NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

雨とピアノ

2019年06月30日 | 間伐
いよいよ梅雨も末期、今までの空梅雨が一転し、雨の日が多くなって来ました。
前回雨で活動が出来ず、今回が久しぶりの活動日となりましたが、空模様はかなり怪しく朝から今にも雨が落ちてきそうな空です。
今回は、初めて活動に参加するメンバーが一人加わりました。
そこで、最初に久しぶりに顔を合わせた隊員の近況報告やら初めての参加者の自己紹介やらを含めてツリーハウスの上で談笑し、ついでにツリーハウスが大人6人の荷重に耐えられる事を確認してから、雨の降りだす前に間伐作業に入りました。

初めての参加者の間伐講習を中心に作業を進めます。
チェンソーのエンジンの掛け方からスタートです。


伐倒方向を決め、次は受け口の作り方です。


車が来ないか両方向に見張りを立て、道路を塞ぐ方向へ倒しました。


倒した材は、もったいないですが切り捨て間伐と割り切り素早く玉切りして片づけました。
数本倒したところで雨が降り出し、瞬く間に本降りとなって本日の作業は終了。

丁度昼時でしたから、小屋に戻って昼食としました。
焚火で濡れた服を乾かしお湯を沸かし、ゆっくり休みました。
食事の後のとりとめの無いおしゃべりの間も雨は強く降ったり止んだりを繰り返しました。

しかし、雨の森も良いものです。


森の入り口にはツル植物も豊富です。
イワガラミの花も雨に濡れて一層白く咲き誇っています。


こんな雨の日の森には、Keith Jarrettのピアノはどうでしょう。
コメント
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