NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

クリスマスが森にやって来た (12月2日)

2018年12月09日 | 森林
森の蔓や枝葉や木の実を使ってクリスマスリースを作りました。
主役は子供達ですが大人だって十分楽しみました。
この日集まったのは子供連れ3家族と大人5人、合計子供7人と大人8人の15人でした。
子供達の年齢は1歳半から小学校6年生まで幅広く、最初から皆元気いっぱい。
子供達は寒さなんか感じないのでしょうか。
森にやって来た早々落ちていた枝を拾って人工小川の水をはじき始めました。


一方大人は先ずは焚火を盛大に熾します。
冬の森は何もしなければ肌寒く、何もしなければたちまち凍えてしまいます。
火の温もりで体と皆で持ち寄った食材を温めます。

火の周りにはアルミ箔と新聞紙で包んだサツマイモをが入っています。


焚火の温もりがゆっくり体に伝わり一息ついたところでリース作りに取り掛かりました。
先ずは川沿いの森から蔓を切り出します。
それを短く切り、適当に丸めます。
丸めた蔓にテープを巻き付け形を整えてからグルーガンやボンドで木の実や市販の飾りを取り付けて行きます。




子供達は躊躇しないで大胆に、大人は慎重にためらいがちに作業を進めました。
その違いが作品に現れ、子供たちの作品には因り何かわくわく感を感じます。
出来上がった作品はこの日オープンした「れすとらんむささび」入口に飾りました。


「れすとらんむささび」には最近作ったテーブルセットを置いてあります。
これらも全て森に有った材料で作りました。
案外簡単に出来て実用的なので皆さんにも作ってみる事をお勧めします。


リース作りが一息ついたら少し遅めの昼食です。
これはご飯に里いもを混ぜ潰し丸めたものです。
ショウガ醤油や五平餅のたれで食べるといくらでも食べられます。






その他トン汁や、焼芋、果物。
この春菓子職人として働き始めた娘さんの作ったチョコレートケーキを山ほど持って来てくれた参加者もいて、皆お腹が一杯になりました。
庭の木にあったザクロも子供達はお気に入りでした。
マシュマロ焼きも大人気。
一歳半の最年少の男の子も上手に焼いています。


食事が終わると暗くなるまで子供達は森の中を駆け回りました。




ネットからは転がり落ちたり最上部から覗いたりして森に歓声がいつまでも続きました。
もっと色々楽しめる様、この冬の間にもう二張りネットを追加しようと思います。
遅れている冬はこれから大急ぎで森にやって来ます。
雪に覆われた森で動物や小鳥の足音を見て回るのが次のお楽しみです。





コメント
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