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飛騨地方群発地震

2014-05-04 19:59:21 | 地震の予兆は当たらない
5月3日GW最中の憲法記念日に入って恐ろしい程の火山の活発化を見せている。
乗鞍火山帯に位置する岐阜県飛騨地方と長野県中央部を震源とする地震が
午前中だけで15回、12時以降の午後で18回もの地震を観測している。

傾向として一日に観測される地震は全国規模で8回程度でしたが、其れでも多く感じた。
しかし飛騨地方の燃岳周辺で起きる地震はそれを大きく上回り現時点で30回以上起きている。
乗鞍火山帯は白山火山帯と富士火山帯との中間に位置する比較的小さな火山帯で岐阜県と
長野県に跨ります。

これまで火山帯の活動の連鎖として霧島→白山→乗鞍→富士。と繋がる恐れがあると歴史的観測から
確認されている。この事は過去記事でも紹介したのですが、驚くべき事に当ブログでは2014年4月3日の
記事に5月4日まで様子を見ると書かれています。ヌハハハハッ!
これって俺の地震予想が的中してることになりませぬか?ビンゴ!?もしくはピンそば30㎝のかなり惜しい
ニアピン賞ぐらいは貰えそうな勢いです。

そこでですな、新たな新説を打ち立てました。今、地震にかかる火山活動は海溝型の地震から直下型地震へと
変化を遂げています。日本列島内に存在する火山帯は
九州霧島火山帯の桜島や新燃岳の火山活動にて
それなりに結果を出してお隣の白山火山帯へ炎のバトンを渡し、
白山では伊予灘沖での震度5の地震で一つの形になり、乗鞍火山帯に炎のバトンを繋げ、
バトンが富士と乗鞍火山帯をシーソーのように行ったり来たりを繰り返し
乗鞍火山帯での群発地震として形に出たのだと思います。つまりは

『火山帯の活動は震度が低い内は行ったり来たりとシーソーする』
『火山活動は必ずしも大地震や大噴火に繋がる訳では無くそれなりの結果になる場合もある』

何とも曖昧な仮説です。これ位で良いんだよ。俺が真剣に取り組んでも解決しない事だしね。
しかもそれなりの結果にしか繋がらないというどうも楽観的な考えです。

一時は富士山まで約30㌔の位置まで迫った震源地の移行をさせていましたが、ひとまず富士から乗鞍火山帯へ
バトンを戻しての群発地震は震源地を約120㎞離した事になる。しかしこれが大地震の兆候しての前震の地震ならば、
約2週間は様子を見なくてはいけません。この火山活動に燃岳は耐えられるかどうかです。
そして乗鞍火山帯から富士火山帯への炎のバトンの受け渡しが行われるかどうかです。

富士山の場合は1707年の宝永の大噴火以来、約300年以上噴火してないので頂上火口がワインのコルク栓のように
詰められている方が安心して居られるけど、どうなのだろうね。難しい処です。
いよいよこのような内容を書く時が来たのかと感傷的な部分もありますが、大きな災害にならないように
マグマの甘噛みで済んで欲しい処です。

乗鞍火山帯で地震が観測されるようになったのは4月2日頃からです。富士山から120㎞
富士山近くに震源地を置く地震が観測されるようになったのは4月15日頃からです。富士山から30㎞
地震が観測されるようになってから1か月ほどで何らかの影響が現れる一つのパターンだとするならば、
今月の中旬以降には富士山近くの震源による火山活動が1か月を迎えます。何せ今回の飛騨地方は距離的に
130㎞以内に富士山があるのでこちらの方も注意が必要かと思います。

この飛騨地方群発地震の特徴である震源までの距離がごく浅いとの表現は震源まで10㎞以内を示します。
地球の表面を覆う地殻の厚さは、リンゴの皮程度の薄さしかない、その下をマントルという固い層があり
その下にマグマが流れている。地殻とマントルの層をリンスフェアと呼び、その厚さが大陸部では約120㎞ありやす。

富士山が噴火する為にはこの約120㎞の地殻とマントルの層を破りマグマが噴出してこないと噴火しない。
そこで今回の飛騨地方の群発地震の震源を浅くもつ地下活動には何が要因なのかはっきりしないんです。
地下奥深くにあるマントルの下のマグマが動き出し地表面まで迫ってくるものだと考えてしえば、燃岳の噴火は
危惧しなくてはいけないのですが、プレート溝に引き込まれた地盤の亀裂によって起こるものであるとするならば、
それほど大きな地震には繋がらないと思います。
これが、それなりの結果にしかならないという根拠です。

だがしかし、この地震によってできた地盤の亀裂により、噴火を誘発する危険も存在する。そこを踏まて、
4月15日頃から確認されだした、富士山に近い震源を持つ地震を考えていきたいものだ。
この2週間は乗鞍火山帯における群発地震の動向と富士東部に位置する道志渓谷を震源地にもつ地震の観測に注意だ。
炎のバトンを渡さないで欲しいものです。








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