NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林間伐で森造りを主とする活動を行なうグループの活動報告です。

ショック、台風16号の爪痕 (9月21日)

2016年09月22日 | 間伐
台風16号が中部地方を縦断しました。
雨風共短時間で過ぎ去り街には大きな被害は無かったのですが、念のため森へは確認に行きました。
森の脇を通っている三郷町から東濃牧場へ登る林道では、1か所栗の木の倒木で道が塞がれていました。


これを片付けて更に上って行くと、林道が急になるにつれ落石が増え何か所も山からの湧水が確認されました。
一か所道に溢れた水が林道の路肩を削っていて、当面大型車は通行出来ません。

小屋へ戻り、夏に子供達が遊んだ川を見に行くと、ここは風景がすっかり変わっていました。


流される前の階段と消えた階段


川に降りる階段が土台の石ごと流されて跡形もありません。
ビオトープへ水を引いていたパイプも全て流されてしまっています。
すぐ下流の家では夜中に川での大きな石がぶつかり合う音が怖くて公民館に自主避難したと言っていました。
ひょっとすると川上川で小規模な土石流が発生したかもしれません。
やられてしまいました。あ~あ。
かなりショックです。
これからどうするかゆっくり考えます。
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杉間伐作業と竹藪の藪蚊 (9月17日)

2016年09月22日 | 間伐
山主さんの家の前での間伐作業はゆっくり進んでいます。
ここは人の生活圏内の森林ですので、間伐の当面の目的は住環境の改善です。
そのために先ずは杉林を間伐し林内の見通しと風通しを良くします。
もちろん間伐材もいずれ搬出して利用するつもりです。
今回の作業は、前回までに間伐した材の搬出を考えた玉切りを主として行いました。


かなり足元に材が転がっています。
写真真ん中に小さく人物が移っています。
今、彼は間伐する材の品定めをしています。


選木と伐倒方向が決まり作業に入ります。


掛木にもならず上手く倒せました。

最近雨の日が多く林内には蚊が多い気がします。
道を挟んだ違うブロックで竹藪の伐採も開始しましたが、そこは更に蚊の巣窟でした。
一息つこうと動きを止めるとたちまち蚊の羽音が耳元で響き、あっという間に何か所も刺されてしまう有様でした。
間伐作業や密集した竹藪での作業よりも、藪蚊との戦いに疲れました。


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夏のおわり秋の始まり (9月10日)

2016年09月12日 | 森林
黄金色に実った田圃のあちこちで稲刈りが始まりました。
ヒマワリは首を垂れ、夏草の成長が止まりました。
今日森で枝払いをした杉の幹をつついているコゲラを見つけました。
まだ台風は幾つもやって来て日中の蒸し暑さは相変わらずですが、里山は秋の空気に包まれています。

今日は小屋の屋根に防水シートを張りました。
まず屋根に上がって瓦代わりの杉板をはがし、降り積もった杉の枝や葉を掃除しました。


杉板をはがしていて隠れていたマムシの子供を見つけました。
つまんで放り投げてやりました。
どうやってここまで登って来たのでしょう。


シートを張り終え、午後は少し木々の間隔が狭いのが気になっていた小屋近くの杉を2本倒しました。
周りの中層、下層木が育ってきているので倒す方向は慎重に見定めました。


かなり久しぶりの伐倒作業になります。


無事作業は完了しました。
この森で木の倒れる地響きを聞いたのも久しぶりです。

追伸 8月下旬に川に丸木橋を渡しました。


同じく8月後半の森近くの元気な頃のヒマワリです。


今日張ったシートのおかげでこれから肌寒くなる雨の日も快適に過ごせるようになるでしょう。
そうなると、小屋の中で使うリクライニングチェアかハンモックが欲しくなります。
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夏休みの子供達2 (8月19日)

2016年08月29日 | 遊び
夏休みの子供達が再び森へやって来ました。
今回は21人です。
前回来た子供達も最初は少し緊張気味です。


そんな子供達には森の機能や不思議について少し話しました。
光合成や空気や水の浄化、多様な生き物の生活、細菌、微生物から鹿やイノシシやフクロウ、人への命の繋がり。
話は出来るだけ簡単に纏めようと努めましたが、子供達の心には届いたのでしょうか。

