韜晦小僧のブログ 無線報国

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手製本と製本教室の活動の記録
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新規生徒募集中止 広島手製本倶楽部 安東教室 新規開講(平成28年4月より)

2016年01月07日 13時26分30秒 | 00手製本/製本教室

新規生徒募集中止 広島手製本倶楽部 安東教室 新規開講(平成28年4月より)

現在、中国新聞文化センター教室部のカルチャーセンターで下記活動中です。
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
しかしながら、カルチャーセンターの制約もあり、受講することが困難な場合も多いようです。
今回、手製本講座の受講を、個人レッスンのように自由時間に予約することができるように、広島市安佐南区安東公民館を利用することにしました。
1週間前にメールにて受講予約されれば、個人レッスンが可能となります。
公民館の休みである火曜日とカルチャーセンターの第2・4木曜10:00~12:00を除いたすべての曜日と時間帯(公民館のオープン時間帯内)で手製本教室の受講が可能です。
受講内容は、カルチャーセンターと同様ですが、自由に受講日時が設定できます。
また、手製本講座についは、1回につき90分程度で料金は2,000円です。
是非、気楽にご参加お願い申し上げます。

◎製本教室に関する問い合わせは下記のとおりです。
■お問い合わせ先 mailto:minouta17@yahoo.co.jp


参考情報
■広島市安佐南区安東公民館
http://www.cf.city.hiroshima.jp/yasuhigashi-k/

■カルチャーセンターでの活動状況です。
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中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
受講料:1回 5単位 2,500円/月2回 5,000円(表示:税抜)
備考:教材費 新規 3,000円 更新2,000円
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広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


手製本活動(その43:製本教室)

2015年12月24日 17時10分04秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その43:製本教室)

平成27年12月24日実施した製本教室の制作模様です。


全体の教室模様です。

 

完成した生徒作品見本です。今回は半革装1冊と紙製表紙1冊の丸背製本です。
一部ちりが悪かった製本もありましたが、全体的には大変きれいな出来栄えです。


革の表紙の文字入に、広島ハンズでレーザ加工したものです。箔押しなどより手軽に文字入れができます。

 

本日は、製本自体の作業ではなく、マーブル染め・箔押し・布の裏打ちといった製本に必要な基本的な技法の講習会をおこないました。

■マーブル染めの工程


■布の裏打ちの工程


■箔押し作業の工程

 

■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。
①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。
 今回は上質紙90Kgの用紙を使用します。
②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。
③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。

 

※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
1回 5単位 2,500円/月2回 5,000円(表示:税抜)
備考:初回 教材費 3,000円
   更新 教材費 2,000円

 


広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


手製本活動(その42:製本教室)

2015年12月10日 22時02分30秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その42:製本教室)

平成27年12月10日実施した製本教室の制作模様です。
今回も作業ミスによるトラブルがありました。事前に作業工程を熟考し、わからないときには立ち止まって質問してください。

全体の教室模様です。


生徒さんの完成作品です。全革装と布装の丸背製本です。文字入れはハンズによるレーザ加工が施されています。

 

■表紙の作成工程(革と紙装)の角背・丸背チームの作業状況です。
①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏・背の型紙を切り出します。
  丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。
 背幅については、前工程にて測定したデータをそのまま使用します。
②今回は事前に自分で用意した裏打ちした布を使用し、この切り出した黄ボール紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。
③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

■表紙と本体部の合本処理丸背・角背チームの作業状況を以下に示します。
①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。
②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。
③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。
④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。
⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。
⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 

■本体部の折丁づくりの工程のチームの作業状況です。
①横目のA4用紙には、各生徒さんのご希望の内容を事前にこちらでレーザプリンターで印刷を行っております。
 印刷については、冊子印刷機能でA5版の縮小印刷を行います。
 今回は白紙の用紙を使用します。
②この用紙を半分に折り、ヘラにてきれいに伸ばすといった単純作業です。
③後は捨て紙と合わせ、プレスして完了です。

 

■目引き、背固めの工程の丸背・角背チームの作業状況です。
①本体に紙バンドを巻き、丸い筒とヘラを使用して丸みだしを行います。(角背はこの工程は不要です)
②金鋸で背に1.5ミリメール程度に深さの溝を切ります。
③背に水溶きボンドを塗り、切った溝に麻紐を入れていきます。
⑤最後に和紙を背に貼って完成です。

 

 

※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
1回 5単位 2,500円/月2回 5,000円(表示:税抜)
備考:初回 教材費 3,000円
   更新 教材費 2,000円

 


広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


手製本活動(その41:製本教室)

