Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

リアホイールがガタガタするんですけど

2018年12月24日 | MTB

先日、都民の森トレイルから戻ってきて、いつもの様に洗車していたところ、ある事に気付きました。「なんか、ホイールがガタガタする…。」タイヤを手で持って左右に揺すると4〜5mmも動きます。こ、これはアカン。

クイックの締め付けは問題無いので、これはハブの緩みとか?ひとまずホイールを外して、リアホイールの軸を摘んで揺すってみます。ディスクローター側は大丈夫ですが、スプロケット側だけが1mm弱動きます。これは、ハブのベアリングの当たりに問題があるのかもしれません。軸では1mm弱のガタでも、ホイール外周になると3~4mmのガタになるわけですね・・・。

では、頑張って初のハブ分解をやってみましょう。まずはハブを外す為に薄いスパナを用意します。2~3mmくらいのやつ。当然持ってないのでアマゾンに発注します。いつものストレート工具です。安くて品質がいいので。で、届きました。こういうのです。

(STRAIGHT/ストレート) ハブコーンレンチセット 5ピース 22-800
 
(TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート


サイズは13mm~17mmの5種類ですが、今回使うのは17mmです。こんなのハブ以外の使い道では、安い家具のキャスターの取り付けぐらいしか思いつかないです。ほんで下の画像はリアのブレーキディスク側でして、アクスルボルトのチョイ奥に見える平たい部分にスパナをかましてアクスルを外します。

すると、アクスルがぬるっと抜けます。


3年間使っているホイールなので、めちゃめちゃ汚れが溜まってます。グリスはすっかり灰色になって量も減ってます。ちなみにこういう時は分解の過程の画像を残しておくようにしておかないと、後で部品の向きが分からなくなってしまいます。とにかく汚いので最初は丹念に清掃します。不織布のウエスと綿棒が大活躍します。ベアリングの球を無くさない様に注意しましょう。清掃前はグロ注意なレベルです。

<スクロケット側・清掃前>
グリスとチェーンオイルと埃のミックスペーストまみれです。


<スプロケット側・清掃後>
パッキンとベアリングを外して古いグリスを取り除いてます。

ディスク側もきれいに清掃します。こちらはパッキンが(なんとなく)取り外しできなかったので、清掃とグリスアップだけにしておきました。



 

グリスはエーゼットの万能グリスです。結局これを使っておけば問題無しだと思ってます。スプロケット側も清掃とグリスアップをして、アクスルシャフトを通します。

AZ(エーゼット) 万能グリース500g (マルチパーパスグリス・グリース・リチウムグリス・リチウムグリース) 750
 
エーゼット

で、その後ディスク側でベアリングの玉当たりを調整して終了。ゴリゴリいわず、ガタつかずのポイントを探って取り付け完了。車体にホイールを取り付けて、今回オーバーホールの原因になったガタつきが出ていないことを確認して作業終了です。これからは年に一回は分解清掃をすることにしましょう。

 

 

 


都民の森からの尾根道トレイルライド

2018年12月13日 | MTB

東京都の山奥にロングトレイルがあると聞いてMさんと檜原村(ひのはらむら)にやってきました。町営の駐車場に車を停めてバイクを降ろし、いざ都民の森へ向かいます。

ここから登りが21kmです。覚悟していきましょ。

ういっす。


檜原村の中心地から都民の森までは約21km。標高1,000mまで駆け上がります。途中、紅葉が終わりかけの橋で休んだり、紅葉が終わりかけの美しい渓谷を眺めながら、晩秋の舗装路を登っていきます。登るたびにカサカサ感が増していく葉っぱを眺めながら、何故あと一週間早く来なかったのかと悔みつつも、そういや「紅葉見たい欲」ってあんまりないなと気付いたので大丈夫です。

いきなりですが、マウンテンバイクのいい所は何でしょうか。それはヒルクライムコースの序盤で、さっそく休んでもなんだかOKなところです。ロードバイクの皆さんがハアハアいいながらグイグイ登っていく中、何の変哲もないポイントで干し柿を眺めながら体育座りをしています。

都民の森までの道ですが、序盤は登りと下りを繰り返しながら、綺麗な渓谷に沿って続いていきます。上野原方面からの道と合流するあたりから斜度が増し、旧料金所から本気で殺しにかかってきます。遥か上方に続くガードレールが心をポッキリ折りにかかります。表情が顔無しそっくりになったあたりで、やっと都民の森に到着しました。


ハイカーの方は売店の右側を通って三頭山に登っていく様です。

売店のふかし芋が美味しそうで買ったはいいものの、大きすぎてお腹いっぱいです。昔ならこれぐらいあっという間に平らげたはずですが、割とパサパサ系の普通の芋だったこともあり、芋に口の中の水分、全部持ってかれました。しかし、この芋エネルギーで下りが集中できました。

ちなみにこれから我々が下るのはいま来た舗装路ではなく、この先の尾根を通る山道です。よって都民の森は目的地ではなくて、ただの通過地点なわけです。その割にはゴール感が出るほどのんびり滞留してますが。次回は団子かカレーパンを食べると誓って先へ進みます。

