夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ファインディング・ドリー』〈字幕版〉

2016年07月26日 | 映画(は行)
『ファインディング・ドリー』(原題:Finding Dory)
監督:アンドリュー・スタントン
声の出演:エレン・デジェネレス,ヘイデン・ロレンス,アルバート・ブルックス,エド・オニール,
     ケイトリン・オルソン,タイ・バーレル,シガーニー・ウィーヴァー,ウィレム・デフォー他

海の日、『日本で一番悪い奴ら』を観た後、TOHOシネマズ梅田へ移動。
連休初日に吹替版を観たばかり。どうしても字幕版が観たくなり。

字幕版は大人ばかりかと思いきや、吹替版で席を取れなかったらしく、
幼児を含む家族連れ多数。満席。

シアター7の座席配置は縦に長く、スクリーンはさほど大きくありません。
そのため、後方の端っこ好きの私も、このシアターに関しては後方は嫌。
前方の端っこは観にくいから、思い切って前から3列目の中央を確保。
開映まぎわに隣にやってきたのは5人連れの家族で、並んで取れなかったらしく、
私を挟んで1人と4人。1人で座ろうとしていた若いお父さんと席を替わりました。
お父さんは片手にビール。もしかしたら席を替わって差し上げなかったほうが
ひとりでゆっくりとビールを飲めたでしょうか(笑)。

吹替版のレビューをUPしたさいには触れませんでしたが、
予告編後、本編上映前に短編『ひな鳥の冒険』(原題:Piper)の上映があります。
ディズニーのこういった同時上映作品は、次世代を担うクリエイターが育つ場として有名。
これも佳作で、観客の誰もが笑顔になる作品でした。
吹替版を観たときよりみんなの笑い声が響いていました。
って、これは台詞のない作品なんですけれど。

さて本編。
吹替版と字幕版、どちらを観るかでお悩みの人には、強く字幕版を推奨します。
やはり字幕版のほうが声がしっくり来るのです。
吹替版は申し訳なくも序盤少々ウザイと思ったぐらいだったのですが、
字幕版はまったくそんなことなし。

ただし、吹替版の八代亜紀は大当たりでしたね。
オリジナルがシガニー・ウィーヴァーだったものを八代亜紀にしようだなんて、
よくも考えついたものです。

涙なくして語れないシーンは吹替版も字幕版も同じ。
何度観てもいいシーンです。

同時上映作品のときもそうでしたが、
本編上映中も吹替版のときよりもあきらかに劇場の雰囲気が良し。
字幕を読めないはずの子どもたちも画面に見入っていて、素敵な光景でした。

障害を持つ子どもを抱えるお父さん、お母さん。
この作品はきっと勇気をくれるはず。

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