NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

講演会(9月6日)

2008年09月09日 | 間伐
9月6日に恵那市中野方で開かれた「緑のダムと健康な森造り」という講演会に参加しました。
公演に先立ち、坂折棚田と中野方ダムを見学しました。
写真は坂折棚田から笠置山と中野方ダムを望んだものです。
後方の笠置山から左手に繋がる尾根中腹の白い部分が中野方ダムのコンクリート堰堤です。
見事に美観を損ねています。

ここではもうミネラルたっぷりな自然のおいしい沢水は飲めなくなってしまいました。
都会と同じ様に塩素で消毒された生ぬるい水道水が蛇口から流れてきます。
山を手入れして沢水を絶やさないという方法は取れなかったものでしょうか。
中途半端な都市の真似は、ただの不便でみすぼらしい田舎を作るだけです。
講演のテーマが皮肉に思えます。

しかし、収穫もありました。
講演の終わりに一人の山主さんとお会いし、間伐の御手伝いをする事で話がまとまったのです。
今後は少しづつでもこの地区で間伐を進めて行きたいと思います。

翌日、ある友人の庭に作られたツリーハウスを見に行きました。

はしごの代わりに螺旋階段を検討中だそうです。
この若い友人は、庭造り、氷室作り、作業小屋造りと何でも楽々とこなしていきます。
出来るか出来ないかなどと悩んだり立ち止まったりしません。
これから彼が何をするのかと、いつも楽しみです。

9月7日は夏がぶり返し、午後には積乱雲が勢い良く成長しました。
雷雲の下は、東白川や付知の辺りでしょう。
この写真を撮った時には、ずっと雷鳴が轟いていました。
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