韜晦小僧のブログ 無線報国

真空管式ラジオ、軍用無線機やアマチュア無線機の修復の記録
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田舎暮らしの日常生活の記録

INOU GPS+Camera+Plusの試験運用について

2020年08月20日 08時33分05秒 | 99日常生活(田舎暮らし)

INOU GPS+Camera+Plusの試験運用について
ひと昔前、GPSカメラが喧伝されていましたが、今回どのようなものが購入して確認するこことしました。
リサイクルセンターで悪い癖でINOUなるGPSカメラを安価で購入しました。
添付の説明書から下記登録作業を行いました。
PCよりINOU Atlasに会員登録します。
INOU Atlasにアクセスします。
http://www.inouatlas.com
なんとここにアクセスすると「イククル登録【出会える恋愛サイト!】」というなんかいかがわしいサイトにたどり着きました。
どう考えても、このサイトに会員登録しても利用できるようには思いません。
しかたないので、INOU Atlas登録なしで単独でINOUカメラを起動し、動画と写真を撮影してみました。
メモリーカードをPCに接続して撮影データを見ようとしましたが、拡張子がDATAで専用のソフト(INOU Sync)がないと解読できません。
安物買いの銭失いの諺どおり、ここまでかと思いましたが、再度ネットで検索すると、
下記のURLに変更されたようです。
https://www.cateyeatlas.com/
早速会員登録と本題のINOU Sync(名称はCATEYE Syncとなっています)をPCにダウンロードします。
INOU Syncを起動すると撮影データがPCへ転送されます。
ただし、どのホルダーに入ったのか不明のままですが、とりあえずINOU Syncを起動すれば内容は確認することができるようになりました。
ここで気づいたのは、このカメラとソフトは自転車専用のようです。
自転車は所有していないので、スクーターに取付け早速走行試験を行いました。

気付き
走行中に写真や動画も撮影できましたが、動画のユーチューブ連携機能は対応していないようです。
本機の写真も動画が単独で取り出すことができません。(注 R02.08.29 データホルダー表示事例 :\Users\Owner\AppData\Roaming\INOUSync\Local Store\import\2020-08-22_05.31.36のように参照可能でした。)
自転車以外にウォーキングで活用できそうです。

 

 

 

 


太陽の子 本機オシロスコープが演出道具としては最高の場面で出演(少し地味ですが・・)

2020年08月16日 16時05分51秒 | 96無線コラム

太陽の子 本機オシロスコープが演出道具としては最高の場面で出演(少し地味ですが・・)
2019年6月25日に下記のメールがありました。
お忙しいところ失礼いたします。
NHKドラマ制作の助監督 〇■と申します。
突然のメールすみません。
今、私共は来年放送予定のNHKドラマを制作しております。
そのドラマの中で、研究に使うオシロスコープを探しております。
HPにある『東京電気 ブラウン管変調計WI-2号』を拝見させていただきました。
https://blog.goo.ne.jp/minouta17/e/27899910d6c7575e5acf04b19afe006e  
このオシロスコープを是非、ドラマの小道具として使用させていただけないかというご相談でメールいたしました。
ドラマの内容としては1944年戦時中の京都帝国大学が舞台になります。
荒勝研究室で物理学の研究をしている主人公が実験を繰り返す中でオシロスコープを使用したいと考えております。
原子核分裂の実験からウランの分離を目指して遠心分離機を作るという実験の過程を描くストーリーです。
ドラマのテーマが少しデリケートな部分もあります。
日本でも原子爆弾の研究をしていたという事実を扱う脚本になっておりますので、そこのところも併せて検討いただければと思います。
もし、少しでも興味を持っていただけるのであれば、いずれご挨拶に伺えればと思います。
何卒、宜しくお願いします。

丁度断捨離を検討していたので、放送博物館への寄贈を条件としてオシロスコープ貸出することとしました。
1年たっても「太陽の子」の話題がありませんでしたが、今年7月になって放送のアナウンスがあったので、少し安心するとともにどのようなストーリーで出演するのか期待しておりました。
2020年8月15日終戦の日に地上デジタルで放送されました。
以下出演ショットを参考までに掲示します。


史実としては、少し残念な場面を掲示します。
低周波発振器(NATIONAL RC OSCILLATOR VP-722Aと思われる)については、昭和40年代以降のトランジスター製です。
しかし、戦前の低周波発信器はもう手に入らないでしょうね。

参考に無線と実験(昭和14年9月)のオシロと発信器等の実験装置を掲示します。

気付き
真空管(ST管)がころんで床で割れるシーンがありますが、実際はかなり硝子の強度があり、かなり高いところから落下させ破壊されたところを撮影されたものと拝察します。