東京都の山奥にロングトレイルがあると聞いてMさんと檜原村(ひのはらむら)にやってきました。町営の駐車場に車を停めてバイクを降ろし、いざ都民の森へ向かいます。
ここから登りが21kmです。覚悟していきましょ。
ういっす。
檜原村の中心地から都民の森までは約21km。標高1,000mまで駆け上がります。途中、紅葉が終わりかけの橋で休んだり、紅葉が終わりかけの美しい渓谷を眺めながら、晩秋の舗装路を登っていきます。登るたびにカサカサ感が増していく葉っぱを眺めながら、何故あと一週間早く来なかったのかと悔みつつも、そういや「紅葉見たい欲」ってあんまりないなと気付いたので大丈夫です。
いきなりですが、マウンテンバイクのいい所は何でしょうか。それはヒルクライムコースの序盤で、さっそく休んでもなんだかOKなところです。ロードバイクの皆さんがハアハアいいながらグイグイ登っていく中、何の変哲もないポイントで干し柿を眺めながら体育座りをしています。
都民の森までの道ですが、序盤は登りと下りを繰り返しながら、綺麗な渓谷に沿って続いていきます。上野原方面からの道と合流するあたりから斜度が増し、旧料金所から本気で殺しにかかってきます。遥か上方に続くガードレールが心をポッキリ折りにかかります。表情が顔無しそっくりになったあたりで、やっと都民の森に到着しました。
ハイカーの方は売店の右側を通って三頭山に登っていく様です。
売店のふかし芋が美味しそうで買ったはいいものの、大きすぎてお腹いっぱいです。昔ならこれぐらいあっという間に平らげたはずですが、割とパサパサ系の普通の芋だったこともあり、芋に口の中の水分、全部持ってかれました。しかし、この芋エネルギーで下りが集中できました。
ちなみにこれから我々が下るのはいま来た舗装路ではなく、この先の尾根を通る山道です。よって都民の森は目的地ではなくて、ただの通過地点なわけです。その割にはゴール感が出るほどのんびり滞留してますが。次回は団子かカレーパンを食べると誓って先へ進みます。
風張峠に向かう途中で目的のトレイルに入ります。トレイルに入ってほんの少し押し上げした後は、快適な尾根道が続きます。しばらく走ると木を切り出したエリアに出ます。木の匂いがあたりに広がって、見晴らしが良い場所です。
今日はスマホホルダーをハンドルバーにセットして、動画を撮影しながら走ってます。テキトウにセットした割には、そこそこの動画が撮れてますが、やっぱりGoProHERO7が欲しいです。
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もしくはDJI OSMO POCKET ですかね。HPの動画イメージビデオがいい感じです。
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そこから乗車できる山道がしばらく続きます。やがて林道とぶつかり、小休憩。ここで後からやってきたマウンテンバイカーに先を譲ります。そこから一部押し上げがあったり、道が崩れて迂回する場所もありますが、ほとんどは乗れるトレイルが続きます。途中「猿岩」という岩があり、「よーく探せばサルの手の跡があります」と看板に書いてありますが、それ以上の説明は無く、これっぽっちも分かりません。
ここまで来てヒント無しとは。(笑)
ここからがこのトレイルの最大の見どころです。視界が大きく開けて正面の山並みが雄大に広がります。山の稜線と自分の目線が近く、高度感に感動します。
ちょっと・・・これは凄い。
家ありますよ、あんなトコに。
ここでしばらく写真を撮ったりしてそろそろ下りましょと思ったところ、前方でMさんが落ち葉に隠れた木の根っこでリアを滑らせて転倒。そのまま谷側にズルっと落ちかけてます。
ちょ!大丈夫ですか。
谷底に滑降コースでした(汗)
落ち方によってはズルズル何メートルも滑っていきそうなところだったので、非常に危険でした。そこから先は麓までずーっと快適な下りが続いて、最後にハードでロックなセクションが出てきてワタクシ前転しかけました。面白かったけど。
山頂から約10km、かなり充実した楽しいトレイルでした。展望が開けるのがいいですね。
その後、お腹が空いた我々は「ひのはら四季の里」でご飯を食べようと思いましたが、営業時間が11:30~14:00(ラストオーダー)で、残念ながら15分過ぎちゃってました。ならばと、マウンテンバイクを車に積んで、近くの「たちばな家」でラーメンを食べました。あっさりしたしょうゆラーメンで美味しゅうございました。
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