窮屈な話が終われば自由時間です。
森に張ったテントの中は子供達の秘密基地です。


川遊びをする子供達の歓声が森中に響き渡りました。
ブランコにも夢中です。


工作では笛とバードコールを作りました。




テーブルの上でのお弁当。


焚火でのマシュマロあぶり。


今回も子供達は沢山遊びました。

帰る時間になって持って帰ろうとしたクワガタが見つかりません。
袋からうまく逃げだしたようです。

2人はとてもがっかりです。
また今度捕まえましょう。

森には子供達が良く似合う。
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夏休みの子供達 (8月16日)

2016年08月17日 | 学習
地元の学童14人を森に迎えることになりました。
朝、子供達は集合場所から賑やかに歩いてやって来ました。
さてどんな1日になるのでしょう。


好奇心に目を輝かせてやって来た子供達に、まず森でのルールを説明します。
迷子にならない、上下周りを良く見て慎重に行動する、道具や木の枝を振り回して他人に怪我をさせない、大きな子供は出来るだけ小さな子供の面倒を見る、トイレ小ならどこでも自由、大なら森兄(私の事です)に声をかけ穴を掘ってもらう、その他は何でも自由にして良い。
ここでは子供達に出来るだけやってはいけないという声をかけないよう努めます。

大人気のブランコは森の中に大きなものが3つと小さなものが1つあります。
ツリーハウス横のブランコは、やはり皆で乗ると楽しさ倍増です。


ビオトープの上のブランコからも皆の歓声が響きました。


小屋の前のブランコは揺れ幅が大きいので、よりスリリングです。


川ではいつの間にか皆ずぶ濡れでした。


飛び込む子供の姿を見ていると、大人もやってみたくなります。


こんな山の中でも護岸工事が進んでいて川の魅力がすっかり台無しですが、子供達は楽しみを見つけ出します。
この川が自然河川のままだったらどんなに素晴らしかったでしょう。

お昼は各自で持って来たお弁当を、森のあちこちで広げました。
ツリーハウスの上は満員でした。


テントの中は大きな子供で既に満員です。
入れななかった小さな子は外で食べます。
しかし、実はテントの中は暑いのです。


午後は木の枝で笛を作りました。
鋸とナイフを使うので心配していた指の怪我も無く、胸をなで下ろしました。


何とか皆の笛から音が出ました。
出来た笛には名前や絵を描いて森のお土産に仕上げました。


あっという間の一日でした。
子供達は元気一杯森での時間を楽しみました。
さて次は何をして遊ぼうか。
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酷暑、間伐 (8月8日)

2016年08月10日 | 間伐
久しぶりに山主さんの家の前の森で間伐作業をしました。
この森での作業も久しぶりですし、間伐作業そのものも久しぶりです。
長らく休んでいた体が果たして作業に耐えられるのでしょうか。
おまけにこの日の最高気温は岐阜県多治見市で39.5℃を記録し、今夏の最高レベルに達していました。
更にうっかりチェンソーの燃料タンクにオイルを注入するやら(まずあり得ない事です)始動紐が切れるやらで散々な立ち上がりとなりました。
やはり間伐作業の間をあまり開けると信じられないトラブルにも見舞われます。
こういう場合は落ち着いてゆっくり作業に取り掛かりましょう。
そこで先ずは今まで間伐した材の玉切りから作業を開始しました。


少しずつ林内が歩けるようになると雰囲気が明るく変わって来ます。
蚊の大群と流れ落ちる汗は休息を頻繁にとって山からの湧水で洗い流しました。
酒屋の山主さんの庭には酒の仕込みに使う裏山からの湧水が豊富に湧き出ています。
この水を頭からかぶるとまさに生き返ります。

お昼はいつもの森に帰りました。
森の中は涼しく微風が汗をたちまち乾かしてくれます。
なんだか眠くなってきます。

午後も間伐作業を続けました。
樹冠が空いてきたので掛木処理も楽になって来ました。


午前中の一汗で体が軽くなり調子が上がって来ましたが、調子に乗り過ぎてはいけません。
3時前に早目に作業を終える事にしました。
真夏のこの時期でも午後3時を迎えると何となく日差しが優しくなります。
地球が公転軌道を刻々と夏至から冬至へ向かって進む姿が頭をよぎります。
そういえば、森では木の実が大きくなり落葉が目を引く様になって来ました。
夏が過ぎて行きます。
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雨、草刈り (6月25日)

2016年07月04日 | 森林
梅雨空が続いています。
天気予報通りすっきりしない1日になりました。
朝方の雨は上がったもののいつ何時また降り出してもおかしくない空模様です。
人が苦手なこの季節を大歓迎しているのは、草達です。
伸びる音が聞こえそうな勢いで水分と光を浴びて成長しています。