2015年11月26日 16時12分23秒 | 00手製本/製本教室

手製本活動(その41:製本教室)

平成27年11月26日実施した製本教室の制作模様です。

全体の教室模様です。


箔押作業・・・布装の表紙作成後、箔押でタイトルをいれました。

 

■本体部作成2:見返し、天地のやすりかけ、寒冷紗貼り、はなぎれ、しおり、クータ貼りの工程の作業状況です。

①捨紙をはがし、全体的にお掃除します。

②本来は裁断工程ですが、天をやすり(#240)がけし平らにします。

③クータを準備し、しおり紐や花布を教材の中から選び、見返しを貼ります。

④しおり紐、花布。寒冷紗の順番で背に貼ります。

⑤最後に、クータを背に貼って完成です。

 

■表紙の作成工程(革と紙装)の角背・丸背チームの作業状況です。

①表紙の裏にはる黄ボール紙(厚さ2mm)として、表・裏・背の型紙を切り出します。
  丸背の場合には、背は地券紙で切り出します。
 背幅については、前工程にて測定したデータをそのまま使用します。

②今回は事前に自分で用意した裏打ちした布を使用し、この切り出した黄ボール紙を型として鉛筆でなぞり、表紙の枠を確定します。

③最後に、水溶きボンドにて、表紙の用紙に、切り出した黄ボール紙の型紙を貼り付けます。ここでの注意事項は角のまるめ処理です。

 

■表紙と本体部の合本処理丸背・角背チームの作業状況を以下に示します。

①事前に表紙と本体部を合わせ、チリがきれいにとれているか確認します。

②確認が完了すれば、水溶きボンドにて、背のみ表紙と本体部を仮接着します。10分程度で接着が完了します。

③表紙と本体部の見返しを接着する前に、チリ調整します。基本的には、糊付けにより2mm伸びますので、その分だけ事前に切断する必要があります。
 また、本体部の変形等にり、チリが斜めになった場合もこの時点で修正します。

④表紙と本体部の見返しをでんぷん糊を使用して接着します。この時クッキングペーパーを敷いておきます。

⑤次に、船底板を利用して溝をつけます。

⑥最後、溝に竹ひごをつけ、プレスして完了です。

 


※製本教室の案内は下記のとおりです。


中国新聞文化センター教室部
教室名:クレドビル教室 お問い合わせはTEL082-962-4111へ
講座名:手製本(ルリユール)入門
コース:第2・4木曜 10:00~12:00
講師:広島手製本倶楽部主宰 森川 昌幸
講座内容:自分の本を作りたいが、製本については全く知識がないといった初心者を対象とした講座です。
製本の基礎として、前期3ヵ月間は角背、後期では丸背の製本実習を行います。
専門的な製本道具を用いず、手作り製本が楽しめるようになります。
製本技術をマスターすれば、自分史、ホームページ、ブログや絵手紙など自分のアイデアを活かした本を作ることができるようになります。
1回 5単位 2,500円/月2回 5,000円(表示:税抜)
備考:初回 教材費 3,000円
   更新 教材費 2,000円

 


広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html

 

 


アルバムの修復作業記録 その5 2015年11月20日

2015年11月20日 12時59分05秒 | 00手製本/製本教室

アルバムの修復作業記録 その5 2015年11月20日


最後の薄紫色のアルバムは、製本技法があまり有効に利用できません。
ただし、製本の表紙を作るだけの作業とわりきりました。

表紙と本体部の接合は組紐でかがるだけです。
特殊な技法としては、組紐用の穴にハトメパンチを行う点ぐらいでしょうか。
このハトメの道具は、ラジオ修理用にかなり前に購入しておりましたが、今回初めてアルバム修理で使用するこことなりました。

修復については、下記の工程で実施しました。
①アルバムを解体し、表紙と本体部に解体します。
②本体部の一部ページが破損していましたので、一部修理をおこないました。
③表紙を黄ボール紙から切り出します。
④革と黄ボール紙の一部で背の部分を作成します。この段階でハトメパンチを行います。
⑤最後に、表紙の背と表表紙を接合します。
⑥表紙の裏から、寒冷紗と見返し用紙で折り部分を強化し、乾燥したら組紐を着けて完了です。
 なお、組紐はダイソー商品です。

反省点
背の革の縦幅のマージン不足(本来余白は15mmとりますが、7mm程度しかありません)があり、少し強度不足が心配です。
革は白色を使用しましたが、ボンドが付着し少し汚れが出ました。


●最後にアルバム着手前と修復後の写真を掲載してすべて完了とします。
着手前

修復後


広島手製本倶楽部は以下のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/book_index.html