猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

宇都宮市立美術館にて

2017-07-24 23:09:29 | 身辺雑記
2017/07/21 Fri.
夏休みで遊びに来た孫Aと夫と宇都宮市立美術館を訪れた。
美術館についたときは、バスの終点なので乗客はわたしたち3人だけだった。
バスを降りると目の前に青々とした草原がひろがっていた。
都会育ちのAは興奮して野原をコロコロ転がってはしゃいでいた。
空は広く、風は緑の香りを感じさせる。
小鳥のさえずりを聞きながら散策した。
男の人が犬を散歩させていた。
犬は長いリールでつながれていた。
林の中の小路に男の人はふみいった。
ときどき樹木の影になって、男の人と犬が消える。
少したってから思いがけないところにひょいとあらわれる。
男の人と犬の姿がみえなくなってから、静かに時間が流れた。
「美術館に行きましょうか」

ジョルジュ・フェルディナン・ビゴー
1860年パリ生まれ。明治15年浮世絵を学ぶため来日。
明治時代の風俗を描いた絵が多数あった。
油絵で当時の風俗がリアルに表現されているのがおもしろかった。

   熱海の海岸ー漁師たち
   

高橋由一の「中州月夜の図」。
夜、闇を照らすのは月のみ。月明りが照らし出す川面に浮かぶ小舟。櫓をこぐ音、川の流れ、雲、すべてが夜の大気のなかで息づいているようなリアリティがあった。堪能した。

   

   

   

   

   

   

   

   

   美術館
   

   
   

      
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