以下は9/9-10日にウィーンで開催されたOPEC総会のプレスリリースの概要である。
・世界の石油市場の供給量及び備蓄量は充分であると認識。
・最近の価格急落は供給過多、強含みのドル、地政学的緊張の緩和が原因
・昨年9月の生産割当量を維持することに決定。割当量は新加盟のアンゴラ、エクアドルを含める一方インドネシア、イラクを除けば2,880万B/Dである。 (*)
・インドネシアのOPEC正式メンバーからの離脱を承認
・来年1年間の総会議長にコスタ・アンゴラ石油相を選出
・次回臨時総会は12/17日、アルジェリアのオランで開催
・通常総会は来年3/15日、ウィーンで開催
*各国別割当量(1,000B/D)
Algeria(1,357), Angola(1,900), Ecuador(520), Iran(3,817), Kuwait(2,531), Libya(1,712), Nigeria(2,163), Qatar(828), Saudi Arabia(8,943), UAE(2,567), Venezuela(2,470)
参考ブログ:「OPECはどこへ行く」(シリーズ全12回)
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