Southride(サウスライド)

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サウスライド

熱海ミュールと十国デュエズ、あと道志みちはオリンピックで熱いな

2018年08月09日 | MTB

先日走りに行った熱海。
熱海といえば温泉、海水浴、花火大会(砂浜に寝転んで真上で上がる花火は最高です)。とまあ海側が完全にメインではあるんですが、今回裏側といいますか、山側の熱海に初めて行きまして、これってアリなんじゃね?と思ったのが、ヒルクライムやレースもこの裏山の道を通ったらいいんじゃないか、という事。(MOA美術館方面の事ですね)

駅前からぐいぐい登る激しい九十九折れはラルプ・デュエズ(L'Alpe-d'Huez)かカペルミュールかといった具合で、軽トラがシフトダウンしながらエンジンを唸らせて登っていくという具合です。ワタクシも駅から数分ですっかり汗だくになってしまい、野球の練習帰りの中学生に「しんどそ~」と同情される有様。おっちゃんまだ漕げるんやで、力を温存してるんやで。

山側から見ると海がほとんど見えず、熱海感は全くございません。ていうか、あのデカいビル何?あんなのあったっけ?

スタート地点を江の島にして、モン=サン=ミシェル的に背後に映しながら、134号線から小田原~石橋山(一夜城)の激坂を超えて根府川に下り、湯河原、熱海の海岸から山側へ入り、この熱海駅裏の激坂である熱海ミュールから20号線の十国デュエズを超えて頂上の湯河原峠ゴールでどうだ!・・・などと妄想していたら、20号線を使うレースはいくつかあるみたいですね。でも、この駅からの裏道のほうが細くクネクネとしているので、観客は選手との距離が近くて盛り上がりそうです。で、ゴールの緑の山々を眺めながら、日本はええなあ、としみじみ思うわけですね。

あと、熱海とは関係ないんですが、オリンピックのロードレースのコースが、あの道志みち経由で富士山までに決まったそうですね。実際に走った事のある道を各国の代表選手が走るとなると、見ててより楽しめそうです。オリンピック前後はたくさんのローディーが走るんだろうなあと思います。湯川屋や両国屋の前から笹久根トンネルあたりまではなかなかハードですので、山伏峠同様見どころになりそうです。ガーミンで走行ログを取って世界のトップとの圧倒的な差を実感するのも楽しみの一つかも。ああ、サガンの走り見たい。

ローディーの皆様に混じって、ひとりマウンテンがいたら生暖かい目で見守ってください。
道志みちは帰り(相模原方面)が下り基調になるので、後半の道のりが最っ高に気持ちいいんですよね。

 

 

 
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山が無くなっていく話

2018年08月08日 | MTB

家から自転車で15分程の距離にポツポツと残る里山。
忘れ去られた様な細い道の先には、自然のままのトレイルが続いています・・・と思ったら重機と工事看板とフェンス。ありゃりゃ。



工事看板の内容は簡単に言うと「墓地作ります、宜しく。6,000墓くらいね。」と書いてありました。そして、「工事やってたら遺跡出ちゃったので発掘するね。」とも。

なるほど。住居跡らしき遺跡が広がってます。


残念ながら、来年にはもうこの森は無くなってしまうんですね。工事看板には「横浜市長が許可したよ。」との内容が書かれていますが、その横には横浜市の「森を守ろう!」という看板が並んで立っています。皮肉なものです。

工事現場から離れて、森の奥へ進んでいくと、今度はさっきと違うフェンスが立っていて、それ以上進めなくなっていました。実はこの先にも墓地があって、私有地だから入らないでね。という意志なんでしょうね。

なんだかこの山はお墓だらけになってしまう様です。残念ですが、山は個人や行政の持ち物。お邪魔している訳なので勝手な理屈で文句は言えません。が、モヤモヤします。

そこから移動して、M公園の古民家で休憩します。


ぼんやりとした時間が流れていきます。


ああ、昼寝したい。 

 

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熱海まで輪行して十国峠をのぼった先には

2018年08月07日 | MTB

日本全国猛暑です。
灼熱の国道を延々と走り続ける地獄から逃れて、今日は電車で熱海まで。クーラーがガンガン効いている天国で、寝ぼけながら気づいたら熱海です。電車ってすげえな。



輪行バッグはオーストリッチの29er用E-11(EMU)です。ホントに29erが入るんかいなと疑問に思いながら購入したこの輪行バッグですが、ちゃんと入りました。前後ホイールを外して、エンド金具とサドルを下にして移動するタイプです。縦型ってやつですね。

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熱海は灼熱です。南国といっても良かろうと思います。手前にある根府川駅はいい感じで寂れた感じでしたが、熱海は観光地で人がごった返しています。

早速自転車を組み立てます。組み立てている間に汗がダラダラ流れてきます。携帯には防災情報から「運動は原則禁止」の情報が流れてきます。電車で移動するのは楽だが、組み立てはめんどくさい。でも移動はすごい楽。でも組み立ては・・・(以下繰り返し)

熱海駅はなんだか立派になっていました。駅前の通りも以前より整備された感じです。

十国峠へは県道20号線で行くのが定番だと思いますが、下るのが面倒くさいので熱海駅の下をくぐり、MOA美術館方面へ坂を登っていきます。この坂が結構な斜度で、10分後には早くも日光とアスファルトからの照り返しで頭が沸騰しそうです。足も心肺も大丈夫ですが、暑さに参って力がでません・・・。

