ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ゴールドネックレス引ったくり事件発生

2009-07-20 | ルーマニア&あちこちで・びっくり


緯度が高いルーマニアの首都ブカレスト(注:参照)、夏至を過ぎたとはいえ日没はいぜん夜の9時近く。夜の8時くらいでも、夕方、という感覚。

先月のとあるウィークディ、やや暗くなりかけてからの時間帯に、地下鉄アヴィアトール駅構内でルーマニア人女性が首につけていたゴールドのネックレスが引きちぎられ、引ったくられる事件が発生。
 
安全確保のため、地下鉄各駅には複数の警備員が配置されています。この人たち、見るからに強靭そうな体格。犯人は即座に警備員によって取り押さえられ、ポリス・メトロウ(地下鉄警察)に引き渡されます。
 
警察官は主な乗換駅や大きな駅にだけ複数で配置。この日連絡を受けたのは、最寄り駅のビクトリエ駅に勤務していた警察官。現場駅へ急行、犯人を連行し、調書をとるのですが・・・犯人、まったく何もしゃべらず、明かさず、書かず。「本当に時間を取られたよ。」とマイダーリン。深夜2時を廻っての帰宅でした。余りカッカしていなくて、単にお疲れの様子、別の警察官に引き継ぎ、調書を取るのはその警官の担当だったようです。
 
この手の荒っぽい事件、しばしば起こるそうです。私もブカレストに来た当初、「ゴールドのネックレスをしていると、狙われるよ、危ないよ。」と始終、言われたもの。まさか街中で白昼堂々と引ったくっていく輩などいないだろう、とタカをくくり、その後も何もないので、余り気にしていなかったのですが・・・・。
 
同じような首からの引ったくり事件、日本人女性も被害にあっているそうです。しかも旅行者ではなく、JICAのボランティアとしてルーマニアに滞在されていたかた(現在は任期を終え帰国)。ブカレストの治安についても注意を払っておられたと思うけれど・・・。
 
この事件を聞いて以来、地下鉄に乗るとき、バスに乗るとき、気にしてルーマニア人女性の首元を見てみると、ゴールドのネックレスをしているひと、ほんの少数。夏場なので胸元のあいた服装、首周りに何かアクセサリーを付けたくなるけれど、ゴールドをしている人はごく少ないのです。
 
やはりみんな、自衛しています。わざわざ狙われるものを、首に巻きつけておく必要なし。ショートカットの私なら、せめて襟付きの服を着るときにアクセサリーをつけるようにして、後ろから狙われないようにしなくては。
 
自分の身は自分で守ること、襲われて怖い思いをするのは自分、ひったくられるだけならまだしも、衝突され転倒でもすると事故になる危険度も大。自分で要注意。

一番上の写真は、地下鉄M3新線のホーム。電車が発着し、乗降客が行き過ぎてしまうと、ポツリと寂しくなることあり。ここはまだ新しくて明るいのですが、いつでもどこでも油断禁物。

注:ブカレストの緯度(44度25分)は、北海道(札幌で北緯43度)と同じくらい。

ついでに:
私がジプシーに襲われた事件はこちらから。怖い思いをしたけれど、実害は無し、よって襲撃未遂事件。

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