日本各地で、そして太平洋上で、多くの人が日食を心待ちにし楽しんだ7月22日、お昼前。日本では46年ぶり、そして次回は26年後とのことで、熱狂ぶりがわかります。
ルーマニアで直近の皆既日食は、1999年8月11日14時ごろ。「20世紀最後の皆既日食」と話題になり、首都ブカレストでも見ることが出来たので、世界中から多くのファンが詰め掛けたそうです。
(当時、皆既日食ツアーに参加された方のサイトはこちらから。)
記念紙幣も発行されました(上の写真~正確にいうとプラスチック・ポリマー貨幣)。額面2000レイですが、これはデノミ(=2005年7月1日)前のもの。今でいうところの20バニ。この10年でインフレが進み、貨幣価値も大きく変わりました。
今ではこの通貨、骨董市やアンティークショップなどで見かけます。わりと頻繁に出会いますが、お値段まちまち。5レイくらいのときもあり。単純計算すると、額面の25倍。プレミアが付くのはやっぱり記念紙幣。わたしも1枚、コレクション。
追記:ルーマニアのインフレ(Wikipediaより抜粋)
共産主義体制が崩壊した後の1990年には外国通貨の所持が合法化された。1990年代は改革の失敗により急激なインフレが進行し、1993年にはインフレ率は年間300%にのぼった。2003年の時点で、1ユーロはピーク時には4万レイ以上で取引された。1990年代後半から2000年代には金融政策も成功をみせ、次第に経済状況は安定化していった。2005年にはインフレ率はパーセントで1桁まで下がった。
2005年7月1日、ルーマニア・レウは再び通貨単位の変更が行われ、それまでの1万レイ(ROL)を新1レイ(RON)とした。
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