風張峠に向かう途中で目的のトレイルに入ります。トレイルに入ってほんの少し押し上げした後は、快適な尾根道が続きます。しばらく走ると木を切り出したエリアに出ます。木の匂いがあたりに広がって、見晴らしが良い場所です。

今日はスマホホルダーをハンドルバーにセットして、動画を撮影しながら走ってます。テキトウにセットした割には、そこそこの動画が撮れてますが、やっぱりGoProHERO7が欲しいです。

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もしくはDJI OSMO POCKET ですかね。HPの動画イメージビデオがいい感じです。

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そこから乗車できる山道がしばらく続きます。やがて林道とぶつかり、小休憩。ここで後からやってきたマウンテンバイカーに先を譲ります。そこから一部押し上げがあったり、道が崩れて迂回する場所もありますが、ほとんどは乗れるトレイルが続きます。途中「猿岩」という岩があり、「よーく探せばサルの手の跡があります」と看板に書いてありますが、それ以上の説明は無く、これっぽっちも分かりません。

ここまで来てヒント無しとは。(笑)

ここからがこのトレイルの最大の見どころです。視界が大きく開けて正面の山並みが雄大に広がります。山の稜線と自分の目線が近く、高度感に感動します。

ちょっと・・・これは凄い。

家ありますよ、あんなトコに。

ここでしばらく写真を撮ったりしてそろそろ下りましょと思ったところ、前方でMさんが落ち葉に隠れた木の根っこでリアを滑らせて転倒。そのまま谷側にズルっと落ちかけてます。

ちょ!大丈夫ですか。

谷底に滑降コースでした(汗)

落ち方によってはズルズル何メートルも滑っていきそうなところだったので、非常に危険でした。そこから先は麓までずーっと快適な下りが続いて、最後にハードでロックなセクションが出てきてワタクシ前転しかけました。面白かったけど。

山頂から約10km、かなり充実した楽しいトレイルでした。展望が開けるのがいいですね。

その後、お腹が空いた我々は「ひのはら四季の里」でご飯を食べようと思いましたが、営業時間が11:30~14:00(ラストオーダー)で、残念ながら15分過ぎちゃってました。ならばと、マウンテンバイクを車に積んで、近くの「たちばな家」でラーメンを食べました。あっさりしたしょうゆラーメンで美味しゅうございました。

 

 

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キャリパーブレーキ終了と思うので

2018年12月08日 | MTB

えーロードバイクの購入は来年にしようと思います。モデル年度でいうと2020年モデルですね。

いままではずっとマウンテンバイク人生で、このたびロードバイクの世界へニョロっと踏み込もうと思ったのですがその矢先、ディスクブレーキへの移行問題にぶち当たったわけです。実際にロードバイクに試乗した結果、ブレーキの利き具合の弱さに驚愕しまして、ロードバイク購入計画はしばらく延期することにしました。ディスクブレーキのモデルでカッチョ良いカラーのバイクが出るまで寝て待ちます。

まったく個人的な予測ですが、キャリパーブレーキは3年以内にディスクブレーキに置き換わってしまうと踏んでます。色んなメディアやネットで「キャリパーブレーキはまだ大丈夫、死んでない。」と見かけるのが、そもそもフラグです。

マウンテンバイクのBOOST規格や1×1への移行で、ホイールの互換性が無くなり、フロントディレイラーが廃れていくさまを目の当たりにすると、今からリムブレーキのホイールを手に入れる事は大失敗の予感がします。ユーザーがどう思おうと、メーカーの思惑と規格の変化には抗えません。今買ったバイクが数年後に、パーツのアップグレードをしようと思ってもできない、部品の選択肢が少なくなる、なんてのはつらいものです。

26インチのマウンテンバイクは29インチと27.5インチに駆逐されてしまいました。特に27.5インチの出現は大きかった。以降、ワタクシのよく通うバイク屋さんには27.5インチのタイヤしか置かなくなりました。そもそもタイヤなどの消耗品はほとんどネットでの購入になってしまいましたが。

今回書いているのはブレーキの件ですが、これに伴ってクイックリリースからスルーアクスルへ移行する事の方が大問題かもしれません。ブレーキどころかハブまで違います。持っている高級ホイールは二束三文になってしまいます。マウンテンバイクの世界ではスルーアクスルは常識です。イノベーションはオフロードから進んでます。

近所のバイク屋さんには、「ディスクホイールモデルも良いですが、リムブレーキ仕様ホイールの友達とホイール交換ができませんし。」と言われましたが、いずれディスクホイールのほうが多数派になりそうですし、日常でホイールを借りるシチュエーションが見えません。そもそも自転車の友人が少ないのでそんな心配もいりません。 



などとイロイロ書きましたが、この間山に行って、スンバラシイ山道を下ってきたら、マウンテンバイク熱も復活してきました。その結果、「ロードバイク今すぐ欲しい熱」がちょっと落ち着いてきて、購入までのんびり考えれそうです。

だから現在の興味はGoProなどのウェアラブルカメラに向いております。山行って撮影して編集してみんなと共有は楽しい。 

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