震えるように泣けばいい。

	生きるのが苦しいなら (~仏像と生きた3285日~)
	クリエーター情報なし
	キラジェンヌ株式

母との葛藤。家族の絆。
著者と仏像との出会い。
「彼らは私にとってヒーローであり、アイドルであり、魔法使いであり、良きカウンセラーであり、親友であり、恋人であり、親戚のおじいちゃんであり、親であり、先生であった。
彼らと向き合うことで、私は私を知り、生きるということを知り、苦しみの意味を知ることが出来た。」

仏像との出会い：
人生が変わる何かが欲しいと思った。もっと分かりやすく言うと、ままならないことに左右されない、自分の心次第で変えていける何か。７４
⇒ブッダ、釈迦は人間、
⇒神の子でも、生まれながらの仏でもない、ただの人間。９１
⇒なぜ生きるのか？なぜ苦しいのかなど、人間の悩みを生きたブッダ。
★ ★★★★★何も恐れなくていい。何を失っても、どんな苦しみが伴っても、それを糧にしていけるだけの強さを、命そのものは持っている。どんな困難も乗り越えていけるだけの、たくましさが命にはある。それが命の本質だからだ。１６７
★ ★★★★★生きている限り、治らないものはない。／あなたも自分の命を信じなさい。１６７

★ ★★★★何を失っても、私には命がある。命だけが残っている限り、私は何も持っていないことにはならない。１４３
★ ★★★★きっと幸せはなるものではなく、知るものなのだ。そして自分の力で持続させるものなのだ。１６４
★ ★★必要なのはまず自分を許すこと。自分を許せていない人は許し方を知らないから、誰かを許すことが出来ない。１６０
★ ★★仏教は信じるものじゃない、学ぶものなんだ。９２
★ ★★人は生まれた瞬間から死に向かっているので、人生そのものは苦しいものである。という逃れられない法則９２
★ 救世主はいない。目に見えない、証明できないものは思想の中に入れない。９４
★ ★本当は、どうしたい？心のままに、答えてごらん。１１７
★ 自分にしか出来ない役割。１１９
★ ★★この世界に存在するどんな命も、この世界に役割を担う歯車の一つであるということだ。各々がそう。自分にしか出来ない役割を全うするために存在している。１２３
★ ★この世のすべてに意味があるというのなら、その意味は私にしか見つけ出せない。１３８

この本が、「皆さんの人生や苦しみを肯定するもの」になってくれればという想いだった。９


★★
エリッククラプトンのtears in heavenを聞いて、
「彼の苦しみに寄って生まれたものが、私の苦しみを癒したのだ。ならば、私の感じた苦しみから生まれたものが、いつか見知らぬ誰かを癒すかもしれない。」６４

★★★★★★
結局は自分の選択したことの連続が、自分の人生となっていく。だったら、人生に「勝ち」も「負け」もない。皆、それぞれ、目指すべき山は違う。仮に同じ山を登っていても、どんなルートから行くか、何号目で休むか、どんなペースで進むか、それぞれ変わってくる。
私として生きられる人生は、一度きり。「辛くても頑張れる何か」は自分にしか探せない。６６


ブッダは★★★★★「この世に救世主なんていない」と言い切った。そして「自分の救世主になれるのは自分しかいない」と言った。１１

自分をいじめていたA子ちゃんが実は家庭で暴力にあっていた。
２１

子どもの頃に自家中毒＝周期性嘔吐症という病気に。
ストレスが原因。２９

母を通じて「愛される価値」を感じて、ストレス、小学生で白髪に。３１
助けてのサイン。

好かれたいではなく、嫌われたくない。３５

★ あのね、人生はとっても長いんだよ。だからそんなに焦らなくても大丈夫。ゆっくり時間をかけて、自分が本当に好きなこととか、やりたいこととか見つけていけばいいんだよ。紗季ちゃんの人生なんだから。４０
※ 中学生のときに入院した時の先生の言葉。
★ 私の人生。私が本当に好きなこと。やりたいこと。４０

★ ★大丈夫！何も心配しなくてもいい。何があっても、味方だから。好きなように生きたらいいよ。６０

中学を辞めたいと言った著者への母からの言葉。

★★この選択は「逃げ」なんかじゃない。私にとっては「惰性」でこの学校に居続けることこそが、逃げだった。６１


病気、SOS

★ ★母親として、紗季ちゃんに向き合えた時です。４３
★ ★ここから二人で親子になっていけばいいんです。４４
★ 私にも自分で決めて幸せになる権利があるんだ。４７