときは、この田の米は安心して食べられるのだろうなーと、つぶやいたりして・・・。
このアブノメ以上に見ることが少なくなっているのが
ヒメシロアサザとみられるこの花。
宮代町の田では限定的だが見ることができる。ただ、この田でも昨年、除草剤が使われたようで、昨年はほとんど見ることができなかったが、今年はかろうじて・・・。