少し見えていた踏み分け道も植樹木も消えてしまいそうなので最低限の草刈りをしました。
手鎌の草刈りは、草いきれですぐに汗だくになるつらい作業です。


草苅とは別にテラスの階段取り付け作業も行いました。
このテラスは杉の木4本と掘っ立て柱1本で支えられています。
人工林の中でもツリーハウスを作る方法を実践してみています。


予想通りまた雨が降って来て、午前中で活動は終了しました。
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水遊び (6月11日)

2016年06月17日 | 遊び
東海地方は6月4日に平年より4日早く梅雨入りしましたが、まだ本格的な雨が降りません。
鍋山から流れ下る短い渓流川上川が森の東側を流れています。
この川は上流域のほとんどが急峻の人工林で、ちょっとした雨でも増水し、2年前の大雪で森が荒れたこともあって、森林表土の流出が最近増えています。
今年の少雨は、栄養分が多めで成長した川底の藻を余計に目立たたせています。
本日は森へ親子が二組遊びに来ました。
小さな子供には川遊びです。
川底の小石が藻に覆われていても、流れる水は十分に澄んでいます。
もうずぶ濡れになっても平気な気候になって来たので、思い切り遊べます。
石を積み上げてプールを作りました。


上流まで足を延ばし下るところです。


小石の下からハゼと沢蟹を見つけて素手で捕まえました。


川面にぶら下げるハンモック用支柱設置が少し進展しました。
スリングのトラス構造が荷重を分散する予定です。


森は益々緑が濃くなっています。
杉の木にテイカカズラの小さな花が咲き、甘い香りを漂わせています。
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草いきれ (5月21日)

2016年05月29日 | 森林
5月とは思えない暑い日が続いています。
日当りの良い場所に植えた果物の苗木は、草に覆われ草いきれで窒息しそうになっていました。
周りの草を急いで刈り取りひとまず一息。
これからは頻繁に草刈りが必要です。

今日の作業はツリーハウスの床を仕上げです。
不定形の床張りは、直線の板をうまく組み合わせる必要があります。
つなぎ目の切り方に悩みました。


午前中かかって全面ほぼ隙間無く板を敷き詰め、ずれないようにねじ止めしました。


完成したつなぎ目が面白い線を描いています。


午後近くの古道具屋に歩いて出かけ、色々品定めしました。
隊員が吟味してノミ1本を300円で購入しました。

再度森へ戻り、木登り用スリングを枝を張り出したヒノキに取り付けました。


体が軽い子供なら、多分隊員がまたがっている枝まで簡単に登れるでしょう。
森ではその他ツリーテラス、夏に涼めるビオトープ上に吊り下げたハンモックも制作中です。


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山菜パーティ (5月7日)

2016年05月10日 | 森林
恒例となった山菜パーティを森で開きました。
森の恵みの一つである山菜を美味しく頂いて森と人との命の繋がりを考えてもらおうという試みです。
と言う名目で、初夏の気持ちの良い新緑の森でのんびり過ごしました。
集まったのは隊員とその家族友人、そして今年初めから活動に参加してくれているお母さん方と子供達、大人16人、子供8人、今までで一番の賑わいとなりました。
食材は皆で持ち寄った豆腐田楽、地元の方に頂いたイノシシ肉、五平餅、カレー、麹味噌汁、その他です。
ひたすら皆で食べ続けても終わらない程十分な量が集まりました。

食事の準備。
朝はまだ雨上がりの湿った空気で包まれていました。
 

タケノコの味噌、サンショウ焼き。
サンショウは森にいくらでもあります。
 

イノシシの足を1本もらい、出刃包丁でスライスし味噌に浸けました。
薄く切れず、暑さが1cm以上のステーキです。
しっかり火を通さなければ。
 

食事が一通り終わって落ち着いた後、今回の集りのために間に合わせたクライミングウオールを試しました。
子供達はすいすい簡単に上って行きました。
ホールドで登れなかったら板を使って上ってもOKです。
 

雨が上がってから午後には気温も上がり、手直しを何度もして水量を増した池と水路で子供たちは水遊びに夢中。
川をさかのぼってちょっとした探検気分も味わいました。
 

池の周りの石積みに小さな靴が乗っていました。
靴を履いていたことを忘れてしまった子供がいるようです。
 

皆で乗るブランコはやっぱり楽しい。


森が少し暗くなり、そろそろ帰る時間が近づいてきました。
今日一日大人も子供も時間を忘れて楽しむことが出来ました。
夏には流しそうめんでまた集まりましょう。
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