NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

急斜面間伐苦戦、スウェディッシュトーチ (11月17日)

2018年11月22日 | 間伐
森の入り口西側急斜面の最上部で間伐しました。
足場の確保もままならぬほどの急斜面に、なんでこんなところに植林をしたのかなあとぼやきながらの作業でした。
平坦な場所と違って掛木になると処理がまた大変。
チェンソーのエンジンがかかりづらいというおまけまでついて悪戦苦闘。

すっかりやる気を無くして休憩中に斜面中腹で頑張っている隊員を写しました。
写真真ん中下部に黄色いヤッケが小さく映っています。


昼前に下の林道に車が止まり、声を掛けると来る予定の無かった隊員家族でした。
この来訪を樹に今日の作業は終了としました。

子供達でも薪割りが出来る道具です。
薪をハンマーで叩き下の刃で割ります。
斧を使わないので安心です。


お母さんが玉切りに挑戦です。


玉切りした材はスウェディッシュトーチになります。


これで1時間ぐらい安定して燃えました。


久しぶりに滑り台でも遊びました。


太陽高度が下がって森に日が差す時間が減って来ました。
もっと西側斜面を間伐して少しでも森に光を注ぎ込まなければ。

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小屋修復 (10月3日)

2018年11月10日 | 森林
森の入り口を活動拠点にしてから5年、最初の年に建てた小屋に痛みが目立ってきました。
主に南側の日当たりが悪く地面に近い根太や床が腐食しています。
そこで少しでも床と根太の腐食を防ぐため小屋全体を持ち上げ床の風通しを良くする事にしました。
根太を持ち上げるジャッキが午後に届くので、それまでに木の枝の足の椅子を加工しました。
座面は枯れた栗の木をチェンソーで切り取りました。
足と背もたれはヒノキの間伐時に折れた桜の木を使いました。
枝の先を削り馬で削り、座面にドリルで開けた穴に差し込みます。
最後は差し込んだ枝にくさびを打ち込み固定します。
材料は全てこの森で手に入れた材です。


焚火で焼き芋も焼きました。
サツマイモを新聞紙で包んで更にアルミホイルで包めば出来上がりです。
新聞紙を水にぬらさなくても芋の水分で上手く火が通ります。


久しぶりに薪割りもしました。
薪割りのコツは斧を振り下す際に膝を曲げ腰を落とす事です。
これはかなり重要なポイントです。


午後からは小屋の修復です。
2tジャッキで作業しました。


これで小屋の寿命が少し伸びるでしょう。
秋が深まり色付いた葉で森が眠りに入る前の一瞬の華やかさに包まれています。
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