NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

森の入り口西側急斜面で間伐 (7月10日)

2021年07月19日 | 間伐
4年前に間伐した森の入り口西側の急斜面で間伐しました。
梅雨末期の久しぶりの青空が覗いていました。
上り始めは風も無く、湿度100パーセントの空気に一歩一歩がこんなに苦しいのかと驚きました。
悔しけれどやはり4年前より脚力体力が衰えているのを自覚せざるを得ません。
しかし、中腹で少し視界が開け風を感じ始めると一気に気分が楽になりました。
森は視界と風がとても大切ですね。
斜面を登りながら4年前に切り残した何本かを間伐し、今まで手付かずの今日の目的地で間伐を開始しました。
斜面はかなり急で足場を固めるのに苦労しました。
簡単に移動出来ないので、作業は普通より緊張します。


掛かり木処理も斜面ではより大変です。
気を緩めると伐倒木と一緒か一人で斜面を転げ落ちてしまいます。
そんなことになったら命にかかわります。




お昼まで夢中で間伐を続けました。
久しぶりに集中して大汗を流し、不思議と充実感を味わいました。

お昼に下山し、昼食を取りおしゃべりをしているうちに時間が過ぎ、この日はこれで作業を終了しました。
実労働時間は2時間程でしたが、十分満足感が残りました。
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