途中、姫の沢公園の駐車場のベンチで休憩します。冷えたペットボトルを脇の下に挟んで身体を冷やしまたらめっちゃ気持ちいいです。あと、服の上から吹いて体を冷やすスプレー(シロクマのイラストが描いているもの)がめっちゃ効きます。ジャージもレーパンも靴下もみんな涼しい。てか冷たいくらい。ちなみにシロクマのスプレーボトルは携帯用で、家に置いてるのはもうちょっと大きいボトルです。このメーカーの全身用の冷感汗拭きシートもおすすめです。よくあるものと違って、一枚がデカいんですね。


そんなこんなで熱海峠までやってきました。ここまで登ってきてもまだ暑いです。伊豆は暑さからは逃れられないみたいです・・・。風がもうちょっとあるといいんですが。


そこから十国峠までは緩やかないい感じの登りが続きます。登り基調だけれど快調に飛ばせる爽快な高原の尾根道です。暑さも多少やわらぎました。十国峠のドライブインで休憩して、店員のおばちゃん同士が口げんかしてる中、美味しくないそばを食べてから湯河原峠に向けて出発します。

十国峠からも緩やかな上り調子で快適に飛ばします。やがて遠くに大きな建物が見えてきました。箱根に抜けるか熱海に戻るかを悩みながら、進みます。とにかくあの建物まで行って休憩しながら考えようと漕ぎ続けて到着したのが、ドライブイン湯河原峠。

ところが残念ながら、廃業していたようです。

場所は、湯河原パークウェイの目の前。


その先には、ターンパイクの入口が見えます。

昭和から平成の最初のころは、家族やデートでドライブなんかで賑わっていたんだろうなあと思いますが、平日のせいか夏休みとはいえ交通量はさほど無くて、車離れって進んでるのかなーって思います。でも近所はめっちゃ渋滞するんですが。

熱海へ下る途中で脇道に入り鉄塔の管理道らしき尾根道に登ってみます。

一見、草地で気持ちよさそうなトレイルですが、実際は笹を刈り取った道なので、地面に笹の茎が残りボコボコとタイヤに当たって不快です。パンクしそうで気を使います。

ここから一気に熱海駅まで15kmを下り、輪行バッグに詰めて電車に乗ります。ガラガラの東海道線の一番端の車両に乗り、自転車を置こうと思ったら車両の角にピッタリと沿って立っている男性がいます。「ここ置いていいですか?」と聞いてもぼそぼそと何を言っているのかわかりません。とりあえず自転車を固定して席に座ります。車掌席を見たい鉄道マニアなのかと最初思いましたが、そこから1時間程外を見るわけでもなく、ただ立って自分の指を見つめていらっしゃいました。

帰りもクーラーの効いた車内でウトウトしていたら、自宅最寄りの駅の手前でした。車両を降りる時、輪行バッグを抱えたサイクリストとすれ違いました。お互いに微笑んで会釈します。さて、次はどこに行きましょうか。

 

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チューブのバルブ根元が裂けるパンク

2018年08月05日 | MTB

先日ふじてんに行った時に多発した、バルブ根元裂けパンクですが、原因が判明しました。
問題があったのは、チューブではなくタイヤです。古くなったタイヤがリムとズレることにより、チューブを引っ張る力が発生し、結果、チューブが固定されているバルブの根元が裂けるという理由でした。

まずは裂け方の例としてその1


その2


その3

見事に同じ裂け方です。

ふじてんから帰り、ホイールを観察していたら気付いたんですが、何とタイヤが半周もずれていました。画面下のバルブの位置にKENDAのロゴを合わせていたんですが、ご覧の通りの半周ズレです。


フロントタイヤもバルブが引っ張られて傾いています。


とりあえずの対応としては、バルブ根元の保護のため、穴を開けたパンク用パッチをバルブに通す様に貼り付けて補強します。


ただしこれでは根本の解決にはならないので、原因であるタイヤ交換の為、新品のタイヤを発注します。チューブレス化も考えましたが、予算の都合でクリンチャー継続です。

Continental(コンチネンタル) TrailKing PT AP FB 26 x 2.2 0101116
 
Continental(コンチネンタル)



パフォーマンスラインの二本セットで格安だったので品質が心配でしたが、全然問題無しです。それどころかすごく良いです。ゴムもしっとりしていて、今付けているタイヤのカスッカスな感じとは雲泥の差です。


やっぱりタイヤには鮮度があるんですね。よく分かりました。今のタイヤは完成車に付いてきたKENDAのネベガルで、何と8年前の物。1年使ってから室内保管はしていたものの、特にケアすることも無く、ビード部分は白い繊維が見えていました。これじゃあリムへの食い付きが悪いはずです。というわけで、いま持っている中古タイヤはこの際全部廃棄しておきました。

組み込みの際には、チューブのバルブ付近に、古チューブをカットしてポンチで穴を開けたものを用意し、セットします。




タイヤに関しては今までクロスカントリー系が多かったんですが、今回はオールマウンテンと多少のダウンヒルを意識してトレイルキングにしました。初コンチネンタルです。良い感じです。気に入りました。


サイズも2.1から2.2にアップしたので、ブロックパターンと合わせて前より迫力が増しました。近いうちに再びふじてんに行く計画です。


今回のパンクは、劣化したタイヤがズレることでチューブを引っ張り、バルブ根元が裂けた事によるものでしたが、2.0BAR以下の低圧にした事も一因です。やはり低圧にするにはチューブレス化が一番ですね。

イーストン HAVOC MTB チューブレス/クリンチャーホイール 27.5インチ(650B) 後のみ 12×135/142(5202B00013)
 
 

まあ、次買うなら27.5の完成車でチューブレス対応ホイールは必須ですね。boost規格で。

 

 

 

 

 

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